インサイド

アディダス オリジナルス（adidas Originals）　約1週間にわたって開催されたファッションウィークで、どのショー会場でも見かけたのは「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」の「サンバ（Samba）」。1949年に初めて販売されたサッカーシューズが原型のクラシックなデザインが魅力だ。特に目立ったのは「ウェールズ ボナー（Wales Bonner）」とのコラボレーションモデル。ロングシュータンが目印に。サロモン（SALOMON）　特に悪天候の日に着用率が高かったのは「サロモン（SALOMON）」。特にX-T4シリーズやX-T6シリーズが多く、トレイルランニングシューズならではのタフさとソリッドなデザインが映える。ニューバランス（New Balance）　「99ジンジャー（99GINGER）」のイベントでは、フレンズ&ファミリー限定で制作された激レアモデルの「1906R」を目撃。モノクロのジョー・フレッシュグッズ（Joe Freshgoods) × ニューバランス「990v4」といった、注目のコラボレーションモデルも見られた。ティンバーランド（Timberland）　太めのパンツに「ティンバーランド（Timberland）」のイエローブーツを合わせる、まさに王道とも言えるメンズスタイルが再燃。イエローだけではなく、ピンクやレッドといったカラーブーツの着こなしも。ナイキ（NIKE）　定番的な人気を集めていた「ナイキ（NIKE）」エア ジョーダンが影を潜め、「ショックス（Shox）」などの個性派モデルが存在感を示していた。アシックス（asics）　パリコレのオフランウェイで人気ぶりがうかがえた「アシックス（asics）」。レトロフューチャーなデザインが魅力の「ゲルカヤノ 14（GEL-KAYANO 14）」をはじめ、多数のモデルが着用されていた。photography: Hiroyuki Ozawa

Fashion

サンバ、サロモン、ティンバーランドの再燃

パリコレのリアルなシューズトレンド　来場者は何を履いてる？ ＜2024年1月スナップ＞

オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）　ストリートな気分を満たしてくれる、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）」のスニーカー。クロスアローロゴやタグなど、スタイリッシュなモチーフが随所に散りばめられたシューズは、どれも個性的。どちらのカラーデザインを選んでも、デイリールックのアクセントとして大活躍しそうな予感。Farfetch で購入するFarfetch で購入するドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）　モノトーンカラーのボディにパンチのあるディテールを組み込んだ、「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）」のスニーカー。グラマラスに光るゴールドのロゴプレートや、アート作品さながらの手描き風グラフィックなど、視線が集中するアイテムを装備しおしゃれに差をつけてみてはいかが？サイズは24.5cm～豊富にラインナップしています。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入するエムエスジーエム（MSGM）　シンプルながら、センスあるトータルルックを叶える「エムエスジーエム（MSGM）」のスニーカー。厚めのソールでスタイルアップも狙える、ホワイトアッパーにネオンのラインが走る爽やかな一足はこれからの季節にマッチ。ナチュラルなカラーと、ふんわりとしたリサイクル素材を採用したハイカットモデルは、秋冬シーズンにも◎。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入するディースクエアード（DSQUARED2）　デニムやスイムショーツなど、ラフなコーディネートにも良く似合うスニーカーを「ディースクエアード（DSQUARED2）」で発見。スピード感のあるシルエットと使いやすいブラック×ホワイトで構築したフットウェアは、プレーンなフォントや遊び心あるキャラクターデザインなど、それぞれ異なるロゴをパッチし選ぶ楽しさもひとしお。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入するラフ・シモンズ（RAF SIMONS）　昨年末にブランドの終了を発表し、2023春夏コレクションがラストシーズンとなった「ラフ・シモンズ（RAF SIMONS）」。シックでミニマムなブラックレザースニーカーは、軽やかな着用感とドレスシューズのような気品を持ち合わせたジェントルなアイテム。マルチパネルを重ねたダッドスニーカーは、ミントやベージュなどの色違いも必見です。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入するバルマン（BALMAIN）　40％OFFの今が狙い目な「バルマン（BALMAIN）」。装飾を省いたミニマムで知的なローカットは素材とカラーのコントラストが美しく、グリーンが鮮やかな一足はアクセントにぴったり。跳ねるような闊歩と切り抜かれたチャンキーソールが近未来的なスニーカーなど、紳士的かつ自分のイメージに合うアイテムがセールプライスで揃います。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入するサロモン（SALOMON）　最後にご紹介するのは、アウトドア用シューズを展開する「サロモン（SALOMON）」。ハイキングやスポーツなどに適したグリップ力と機能性で信頼を集める、軽い履き心地のテクニカルフットウェアが今注目の的。シティに映えるカラーリングも多く、モードブランドとのコラボモデルもリリースしているので、この機会に是非チェックを。Farfetch で購入するFarfetch で購入するFarfetch で購入する

