インサイド

ユニクロ×マルニの着用レビュー ・ウィメンズ編 ・メンズ編※モデルの身長は186cm。価格は全て税込。【1番人気】ワイドフィットタックパンツ＋テーラード ジャケット　メンズで最も人気なのは、アンケートで「絶対にワイドフィットタックパンツでお願いします！」と熱烈な要望もあったワイドフィットタックパンツ。「テーラード ジャケット」とのセットアップでも提案しているため、合わせて着用してみました。無地の「57 OLIVE」と「68 BLUE」、コラボオリジナルのチェック柄の「42 YELLOW」と「67 BLUE」の4色展開で、今回は無地の「68 BLUE」とチェック柄の「67 BLUE」のXLサイズを着用しています。素材はそれぞれ異なり、無地はジャケットとパンツ共にポリエステル100％。チェック柄はジャケットが表地ポリエステル54％と複合繊維46％、裏地ポリエステル100％、パンツがポリエステル54％と複合繊維46％で製作されています。　東レと共同開発したユニクロ独自の素材で、洗濯後も乾きやすいドライ機能と、シワになりにくいイージーケアも付いた高機能。軽量でストレッチ性のあるカジュアルジャケットで、リラックス感のある着こなしが可能です。パンツのシルエットは適度なゆとりのあるツータックのワイドテーパード。背面にゴムが入っているイージーウエスト仕様になっています。価格はジャケットが7990円で、パンツが4990円です。【2番人気】イージーワイドフィットパンツ　メンズの2番人気は、「イージーワイドフィットパンツ」。メンズはパンツ類が気になる人が多いようです。ウィメンズの1番人気だった「ドレープイージーワイドストレートパンツ」と同様にパジャマから着想を得ており、ウエストは紐によるイージーウエストでゆったりとした仕上がりになっています。ただ、ウィメンズはストンと落ちるサテン素材でしたが、メンズはハリ感があり、滑らかな肌触りが特徴のポプリン素材を使用しています。　ポケットはサイドと背面に2つずつ配置。カラーはチェック柄の「32 BEIGE」と「61 BLUE」、花柄の「57 OLIVE」と「68 BLUE」の4色を揃えています。チェック柄はパジャマ感が強めなので、花柄の方がスタイリングに取り入れやすい印象を受けました。価格は3990円。今回はXLサイズを着用しています。【3番人気】オーバーサイズユーティリティ ジャケット＋ワイドフィットボクシーショーツ　次に人気だったのは、ゆったりとしたシルエットの「オーバーサイズユーティリティ ジャケット」。こちらも「ワイドフィットボクシーショーツ」とのセットアップでも提案しているため、合わせて着用しました。程よいハリ感のあるコットンツイル素材で、ジャケットはボックスシルエット、パンツは裾に向けて広がるAラインのシルエットで作られています。　ジャケットは前面の2つに加え、背面に大きめのポケットをあしらい、機能性をアップ。パンツはサイドのほか、フラップなしとフラップ付きのバックポケットをデザインしています。ボタンは水牛の角調で、ステッチの配色もアクセントに。価格はジャケットが6990円、パンツが2990円で、無地の「31 BEIGE」「57 OLIVE」「66 BLUE」と、オリジナルチェック柄の「67 BLUE」の4色展開。ジャケットはXS〜XXLの6サイズ、パンツはXS〜4XLの8サイズを揃えています。今回は全てXLサイズを着用しました。【4番人気】オーバーサイズオープンカラーシャツ（半袖）　4番人気は、「オーバーサイズオープンカラーシャツ」。こちらも2番人気の「イージーワイドフィットパンツ」と同様に、ハリ感があり、滑らかな肌触りが特徴のポプリン素材を使用しています。ゆったりとした開襟シャツで、春夏の装いにピッタリ。　無地の「31 BEIGE」「69 NAVY」、大きめの花柄の「57 OLIVE」「68 BLUE」、細かい花柄の「01 OFF WHITE」「54 GREEN」の計6色展開。価格は2990円で、XS〜4XLの8サイズを揃えています。カラーもサイズも豊富で手に取りやすい価格なので、「とりあえず1枚」で購入しても良いかもしれません。【5番人気】オーバーサイズプリントシャツ（長袖）　メンズのラストは、長袖シャツの「オーバーサイズプリントシャツ」。こちらもオーバーサイズのゆったりとしたシルエットで、柔らかい肌触りのコットン100％で製作されています。　チェック柄の「32 BEIGE」と「61 BLUE」の2色展開で、公式では2番人気「イージーワイドフィットパンツ」の同じカラーを合わせたコーディネートなどが紹介されています。サイズはXS〜XXLの6サイズを用意。価格は3990円です。ユニクロ×マルニの着用レビュー ・ウィメンズ編 ・メンズ編

