インサイド

■「ルイ・ヴィトン×草間彌生」第1弾：2023年1月1日（日･祝）第2弾：2023年3月31日（金）ルイ・ヴィトンの各店舗で販売開始予定ラインナップ：プレタポルテ／バッグ／シューズ／アクセサリー／ラゲージ & トランク／フレグランス新宿駅東口：草間彌生が画面から飛び出る3D動画　JR新宿駅・東口駅前広場前の交差点頭上に注目です。湾曲した最新の4Kディスプレイには、カボチャを被った"アバター草間彌生"が登場。横断歩道の行き交う人々を覗き込んでいるかのようなシュールな3D動画が流れています。まるでディスプレイから飛び出てくるような臨場感のある1分弱の映像は、信号待ちの人や行き交う人々も思わず見入ってしまうほどのインパクト。■新宿駅東口 3D動画広告期間：〜2022年12月7日（水）上映時間: 7:00〜25:00渋谷スクランブル交差点：ダイナミックな広告ジャック　世界的にも知られる渋谷のランドマーク、スクランブル交差点では、左から右までマルチヴィジョンをジャック。アバター草間彌生の頭上にモデルが乗っかり、ひょこっと顔を出している一連の動画が8面に映し出されています。シンプルな白背景に赤毛のおかっぱ頭と、街の喧噪に相反するような静寂さが流れるBGMが印象的。さまざまなネオンが混在する渋谷の風景の一部として、ダイナミックに展開されています。■渋谷スクランブル交差点期間：〜2022年12月5日（月）上映時間：9:00〜24:00東京駅前行幸通り：丸の内で体験したい3スポットインスタレーション　東京駅丸の内中央口から皇居前の和田倉門交差点をつなぐ行幸通りには3つのスポットが展開。一つ目はガラス張りのボックスインスタレーションです。こちらは、スマートフォンでQRコードを読み込んでインスタレーションをタップすると、ユニークなAR（拡張）フィルターが作動するという仕組み。撮影した静止画や動画はダウンロードしてSNSなどにも投稿ができます。いくつかのスポットで設置されたARフィルターは各ロケーションに応じて異なるバージョンで登場するので、ぜひ全部制覇してみて。セルフィーで撮るとまた違ったエフェクトが現れるかも...？■東京駅前行幸通りインスタレーション期間：〜2022年12月25日（日）時間：11:00〜22:00＊ARありスケートリンク　ホリデーシーズンの風物詩、スケートリンクもコラボ仕様に。行幸通りに今年初めて設営された期間限定のスケートリンクは、縦9メートル×横26メートルの広さ。表面が氷でなく、樹脂でできたエコ仕様のリンクなんだとか。LV フィッシュ・カフェ　寒空の中スケートを楽しんだあとには、温かいドリンクなんていかがでしょう？ スケートリンク横にオープンした「LV フィッシュ・カフェ」ではクランベリージンジャーティーなどのメニューを"フィッシュカー"で提供しています。■東京駅前行幸通りスケートリンク＋LV フィッシュ・カフェ（＊ARあり）期間：〜2022年12月25日（金）時間：11:00〜20:00※スケートリンクの利用は要予約プリンス芝公園／東京タワー：街のシンボルもドット仕様に　東京タワーのお膝元、芝公園エリア周辺に近づくやいなや、ドットカラーの特別仕様に点灯された東京のシンボル、東京タワーが目に飛び込んできます。12月は16日〜18日、23〜25日に再びスペシャルライトアップの東京タワーを見ることができるので要チェックです。　カラフルな東京タワーを背に写真に収めたいのは、プリンス芝公園に展示された草間彌生の代表的な作品の一つでもあるカボチャの浮遊するオブジェやメタルドットで形作られたLVロゴのインスタレーション。こちらもARフィルターでの撮影が楽しめるフォトスポットです。■プリンス芝公園インスタレーション期間: 〜2022年12月29日（木）時間：8:00〜22:00（ライトアップ 16:00〜20:00）※最終日12月29日のみ20:00まで■東京タワー期間：2022年12月16日（金）〜18日（日）、23日（金）〜25日（日）*追加時間：17:00〜24:00＊どちらもARあり増上寺：東京の名所も水玉一色　増上寺では「ペインティッド ドット」を施したインスタレーションが登場。ARを通して映し出されるポップなドットは荘厳な大殿と、アーティスティックに融合。背景の東京タワーと一枚の写真に収めると、まるで一つの作品のように見えます。■増上寺 期間：〜2022年12月5日（月）時間：8:00〜22:00 ＊ARあり※12月5日のみ8:00〜18:00（ライトアップ16:00〜20:00）※参道のペインティッド ドットは撮影日のみの演出　東京の街全体をキャンバスに、ルイ・ヴィトンと草間彌生のビジョンが描き出されたスペシャルインスタレーション。街中で展開されるインスタレーションは、草間彌生の作風でもある"ハプニング"にも通ずる表現方法で、見るものを作品の中へと引き込みます。1月のコラボコレクション発売を前に「ルイ・ヴィトン×草間彌生」の世界観をあなたも体験してみては？※実施内容や日時は変更になる場合があります。※ 最新情報はルイ･ヴィトンの公式ホームページでご覧ください。

