インサイド

大自然の中に現れる壮大な滝をイメージ　大自然からインスピレーションを受けているソヴァージュ フレグランスのシリーズは、その記憶に残るフレッシュで力強い香りが特徴的。クルジャン氏は新作の創作にあたり、力強い轟音と共に水が降り注ぐ壮大な滝の情景にインスパイアされ、水の力により原料の新しい側面を引き出すアイデアを形にした。　デビューから変わらず、凛とした力強さで人々を魅了する神尾。ソヴァージュ オー フォルトのインスピレーション源となった滝にまつわる思い出は、「小さい頃に栃木県の華厳の滝に行ったのですが、迫力と神秘さを感じました」と幼いながらに印象深く記憶に残ったことを話してくれた。今年は自身が出演するドラマのメインテーマを歌唱するなど、挑戦を続ける神尾のインスピレーションは何なのか。「友達と話してる時が、1番インスピレーションを受けているかもしれないです。俳優の友達からも、他の仕事をしてる方からも受けることもありますね」。水でスパイスを飽和する、ウェットでセンシュアルな新しい感覚　息をのむような滝の力強さを伝えるためにクルジャン氏がたどり着いたのは、古典的なシトラスの爽やかさから離れ、スパイスを際立たせること。時に冷たく、時には温かみを帯びて漂うスパイスを水で飽和させることで、スパイシーさが一層高められ、さらにエレミをぜいたくに添えることで、力強さが増す。同様に、降り注ぐ大量の水で飽和されたラベンダーのウェットかつセンシュアルな香りと合わせ、力強いムスキーウッドのベースで支えることで、スパイシーでセンシュアルな香りが濃密に広がってゆく。センシュアルでモダンな香り立ちを叶える革新的なウォーターベース処方　このウェットかつセンシュアルなフレッシュさと力強さの共存に欠かせないのが、ディオール独自の革新的なテクノロジーにより実現したアルコールフリーのウォーターベース処方。特徴的な乳白色のリキッドは、ウォーターベースフォーミュラとフレグランスオイルの融合によって生まれたもの。アルコールの揮発がないゆ絵に一般的なシトラスのトップノートだけが際立つことなく、肌全体に香りを溶け込ませることができる。流動的な水のように絶え間なく、ウォーターベースならではのみずみずしさをパワフルに持続させる。ミッドナイトブルーからクリアな色調へと移ろう深い陰影に染まったボトルに閉じ込められた香りは、ひとたびスプレーすれば豊かに香り立つ。　常に挑戦を続けるクルジャン氏にちなみ、神尾に今年やり残したことと来年挑戦したいことを聞いてみると、25歳の等身大の答えが返ってきた。「今年はあまり実家や祖父母の家に帰れてないので、顔を出しに行きたいですね。来年は海外旅行に挑戦したいと思っています。プライベートでは行ったことがないので、行ってみたいです！」。