MARNI

UNIQLO

Fashion

【着用レビュー】ユニクロ×マルニの人気アイテムは？メンズ編

ユニクロ×マルニの着用レビュー ・ウィメンズ編 ・メンズ編※モデルの身長は173cm。価格は全て税込。【1番人気】ドレープイージーワイドストレートパンツ　ウィメンズアイテムで最も人気だったのは「ドレープイージーワイドストレートパンツ」。パジャマから着想したイージーウエストと、ワイドストレートのシルエットで全体的にゆったりとした仕上がりで春夏にピッタリ。程よい光沢とストンと落ちるサテンの素材感が際立ちます。　ポケットはサイドと背面に2つずつ配置。ウエストは紐で調整できますが、ベルトループも付けられています。価格は3990円で、「31 BEIGE」「49 MUSTARD」「69 NAVY」の3色展開。サイズはXS〜XXLまでの6サイズを揃えています。今回は「31 BEIGE」がMサイズ、「49 MUSTARD」と「69 NAVY」はLサイズを着用しました。【2番人気】タックブラウス（ノースリーブ）　続いて人気だったのはタックブラウス。商品名の通り前身頃にタックを配しており、こちらも軽やかな印象を受けます。素材はコットン100％で、伸縮性が少しある柔らかな質感が特徴。背面ボタンは着脱が難しいですが、その分前身頃がプレーンなデザインなので、モードな綺麗目スタイルにもマッチします。　襟は細めでクリーンな印象に。サイドの裾にはスリットが入っており、ボリュームのあるボトムスとのスタイリングも着用可能。公式では、次に紹介するバルーンシェイプスカートと合わせたコーディネートが紹介されています。価格は税込2990円で、XS〜3XLの7サイズを用意。手描きのコラボオリジナル柄をプリントした「13 RED」と、無地の「01 OFF WHITE」「12 PINK」「69 NAVY」の4色展開で、全てLサイズを着用しました。【3番人気】バルーンシェイプスカート　ウエストから裾にかけて斜めにあしらったタックによってふわりと広がるバルーンシルエットが特徴のバルーンシェイプスカートが、ウィメンズの3番人気です。素材は表地がコットン98％、ポリウレタン2％で、裏地がポリエステル100％。今回はLサイズを着用しましたが、丈感は膝下でした。　ウエストはゴムによるイージー仕様。両サイドにポケットを配しています。チェック柄の「13 RED」「67 BLUE」、花柄の「68 BLUE」、無地の「69 NAVY」の4色展開。価格は5990円で、XS〜XXLの6サイズを揃えています。ボリュームあるシルエットがアクセントになる一着で、Tシャツやスプリングコートなど幅広いスタイリングで取り入れることができます。【4番人気】ブロックテックハーフコート　立体的なコクーンシルエットのオーバーサイズコート「ブロックテックハーフコート」が、4番目に人気でした。素材は表地と裏地ともにポリエステル66％、コットン34％で、耐久撥水、透湿、防水、防風の高機能。ハリがあり、ジップを閉めると首元まで隠れる高めの襟が特徴です。　裏地の縫い代は止水テープで処理されています。ジップの持ち手にはオリジナルの「MARNI」ロゴをデザイン。裏地にはヴィヴィッドカラーが使われていて、袖を折り返した着こなしもオススメです。無地の「57 OLIVE」「69 NAVY」、花柄の「68 BLUE」の3色展開。サイズはXS〜XXLの6サイズ展開で、無地がLサイズ、花柄がMサイズを着用しています。価格は今回のコラボコレクションで最高額の1万4900円。　アンケートで「メンズの着用感が気になります」との声が多かったので、メンズモデル（身長186cm）もLサイズを着てみました。オーバーサイズシルエットなので問題なく着用可能。袖丈がウィメンズ向けに作られているため、長めの袖を好む場合は少し大きめのサイズにしてみても良いと思います。【5番人気】オーバーサイズオープンカラーシャツ（半袖）　ウィメンズのラストは「オーバーサイズオープンカラーシャツ」。1番人気の「ドレープイージーワイドストレートパンツ」と同様にサテン生地で製作しており、程よい光沢とドレープ感が特徴です。リラックス感のある開襟シャツでボックスシルエットですが、素材感によって上品さが感じられます。　XS〜XXLの6サイズを用意。オーバーサイズなので、丈感の好みで選ぶのが良さそうです。「31 BEIGE」「49 MUSTARD」「69 NAVY」の3色展開で、「69 NAVY」はMサイズ、「31 BEIGE」と「49 MUSTARD」はLサイズを着用しました。価格は3990円です。Model：ruka（@lcrk___）ユニクロ×マルニの着用レビュー ・ウィメンズ編 ・メンズ編