DSQUARED2

RAF SIMONS

MSGM

BALMAIN

お買いモノ

夏のセールプライスで主役として迎えたいメンズスニーカー20選

　キーンの歴史は、2003年に多くのスニーカーブランドのOEMを手掛けてきた創業者のローリー・ファースト（Rory Fuerst）が「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか？」という疑問からニューポートを発明したことでスタート。パフォーマンス性が求められず、安価で楽なフットウェアとして親しまれていたサンダルに靴のディテールを取り入れ、ハイブリッドフットウェアという新たなジャンルを生み出した。ニューポートは汎用性と安全性の高さから高い人気を得ており、固定観念にとらわれず、自問を続けるモノ作りはブランド創設から20年が経った今でもキーンのDNAに刻まれている。2013年に誕生したユニークもその一つで、これまでに存在しない、全く新しいフットウェアを生み出そうとローリー・ファーストの長男ローリー・ファースト・ジュニア（Rory Fuerst Jr.）が開発した。ユニークは「インターロッキングコードシステム」という2本のコードを編み上げて形成する特殊なデザインのアッパーが特徴。足を曲線的に保護するこのアッパーは足の動きに合わせて変形する特性から、平面の素材で形成する従来のシューズのアッパーに比べて優れたフィット感を有するほか、製造過程において余分な素材が発生しにくいといった面もある。　今回発売されたWK400は、ユニークと同じくローリー・ファースト・ジュニアによって開発された。誕生のきっかけは、趣味のスキーを楽しんでいた際に半年以上も歩けないほどの大怪我を負ったことからスタートしている。長いリハビリ生活で外出できない日々が続いたことで気が滅入り、生気を失ってしまった同氏は、歩行ができるようになり、リハビリも兼ねて屋外を歩き始めた際に、「重苦しい霧が晴れ、人間らしさを手に入れることができた」と感じたという。こうした経験から“歩くこと”の大切さを実感し、多くの人に歩く喜びを知ってもらおうと「ウォーキングをより楽しいものにできないのだろうか？」という考えのもとウォーキングシューズの開発に取りかかった。　開発において、物理学と環境科学の博士号をもつ友人のチーロ・フスコ（Ciro Fusco）と共に“歩行”を科学的に掘り下げたところ、生体力学的実験室の研究の過程で、人は歩く動作の際に足が自転車のペダルを漕いでいるような一定の弧を描いていることを突き止めた。弧を描く歩行動作をよりスムーズにするため、平らなソールではなく特許出願中の「キーン・カーブ（KEEN.CURVE™）」テクノロジーを発案。カーブを一定に保ちながら足の着地から蹴り出しの動きにおける左右のブレを抑制するナイロン製のプレートや、高反発とクッション性を両立し、歩行時の快適性と推進力を向上させるミッドソールなどを組み合わせたもので、これによって歩行時のエネルギー効率を最適化して“転がるような”歩き心地を実現した。ソールの曲線は半径400ミリメートルの円に沿うデザインで、一般的な歩行サイクルにおいてエネルギー効率を最大限活用できる円の大きさだといい、その数値を商品名にも採用している。　また、ミッドソールに搭載されているプレートは、ナイロン製を使用している。