DIOR

Beauty

神尾楓珠が浸る、ソヴァージュの新フレグランス「オー フォルト」の世界

　■いちばんすきな花多部未華子（潮ゆくえ）、松下洸平（春木椿）、今田美桜（深雪夜々）、神尾楓珠（佐藤紅葉）のクアトロ主演。年齢、性別、育ってきた環境が異なる男女4人が、ふとした出来事を機に巡り会い、「友情」と「愛情」というテーマに自然と向き合っていく。“二人組になれなかったすべての人”に贈る物語り。脚本：生方美久（『silent』、第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』）音楽：得田真裕（『silent』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『アンナチュラル』『MIU404』など）プロデュース：村瀬健（『silent』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など）演出：髙野舞（『silent』『アライブ がん専門医のカルテ』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など）　最後まで人に優しく、言葉に厳しいドラマだった。先日最終回が放送された2023年10月期フジテレビ系ドラマ「いちばんすきな花」の話だ。対人関係に悩む4人の若者が奇跡的な偶然から1つの家に集い、新しい友人関係を築き、それぞれの悩みを乗り越えていくヒューマンコメディドラマだった。　近年稀に見る、口コミでの説明が難しいドラマでもあった。ドラマ本編を観ていない人に面白さを伝えるのがこれほど難しいドラマはなかなかない。前述の筆者のドラマ説明にも、都合により丸めた方便が多分に含まれている。　まず、主人公が「4人」というのは半分本当で、半分嘘だ。ゆくえ（多部未華子）は長年の親友・赤田（仲野太賀）の結婚により、2人で会えなくなったことに納得がいかない。椿（松下洸平）は婚約者（臼田あさ美）の浮気により、2人が向き合えていなかったことを認識する。夜々（今田美桜）は容姿端麗な女子として、男らからの性的な視線の集中から逃げながら生きる。紅葉（神尾楓珠）は社交性の高さゆえ、かえって2人きりで人と向き合うことを恐れて友人がいない。　「クアトロ主演」という聞き慣れない宣伝文句で並べられた4人の主役級俳優は、不調なテレビドラマ業界が苦肉の策として流行らせている「ダブル主演」「トリプル主演」とは訳が違った。主人公4人の共通点は「2人組という単位を過剰に個人に押し付ける社会に適応出来ず、あぶれた」という点だけだ。最終回まで、実質誰か1人が主役だったという偏りもなく、均等に主人公らしさが配分されていた。1人の主人公では描けない世界へのフラットな視線。3人グループだと2人組ができた時に誰かが1人になってしまう。4人という人数には確かに必然があった。　しかし、その4人という布陣も二転三転する。後半、不在の中心・美鳥（田中麗奈）がミステリの黒幕のように浮上し、物語の構造を逆転させる。以降、美鳥の視点を通して主人公4人を客観的に見つめるシークエンスが繰り返される。真の主人公は遅れてきた美鳥だ、と言って過言ではない。最終回、椿（松下洸平）の家に集まる4人が総入れ替えになるトリッキーな展開も「主人公が4人」と説明し切らせないための自己言及だ。　美鳥の登場によって、4人の邂逅（かいこう）を「偶然」とも言えなくなる。冒頭の説明は嘘だらけなのだ。家庭環境や社会性に困難を抱えていた美鳥はライフステージごとに別の顔で主人公の4人と出逢っていた。彼らは多数派が美鳥に貼るレッテルに流されず、美鳥と個人として向き合った数少ない人だった。椿の家に4人が集まったのも偶然のように描かれるが、半ば必然であったことが解き明かされる。　白状してしまおう。主人公たちが「悩みを乗り越える」も嘘だ。「4人は4人」というシェルターを得たことで少しだけ外の社会に期待しなくなっただけだ。ゆくえは赤田と引き続き自由には会えないし、椿の職場での舐められ方は変わらない。夜々は職場で色目を使ってくる同僚に心を開かないし、紅葉が飲み会から帰る時にはほとんど誰にも気づかれない。それを「乗り越えた」と読みたがるのは多数派の思考だ。かすり傷にも生存性バイアスにも気づかず、自身の成功体験を振り翳して他者にも成長を押し付ける人たちの論理だ。成長しなくていい。一方向に流れなくていい。わかりやすくあろうとしなくていい。人と向き合う時に自分の理解に当てはめず、言葉を信じながらも疑う。　このドラマが示したコミュニケーションの形は愚直なまでに誠実だ。テレビドラマのわかりやすさを徹底的に解体しようとする、無謀な企画だが、これまでの物語に救済の回路がなかった多くの人の光となった。　「口コミでの説明が難しい」と、自分に言い聞かせるようについてきた嘘も捨てなければならない。口コミに、コミュニケーションに、制限時間は本当はない。現代を生きる我々が勝手にタイムリミットを自縄自縛で設定して勝手に焦っているだけだ。赤田は妻にゆくえとの関係を「ちゃんと」説明したが拒まれたのに、改めて説明の機会を得て、理解された。このドラマを語る時に言葉を選ぶ我々の態度が、社会への期待値を下げながら、圧力も下げていく。混迷と諦念の時代に物語が世界を変えるとしたら、こういう形なのだと思えた秋だった。■Some NAILs：最近の...大島のネイル 『いちばんすきな花』がスタート時期に、自分が宣伝で長期間関わっていた映画『キリエのうた』が公開されたので、そのイメージカラーのネイルをしていました。