【着用レビュー】ユニクロ×マルニの人気アイテムは？ウィメンズ編

「ザ・ビューティフルピープル」とは？既存の「キッズシリーズ」を時代に合わせてパターンや素材をアップデートし、「KIDSWEAR FOR EVERYONE」をテーマに、ブランドのシグネチャーであるトレンチコートやライダースジャケットをはじめとした様々なアイテムをラインナップ。すべての人がより心地よく動きやすい、自由に楽しめるアイテムを提案しています。アイテムには「高度なクラフトマンシップ」「上質なテキスタイル」「常識を覆すユニークネス」「相反する要素の融合」といったブランドが重きを置いてきたDNAが反映されています。試着するライダースジャケットはこちらサイズチャートで見る164cm 女性（痩せ型）が着る場合総務部の20代女性：身長は164cmで体型は痩せ型。シャツアイテムはオーバーサイズ、それ以外はジャストサイズの服を選びがち。肩幅は39cm、袖丈は52cm。120cm 　レザーが柔らかいので、意外と動きやすくて着やすいですね。着用した感じはまさしくボディスーツというくらい身体にぴったり。インナーに長袖を着るのは難しそうなので、春夏用という感じ。かなりハイウエストなのが個人的には可愛いなと思うポイントでした。130cm　心なしかワイルド感がありますね（笑）。120cmと比較して一気に丈が伸びたように感じます。アームホールにも若干のゆとりが出てきましたが、こちらもインナーに長袖は着られなさそう。ただレザーは着用していくうちに身体に馴染んでいくので、あえてこれくらいのサイズを選んで着ても良さそう。＞＞130サイズの詳細・購入はこちらから140cm　120cm、130cmと着用してきたので大きめのサイズに見えてきました（笑）。腕はまだ短いのと、前のファスナーを閉めるとちょっときつく感じますが、このサイズから長袖（薄手）のインナーなら着られますね。キレイめに着こなしたいなら、これくらいのサイズでコンパクトにまとめたいかも。流行りのセカンドスキントップスを中に忍ばせたら今っぽいスタイリングになりますね！＞＞140サイズの詳細・購入はこちらから150cm　身幅に大分ゆとりが出てきて、薄手のニットまでならなんでも着られそう。ただシルエットは140cmの方が好みでした。私自身は割と痩せ型なので、身長が160cm前後／標準体型の方は150cmサイズがちょうど良さそう。＞＞150サイズの詳細・購入はこちらから160cm　身体へのフィット具合は一番しっくりきました。個人的には身体のフィット感が150cmよりも160cmの方が好みで、まさにジャストサイズ。厚手のニットも着られそうなので、インナーの種類はもう選ばなくて良さそうです。ジャケット感覚でサラッと着たい人にはこちらを勧めたいですね。ただ、タイトに着るというライダースジャケットのイメージとは違ってきます。＞＞160サイズの詳細・購入はこちらから170cm　思ったほど大きいとは感じず「ゆとりがあるなぁ」くらいの印象ですが、重い（笑）。ウエストまわりが大きく、脇の下が余ってきました。ライダースとしての適正なサイズ感ではないですが、オーバーサイズが好きな方なら170cmでも良さそうです。