昨今話題の厚底ランニングシューズでは、反発性を高めるためにカーボン素材を使用したプレートが搭載されていることが多いが、歩行による着地の圧力ではカーボンプレートによる効果が期待できないため、歩行時のスピードに最適なナイロン製にし、推進力ではなく足のブレを抑制するサポートとしての役割を強めた。ナイロンプレートは、ミッドソール全体ではなく靴の中心部のみに配置。人によって足の着地フローや体重をかける箇所にバラつきがあるため、多くの歩行パターンに対応できるよう外周に余白を残した。　アウトソールは、アウトドアブランドの強みを活かしてトレッキングシューズと同様のラグの深さで製作。舗装路だけでなく、様々な路面に対応する。また、新品のタイヤに付いている「スピュー」のようなヒゲをあしらっており、タイヤと同様に数キロメートル歩くことで削れてなくなるという遊び心あるデザインも取り入れた。　アッパーは通気性に優れたエンジニアードメッシュを使用。キーンのシューズは、前足部を大きめにしたゆとりのあるデザインが多いが、WK400では歩きやすさを重視した新しいアスレチックフィットを開発し、甲の高さが親指から小指にかけてなだらかに低くなる足の形でより適したフィット感を提供するため、シューレースを斜めに配した。　ローリー・ファースト・ジュニアの怪我をきっかけに開発されたWK400だが、近年人気のリカバリーアイテムではなくウォーキングシューズとして製作。その理由は、アクシデントがあった際の回復するまでの期間に用いられることが多いリカバリーでは、利用者が限定されてしまうと考えたためだ。多くの人に“歩く楽しさ”を感じてほしいという思いから、普段の移動をはじめとする“歩行”にフォーカスし、日常に寄り添ったアイテムとして展開している。　こうして完成したウォーキングシューズについて、キーン・ジャパンのマーチャンダイザー中込敦志氏は「コロナを経た日本の市場にもマッチするだろう」と予測する。スポーツ庁が発表した「スポーツの実施状況等に関する世論調査｣で「ウォーキングを実施している」と回答した人の割合はランニングやサイクリングを抑えて最も多いのに対して、矢野経済研究所による「スポーツシューズ市場に関する調査」の国内出荷数量推移ではウォーキングシューズはコロナ前への戻りが鈍いことなどから、シェアを広げる余地があると判断したという。特に20〜30代などの若い層がコロナ禍での健康意識の高まりからウォーキングを始めた割合が高い中で、日本ではウォーキングシューズが高齢層向けに展開されていることが多く、デザイン性などの観点からランニングシューズやカジュアルシューズで代用していると分析。キーンの既存顧客で得意としているターゲット層の20〜40代にアプローチすることで、市場の獲得を見込んでいる。　実際に販売を開始すると想像以上の反響で、2022年春に発売した厚底のトレイルシューズ「ネクシス（NXIS）」と比較して約2.5倍の売り行きだという。メンズ2色、ウィメンズ2色、ユニセックス2色の計6色を展開しており、メンズはユニセックスで展開しているキーカラーのイエローが最も人気で、ウィメンズはユニセックスも合わせた4色が均等に売れているそうだ。中込氏は「市場分析はしたものの、初のウォーキングシューズで半信半疑だったが、想像していたよりも多くの人に興味を持っていただいたのは自信に繋がった」と話す。今後は素材やカラーなどのバリエーションを増やしていくほか、ウォーキングイベントも積極的に行う予定で、開発者のローリー・ファースト・ジュニアが感じた“歩く楽しさ”を知ってもらうきっかけになることを願っているという。