LOUIS VUITTON

Fashion

東京の街が水玉でジャック！「ルイ・ヴィトン×草間彌生」スペシャルインスタレーション徹底ガイド

　体験型ARは、切り絵作家のロブ・ライアンが制作したヴィジュアルを、「新宿東口の猫」などで知られるメディアアーティスト山本信一がARアニメーションにすることで実現。梅田、京都、神戸、東京、札幌、下関、名古屋、静岡、高槻の大丸・松坂屋の全国9店舗で開催されています。ロブ・ライアン（Rob Ryan）ロンドンを拠点に、2002年から切り絵の手法を使って作品を制作する切り絵作家。ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム（Victoria & Albert Museum）やフォートナム・アンド・メイソン（Fortnum & Mason）など有名美術館との協業をはじめ、「ポールスミス（Paul Smith）」、UKヴォーグ（UK VOUGE）とのコラボレーションなどファッション業界でも注目を集めている。大丸との取り組みは2007年からスタート。以降2022年までの22年間ホリデイコレクションのメインクリエイティブを担当している。ロブ・ライアンが創り出す「HAPPY HOLIDAYS」の世界観を体験してみた　それでは早速、三井菜那さんと一緒にARを体験！「HAPPY HOLIDAYS」の世界観を楽しむための3ステップを紹介します。STEP1：館内のQRコードと3つのARマーカーを順番に読み込む　まずは館内の特別ブース内に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込みましょう。専用のアプリは不要なのでスマートフォンひとつでOK。順番にQRコードとARマーカーを読み込んでいき、ストーリー仕立てで用意された3つのアニメーションを楽しみましょう。STEP2：切り絵が動き回るアニメーションが登場　画面内にアニメーションが表示され、まるで自分が切り絵の世界に入ったよう。右下に出てくる「ピンクのBOXをカメラで追いかけて！」「次のマーカーを読み込んで！」などの指示に従ってスマートフォンを動かすとストーリー仕立てでアニメーションが進んでいきます。STEP3：限定フォトフレームで写真撮影を楽しもう　3つ目のアニメーションが終わると限定のフォトフレームが登場！　内カメラ、外カメラを切り替えることも可能です。写真は友達に送ったり、SNSでシェアしたり、楽しみ方はたくさん。素敵なクリスマスの思い出になる事間違いなしです！スペシャルARを体験する様子を動画でもチェック

アートの世界に入り込む没入型ARを大丸・松坂屋で楽しむための3つのステップ

　デザイナーの山岸慎平は、ARを「未来」だと語る。スマホでコードを読み取るだけで画面の中に本来存在しないものが映る。SFのようだと少年心をくすぐられ、山岸は今回のフィジカルショーにブランドとして初めてARを融合させた。「素敵なショーやかっこいいショーはたくさん見てきたし、いつでもできる。でも今大事なのは、時代にフィットするショーをすること」（山岸）。デジタルに疎く、ARとVR（仮想現実）の違いも分からなかったと話す山岸だが、AR技術のパイオニアであるクレッセント（CRESCENT）に協力を依頼し、ショーを実現させた。　今回のショー会場は、天王洲の「WHAT CAFE」。ワンフロアで遮るものがない広々とした会場では、モデルのメイクや着替えがパーテーションなどがない状態で行われ、演者と観客が混在した和やかな空気が流れていた。会場に入ると、インビテーションと引き換えに複数のQRコードが印字されたオレンジ色の用紙が渡された。それぞれのコードの下には、モデルの名前が記載されており、コードをカメラで読み取ると画面の中にベッドフォードの新作を身にまとったモデルが現れる。画面の中のモデルの服装はフィジカルショーで着用するアイテムとリンクしており、どこにいてもモデルが目の前にいるような没入感で画面の中でランウェイを楽しむことができる仕組みだ。また、会場には装着するだけで目の前にモデルが現れるARゴーグルが用意されるなど、拡張現実を体験できる仕掛けを揃えた。　ショーが始まると、それまでのAR体験での和やかな雰囲気とは打って変わって緊張感のある雰囲気の中、モデルたちがランウェイを闊歩。先刻まで拡張現実の世界に没頭していた観客は、リアルで開催するフィジカルショーならではの空気感を鮮烈に感じることになる。　新作コレクションでは、レッド、グリーンを使用した色鮮やかなボアコートやタイダイ柄のインナーとは対照的に、サーモンピンクやペールブルーなどの淡い色味のアイテムも発表した。また、ピースマークをあしらったアイテムも登場。ロシアウクライナ間の戦争との関連を問われたが、山岸は「『男の子』をテーマに服作りをしているので、男の子が守りたい愛と平和をデザインに落とし込んだ」と語り、直接的な意図はないとした。ショーのフィナーレでは、これまで登場したモデルがそれぞれのQRコードの前に並び、リアルとAR両方を一度に体験できる機会を提供した。　東京でのショーを終え、山岸の視線はパリへと向かう。2020年秋冬コレクションでは、「メゾン ミハラヤスヒロ（Maison MIHARA YASUHIRO）」のパリでのショーの時間を借り受け、ゲリラ的にショーを開催。その後、新型コロナウイルスの感染が拡大し、再びパリでショーを開催するには至っていないが、パリへの想いはずっと胸に秘めているという。「デジタルで十分良さは伝わると言われても、やはり現地に行かないと伝わらないものがある」とし、6月に開催されるパリファッションウィークへの参加に意欲を見せた。　そして今回はARを取り入れたが、ベースにあるのはフィジカルショーへのこだわり。「I am rooted, but I flow」という今回のコレクションテーマが示唆するように、山岸は「新しいものは積極的に取り入れていきたいが、そこをメインにしてしまうと根幹の部分がぶれてしまう。ベースはあくまでもフィジカル」とリアルで服を見せることの重要性について言及した。

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