夏のセールもひと段落し、ブランドからは徐々に最新の秋冬アイテムが届き始める時期。まだまだ暑さは続いてますが、ファッション好きであれば新たにワードローブに迎えるアイテムをリサーチしてる人も多いのでは?そこで今回は「F/STORE」で注目する3ブランドにフォーカスし、セールスやスタイリスト、アーティストなどブランドを愛するLOVERたちに今シーズンゲットしたい注目の新作を聞いてみました。
第3回目はニューヨークや東京のデザイナーズブランドで経験を積んだデザイナーのサカイ カナコが2022年春夏シーズンに立ち上げたブランド「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」。秋支度に何を買えば良いのか悩ましい今こそ、LOVERたちが選んだ逸品をチェックしてみては?紹介アイテムは「F/STORE」で予約販売中です。
目次
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KANAKO SAKAIってどんなブランド?
「カナコ サカイ」は2022年春夏シーズンにデビューした気鋭ブランド。デザイナーのサカイカナコはパーソンズ美術大学出身で、在学中から「3.1 フィリップ リム」や「プロエンザ スクーラー」のデザインチームで経験を積み、帰国後に国内外のデザイナーズブランドに勤務し、2021年に独立した実力者。"時間を超えて愛される服"を目指し、日本的美意識を取り入れながら都会的かつリラックス感のあるウェアを提案しています。
23AWコレクションの特徴は?
"感情的な衣服をつくりたい"という思いからスタートした2023AWは、日本全国の産地に足を運び、シンプルに良いと感じたものや人と作り上げた、プリミティブな感情に重きを置いて制作。赤や青、黄色といったプリミティブな色味をカラーパレットに、素材は徳島の藍染め職人による絞り染めのベルベットや、豊かな奥行きを生み出すムラ染めされたモヘアシャギーなどを使用しています。
入江陽子(スタイリスト)
-ブランドを知ったきっかけと魅力は?
ブランドを始める前からの友人です。こだわりのテキスタイルのおかげか着やすいのにほどよくエッジが効いていて品もある。なによりデザイナーのカナコさんのような芯の強い女性像を打ち出しているところが魅力的だと思っています。
-23AWで気になるアイテムと理由は?また、そのアイテムを使ったスタイリングイメージがあれば読者へアドバイスをお願いします!
「モヘアシャギーブレザー(MOHAIR SHAGGY BLAZER)」です。淡いカラーグラデーションが美しいのにほっこりせずモダン。ルックのようにワンピを合わせてもフェミニンになりすぎなくていいし、さらっとセットアップスーツとか、デニムに合わせても普通にならない主役感があると思います。
Instagram:@yoppy0105
RUNG HYANG(シンガーソングライター/プロデューサー)
-ブランドを知ったきっかけと魅力は?
共通の友人の紹介で知りました。アーティスティックかつエッジーでありながらどんなシチュエーションにも溶け込むことができ、細やかなディテール、都会的なモード感がありながらも、かなり着心地が良く、気張らずキメることができる。体の関節やラインひとつひとつを常に美しく見せてくれる。MVやライブでの衣装はもちろんパーティーや普段着としても愛用しております。
-23AWで気になるアイテムと理由は?また、そのアイテムを使ったスタイリングイメージがあれば読者へアドバイスをお願いします!