KEEN

歩けない怪我からウォーキングシューズ開発、キーン「WK400」のソールが曲線の理由

　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」は、メンズのヒールブーツももちろん足袋型のスクエアトゥ。ヒール高は6.5cmと身長盛れ効果も抜群。ヒールカラーにはシグネチャのホワイトのステッチが入っており、マルジェラらしさが溢れ出ます。SSENSE で購入する　ヒール高3cm、さりげなくヒールを楽しみたい方におすすめなのがイタリアのメンズウェアブランド「ブリオーニ（Brioni）」のヒールブーツ。アンクルにフィットするデザインのヒールブーツが多い中、こちらはゆったりと履ける点が特徴。カジュアルにもきれいめにも、合わせやすさ抜群です。SSENSE で購入する　「アン・ドゥムルメステール（Ann Demeulemeester）」のブーツは、ヒール高4cmのショート丈ブーツ。チェルシーブーツなのでカジュアルにも、つま先はスクエアなのできれい系にも合わせられマルチに活躍すること間違いなしの1足。横から見るとわかるように、斜めったかかとのデザインが洗練された印象を与えます。SSENSE で購入する　深いブラウンでコーデの差し色にも使える、ヒール高2.5cmのチェルシーブーツは「サンローラン（SAINT LAURENT）」のもの。丸すぎず、かといって尖りすぎない絶妙なアーモンドトゥが、ブーツの美しいシルエットを叶えます。程よいヒール高と洗練されたシルエットが、マルチに活躍すること間違いなし。SSENSE で購入する　フットウェアブランド「ボース（both）」から登場するのは、あまり見かけることのないオフホワイトカラーのチェルシーブーツ。明るすぎないオフホワイトカラーがストリートにもモードにも履きこなせ、厚みのあるラバーソールが足元の存在感を引き出します。SSENSE で購入する　程よいヒール感とレザーがカジュアルにもフォーマルにも合わせられるチェルシーブーツは、「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」のもの。アンクルにフィットするデザインが、足元をすっきりとした印象に。ブラックやブラウンのブーツが多い中、絶妙なグレーカラーが差をつけます。SSENSE で購入する　「トーガ ビリリース（TOGA VIRILIS）」のブーツは、個性的なデザインが一押しポイント。広めのソールがブーツの形を際立たせ、かかと部分にはトーガならではのシルバートーンのハードウェアがあしらわれています。ボディにはグラフィックアップリケがあり、シンプルながらも個性あるデザインです。SSENSE で購入する　ブランドの上品なビジョンと、卓越したクラフツマンシップを融合させたブーツは「アワーレガシー（Our Legacy）」のもの。スエード素材が大人らしいきれい目ルックを演出。そしてフランス産スエードと、ヒールに配されたイタリア産レザーのパネルがコントラストを生み出します。MATCHESFASHION で購入する　足元に存在感を与える「バレンシアガ（BALENCIAGA）」の重厚感あるヒールブーツ。スムースレザーを使用したハイカットシルエットは、ボトムをインして履くのにぴったり。凹凸のあるラバーラグソールが、ストリートなルックにもマッチします。MATCHESFASHION で購入する 　「サンローラン（SAINT LAURENT）」の「ワイアットブーツ」は、洗練されたムードを漂わせる1足。アンクルに配されたバックル付きストラップは、ウエスタンスタイルからインスパイアされたもの。美しいシルエットと洗練されたモダンウエスタンスタイルは、サンロラーンならでは。MATCHESFASHION で購入する　柔らかなネイビー色のスエードを使用している人ショートブーツは「マルニ（MARNI）」のもの。重厚感あるスクエアトゥにあしらわれている、シルバートーンの金具がワンポイント。スエードがきれめルックにも合う一方、ブラックの凹凸入りラバーヒールがカジュアルさも演出します。MATCHESFASHION で購入する