Lifestyle

ついでに、俺のネイルも見て！

【大島育宙のドラマ・サム・ネイルズ】「いちばんすきな花」評　嘘だらけの世界に光を探す

神尾楓珠＜サンローラン＞／＜ディースクエアード＞　2月8日に放送された日本テレビの「しゃべくり007」には、俳優の神尾楓珠さんが出演。“国宝級NEXTイケメン“と話題の神尾さんは「サンローラン（SAINT LAURENT）」2021年春夏メンズコレクションのセットアップを着こなしていました。神尾さんの凛とした雰囲気にスタイリッシュなデザインがマッチしています。　神尾さんは2月11日にバラエティ番組「メレンゲの気持ち」にも出演。「ディースクエアード（DSQUARED2）」のメンズ2021年春夏プレコレクションから、フロントのステッカー風デザインが目を引く5分丈のシャツを着用していました。木村文乃＜ナゴンスタンス＞　女優の木村文乃さんが2月2日放送の日本テレビ系バラエティ番組「火曜サプライズ」にゲスト出演。木村さんが着用したパープルのニットは「ナゴンスタンス（någonstans）」の2020年秋冬コレクションのものでした。黒のボトムスに同系色のシャツを合わせることで、ニットの鮮やかさが際立っています。三吉彩花＜シャッツィ・チェン＞　2月4日に開催された「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」で「話題女優賞」を受賞した三吉彩花さん。デコルテの美しさが際立つドレスは、台湾発のファッションブランド「シャッツィ・チェン（SHIATZY CHEN）」の2021年春夏コレクションのもの。ブラックのパンプスは「ジミー チュウ（JIMMY CHOO）」をセレクトしています。池田エライザ＜マーク ジェイコブス＞　池田エライザさんが2月5日、テレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」に初登場。「マーク ジェイコブス（MARC JACOBS）」の2020年フォールコレクションからチェック柄のセットアップを身に付け、ジョン・レノンの名曲「Imagine」のカバーを披露しました。松井愛莉＜ディオール＞　2月4日に開催された映画「名も無き世界のエンドロール」の記念舞台挨拶に松井愛莉さんが登壇。衣装は「ディオール（DIOR）」の2021年クルーズ コレクションのもので、フロントにボタニカルモチーフの刺繍があしらわれたワンピースをチョイスしていました。森七菜＜マウジー＞　TBSのバラエティ番組「林先生の初耳学」の2月14日の放送回では、ゲストに女優の森七菜さんが登場。水彩画のようなグラフィックが印象的なワンピースは「アズール バイ マウジー（AZUL by moussy）」の2021年プレスプリングコレクションから。　ちなみに、このワンピースは同番組の2月8日放送回に出演したユーチューバーのAKIHOさんも着用していました。木村佳乃＜マリーン・セル＞　2月11日に行われた、映画「ファーストラヴ」の初日舞台挨拶に登壇した木村佳乃さんは、「マリーン・セル（MARINE SERRE）」の2020-21年秋冬コレクションのワンピースを着用。デコルテから首元にかけて、アイコニックな三日月柄があしらわれています。芳根京子＜ジャンシドゥーム＞　木村佳乃さんと同じく映画「ファーストラヴ」の初日舞台挨拶に登壇した芳根京子さんは、2021年春夏シーズンにデビューしたばかりのブランド「ジャンシドゥーム（Jancidium）」のワンピースをチョイス。色鮮やかなグリーンのグラフィックが芳根さんの爽やかな雰囲気とぴったりです。綾瀬はるか＜ドルチェ&ガッバーナ＞　TBS日曜劇場「天国と地獄 〜サイコな２人〜」で高橋一生さんとダブル主演を務める綾瀬はるかさん。2月14日放送の第5話では、女スパイ風の衣装として「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」のブラックドレスを着用していました。劇中にはドルチェ&ガッバーナの銀座店も登場。森泉＜スポーツマックス＞　日本テレビのバラエティ番組「おしゃれイズム」で司会のひとりを務める森泉さん。2月14日放送回では「スポーツマックス（SPORTMAX）」の2021年春夏コレクションのドレスをセレクト。肩周りのカッティングが特徴的なドレスに、コレクションルックと同様のシルバーのバングルを合わせていました。水原希子＜プラダ＞　2月16日に開催された映画「あのこは貴族」の公開直前イベントに水原希子さんが登壇。着用したセットアップは「プラダ（PRADA）」の2021年春夏ウィメンズコレクションのもので、ラフ・シモンズ（Raf Simons）とミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）が共同クリエイティブ・ディレクターとして手掛けた初のコレクションとしても注目を集めました。石橋静河＜メゾン マルジェラ＞　水原希子さんと同じく、映画「あのこは貴族」の公開直前イベントに登壇した石橋静河さんが着用したドレスは「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」。肩や首元はカットアウトされており、ダメージ風デザインが目を引きます。星野源＜マルニ＞　星野源さんが2月17日に新曲「創造」をリリース。MVの冒頭で着用しているのは「マルニ（MARNI）」のシャツで、緑の小花柄が遊び心を演出しています。楽曲裏話として、一部のレコーディングに「ファミリーコンピュータ」の"2コンのマイク"（マイクを搭載したコントローラー）を使ったそうです。ハマ・オカモト＜ティー＞　オカモトズ（OKAMOTO’S）のハマ・オカモトさんが新しいアーティスト写真を公開。着用しているジャケットは、「ティー（TTTMSW）」のものでした。

DSQUARED2

DOLCE&GABBANA

SAINT LAURENT

SPORTMAX

MOUSSY

Fashion

【#FS衣装情報】気になるあの人は何着てる？2021年2月編：神尾楓珠のサンローラン、綾瀬はるかのドルガバ、木村佳乃のマリーン・セルなど

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