「ベルベットドレス(VELVET DRESS)」。その質感と色味、エレガントなラインに改めて「カナコ サカイ」の凄みを感じたアイテムの1つ。繊細でありながら決して貧弱ではないしなやかな佇まいが好きです。シースルーのトップスなどを中に着るのも良さそうですが、カナコ サカイのアイテムは女性の体を美しく魅せてくれるので思い切って素肌に1枚サラッと着用、男前なジャケットを肩に羽織るくらいがちょうどいいかも。
Instagram:@runghyang
福岡県・筑豊生まれの在日コリアン3世。 卒園ソングをテーマにした「さくらびより」がYouTubeで話題を呼び2012年 にメジャーデビュー、情報番組や音楽番組に多数出演。 自身の活動のみならず多くのプロデュースも手掛け、eill、瑛人、YAMORI、松本千夏など話題のアーティストを輩出する「ルンヒャンゼミ」が各方面で 注目を集めTVでも特集が組まれるほど。 SIRUP、韻シスト、向井太⼀、Claquepotといった⾳楽シーン重要人物とのフィーチャリング楽曲も次々と発表し話題。 誰かの生活を覗き見しているようなリアルなリリックと、Jazz、Hip Hop、 Soul、フォークと様々なジャンルを取り入れた「雑食」スタイルで進化を続 けるシンガー ”ソウル” ライター。 パーソナリティーを務めるBlock fm『恋と⾳楽のマッチングサプリ』(通称 ラブサプ)第2第4火曜日23:00-24:00 生放送。 番組内ではリスナーの無茶振りに応える「お題セッション」や、お悩みに応える即興アンサーサプリソソングが話題。 2022年より大阪音楽大学 特任教授就任
Maki Ehara(SEIYA NAKAMURA 2.24 INC.Domestic Sales Director)
-23AWでおすすめのアイテムと理由は?
わたしのおすすめは「カナコ サカイ」の名品と言える定番のトラウザーです。1番のポイントは、美しいパターンメイキングから作り上げられたシルエット美。ヒップから裾にかけて身体のラインをより綺麗に魅せてくれ、オフスケールヴィストという日本独自の特殊加工を施しているので艶感を出しつつもしっかりとした生地感でラグジュアリーな雰囲気を持たせています。このトラウザー1本で普段のスタイリングがグレードアップすること間違いなし。シンプルなTシャツからビジネスライクなシャツやブラウスなどトップスの合わせには困らない万能品なので是非多くの方々に、こだわりの逸品を試して頂きたいです。
Y.A(F/STORE ディレクター)
-ブランドを知ったきっかけと魅力は?
ブランドの存在自体を知ったという意味では、デビューシーズンの22SSシーズンです。編集部宛の展示会の案内を見て気になってはいたのですが、タイミングが合わず展示会に行くことはできなかったので記事でブランドのアウトラインを掴んだという感じでした。23SSのタイミングで展示会にお邪魔し、直接商品を見ながらデザイナーのサカイさんとお話もさせていただき、改めて素敵なブランドだと感じてお取り扱いをオファーさせていただきました。
魅力については、まずは素材や生地のクオリティの高さでしょうか。日本の産地とタッグを組みオリジナルで開発した生地は、"義務"ではなく"自然"と永く着たいと思わせてくれる、まさに"時間を超えて愛される服"というブランドコンセプト通りのものだと思います。サカイさん自身が海外で暮らしたことで気付いた日本人的美意識を取り入れたというデザインも、性別問わず愛用することができ、価値を共有・共感ができるというF/STOREのコンセプト通りだと感じます。
-23AWで気になるアイテムと理由は?また、そのアイテムを使ったスタイリングイメージがあれば読者へアドバイスをお願いします!
「ウールワイドトラウザーズ(WOOL WIDE TROUSERS)」です。個人的にウィメンズブランドのパンツはサイズが合うなら男性も買いだと思ってます。女性を美しく魅せるためにこだわり抜いたシルエットは男性が穿いても当然良いわけで。このパンツは特殊な加工で肉感と反発感を出したウールギャバジンの生地を使用しているため、腰から裾にかけて綺麗に広がるAラインシルエットが引き立ちます。
ミニマルなデザインなので合わせるアイテムに困るということはないと思うのですが、今すぐ着るならシンプルに無地のTシャツをタックインして足元はサンダルというパンツを主役にしたスタイリングがおすすめです。秋口にはテロっとしたシルクのシャツを合わせて素材のコントラストを楽しみたいですね。
■「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」最新コレクションのその他アイテムも「F/STORE」で予約販売中。
>>詳細はこちら
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