ANN DEMEULEMEESTER

MARNI

Brioni

BALENCIAGA

Maison Margiela

SAINT LAURENT

TOGA VIRILIS

OUR LEGACY

ヒールで身長盛れ効果も、スタイリッシュなルックが叶うメンズブーツまとめ

　発表されたムービーは「ミラノから東京への旅」をテーマに、全てのシーンを東京で撮影。羽田空港や都庁前、大井町の飲み屋横丁などを舞台に、モデルたちが歩く映像からは"東京の今"をヴァーチャルで体験できる。新型コロナ禍で静まり返る街と未来に向けて輝き始める街という相反する景色から、東京の「静」と「動」をノスタルジックに映し出した。　今シーズン、クリエイティブディレクターのアンドレア ポンピリオ（Andrea
Pompilio）がキーワードにしたのは「原点回帰」だ。ブランド名の一部であるタイガーのモチーフを再解釈。2022年の干支でもある「虎」のパワーをコンセプトに、マルチユースでウェアラブルなアイテムを提案した。  　グラフィカルな虎柄を、ナイロンブルゾンやショートパンツの全面に配したり、鮮やかなカラーとブロッキングしたりすることで、コレクションの随所に登場。さらにシルエットをコンパクトにしたり、スタイリングをタイトにしたりすることで、カジュアルな素材ながらメリハリのある都会的なイメージに昇華した。虎のモチーフは、ビーチウェアやバッグなどのアクセサリーにも大胆に落とし込んでいる。　さらに"オニツカタイガーストライプ"を彷彿とさせるブルーやレッド、ホワイトなどは、コレクションの中盤にかけてマルチストライプとして発展。サマーニットのブラトップやタイトスカートなどに取り入れることで、さりげなく"らしさ"を感じる春夏のルックが完成した。　パワフルなデザインが目を引く一方で、上品な光沢感のあるモノトーンのアイテムをバリエーション豊富にラインナップ。テーラードをベースにしたメンズジャケットやフリルでアレンジを効かせたショート丈のドレスには、旅先でもシワになりにくいナイロンツイル素材を採用。スポーツのアイデンティティをベースに、フォーマルやワーク、リラックスを融合させたディテールには、新たな時代のライフスタイルを見据えたアンドレア ポンピリオのアイデアが光る。 　またフットウェアでは、アパレルと同様の虎柄をあしらったスニーカーや、クラシカルなハイカットシューズの新型が登場。バックル付きのサンダルには、独自のテクノロジーを踏襲したボリューム感のあるソールを採用し、軽やかな素材で構成されるスタイリングの足元に、無骨なアクセントを添えた。

ANDREA POMPILIO

Onitsuka Tiger

オニツカタイガーが「東京の街」でムービー製作、ミラノコレクションにデジタルで参加

規定外の超ハイスペック　プライム Xの最大の特徴はソール部分。世界陸連では「靴の厚さが40mm以内」「カーボンファイバープレートは複数枚使用禁止」といった規定が設けられていますが、プライム Xは厚さ5cmで製作し、5本指カーボンの「エナジーロッド（ENERGYRODS）」とそれに連動する3本ラインのカーボンバー「エナジーブレード（ENERGY BLADES）」を搭載しています。キャッチコピーは「光速。規格外カーボン。」で、エリートランニングのテクノロジーに限界がないことを示すコンセプトモデルと位置付けられています。　フォーム素材はレース向け規定内シューズの「アディゼロ アディオス プロ 2（ADEZERO ADIOS PRO 2）」と同様にクッション性、反発性、弾力性、軽量性などをハイレベルで実現した低密度高反発ミッドソール「ライトストライク プロ（LIGHTSTRIKE PRO）」を使用しています。アディゼロ アディオス プロ 2が2層なのに対し、今回発売されるモデルは3層なので着地時の沈み込みから蹴り出しの際の推進力が向上。アウトソールのコンチネンタル（Continental）社製のラバーによってグリップ力が向上しており、アッパーには一部にリサイクルポリエステルを用いたアディゼロシリーズ最薄最軽量のメッシュ素材「セラーメッシュ 2.0（CELERMESH 2.0）」を採用しています。他社が取り組んでこなかったデザインアプローチは、ナイキ（NIKE）一辺倒な厚底ランニング市場に一石を投じるモデルになるのではないかと注目されています。ナイキのハイスペックシューズと比較　今回は、ナイキのハイスペックシューズ「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」（以下、アルファフライ）、「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト％ 2」」（以下、ネクスト%2）と比較してみました。アルファフライとネクスト％2は世界陸連の規定内で製作しているためソールの厚さが3.8〜4cmで、プライム Xとは約1cmの差があります。フォーム素材はナイキ社の2モデルと比べると柔らかく、より衝撃を吸収する感覚がありました。　3モデルの重量を比較するとソールも厚く、搭載しているカーボンが1枚多いからかプライム Xが最も重く266g。アルファフライは212gでネクスト%2は197g（全て27cm、片足のみ計測）でした。　また、つま先の反り具合はプライムXが最も高く、地面からつま先の先端までの高さを計測したところプライムXが6cm、アルファフライが5.5cm、ネクスト％2が4cmでした。実際に履いてみた　まるでマットレスの上にいるかのように、立っているだけで弾力を感じました。実際に走ってみると2枚のカーボンの効果によって着地と同時に前へ進む感覚があり、足運びもスムーズにできました。　ただ、厚底ということで一般的なシューズよりも安定性は低いように感じました。これまでのシューズとは一線を画す規定外モデルで慣れは必要ですが、走行時のスピードは圧倒的。公式レース以外での使用のみとなりますが、ランニング好きは一度体感してみてはいかがでしょうか？

adidas

fs review

規格外のハイスペック「アディゼロ プライム X」の実力は？

　「アディダス（adidas）」のCAMPUSシリーズがプライムセールに登場。スエード素材なのでシックで大人な印象をもたらしてくれます。合わせやすいブラックをチョイス。Amazonで購入する　「ニューバランス（New Balance）」から人気の996モデルをご紹介。ネイビーカラーはカジュアルコーデにぴったりです。Amazonで購入する　突然の雨でも足元が気にならないゴアテックススニーカーは「ノースフェイス（THE NORTH FACE）」から。梅雨の期間だけでなく、アウトドアにも活躍してくれる一足は持っておきたいアイテムです。Amazonで購入する　「ヴァンズ（VANS）」のスリッポンはオールブラックをチョイス。スリッポンはコーディネートを軽やかに仕上げてくれるので、涼しげな夏の装いにぴったりです。Amazonで購入する　マルチカラーがポイントのスニーカーは「メゾンミハラヤスヒロ（Maison MIHARA YASUHIRO）」。モノトーンウェアで足元をポイントにするのもよし、プレイフルなカラーコーディネートも楽しむのもよし。ファッションが楽しめるアイテムです。Amazonで購入する　「ワイスリー（Y-3）」からオールホワイトの厚めソールのコート系スニーカーをご紹介。一足でモダンなストリートスタイルの完成です。Amazonで購入する　「ラフシモンズ（Raf Simons）」のフットウェアラインから、ホワイトスニーカーをピックアップ。シューレース部分をレザーで覆うことで、近未来感漂う印象に。サイドのさりげないロゴもポイントです。Amazonで購入する　「ビルケンシュトック（BIRKENSTOCK）」定番モデルから丸洗いできるEVAシリーズをピックアップ。気軽に履ける機能性とオールホワイトカラーで、デイリー使いだけでなく夏のアウトドアにもぴったりです。Amazonで購入する　ブラックにイエローの刺繍で遊び心をプラスしたレザーサンダルは「ドクターマーチン（DR. MARTENS）」のもの。カジュアルになりがちなサンダルコーディネートも、レザー素材をチョイスすれば重厚感を出してくれます。Amazonで購入する

THE NORTH FACE

BIRKENSTOCK

【アマゾンプライムデー2021】気になる商品リスト＜シューズ編＞

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