＞＞170cmの詳細・購入はこちらから 180cm　170cmと比べて重さはそこまで変わらずですが、個人的にはこちらのシルエットの方が好みです。コンパクトかビッグシルエットのどちらかに振り切った方が良さそう。これはこれで無骨さが出てアリでした。インナーにダボッとしたフーディーを合わせて着たいですね。＞＞180cmの詳細・購入はこちらから190cm　ここまでくると一気に重い（笑）。オーバーサイズのアウターは好きですが、190cmはさすがにちょっと大きすぎると感じました…。高身長で体格の良い人なら上手に着こなせると思います。＞＞190cmの詳細・購入はこちらから200cm　いよいよラストの200cm。着丈はお尻の半分くらいまであり、完全に着られてしまいました。体格の良い男性向けという感じがしますね…。オーバーサイズを追求したい人にはオススメしますが、私の体型には大きすぎると感じてしまいました。＞＞200cmの詳細・購入はこちらから買うなら140cmか180cm！コンパクトかオーバーサイズのどちらかに振り切った方がいいと思いました。130cmもコンパクトに着られますが、中に忍ばせたいインナーなどを考慮すると140cmがベストだと思いました。＞＞ビューティフルピープルのアイテムが購入できるサイトはこちらから172cm 男性（標準体型）が着る場合サイズチャートで見るビジネス開発部の30代男性：身長は172cmで痩せ型よりの標準体型。趣味がサーフィンのため、肩周りに筋肉が付きがち。 肩幅は42cm、袖丈は54cm。120cm／130cm　「これは本当に着られるのか？」と半信半疑になりながら着てみましたが、奇跡的に入りました。が、これは正しい着方ではなさそうなのでテキストのみでお送りします…。前のファスナーが閉まらず、腕も前に出ません。脱ぎにくく、脱いだ後のシワも気になりました。女性か低身長かつ小柄な男性向けのサイジングですね。　130cmも着てみましたが、120cmと比べて着丈が変わった感じはせず、アームホールも狭くて腕が稼働しませんでした…。＞＞130cmの詳細・購入はこちらから140cm　遂に前のファスナーを閉じられるようになりました。ただ相変わらずアームホールはきつく、インナーにはタンクトップといった薄手のものしか着られないと思います。＞＞140cmの詳細・購入はこちらから150cm　まだまだきつく感じますが、半袖のTシャツなら袖を気にせずに着用できそうです。身長が160cm台／体重55kg前後の小柄な男性で、コンパクトに着こなしたい方にはこちらのサイズがオススメです。＞＞150cmの詳細・購入はこちらから160cm　肩の稼働がだいぶ楽に。パーカーなど厚手のものは難しいかもしれませんが、ジャストサイズのロンTなら中に着られそうです。着丈も丁度良くなってきました。そこまで窮屈さは感じませんが、「タイトなアウターを着ているなぁ」という印象。ただレザーは身体に馴染んでくるので、それを見越して購入するのであれば全然アリなサイズ◎。＞＞160cmの詳細・購入はこちらから170cm　僕が買うとしたらこのサイズですね！肩や腕まわりに大分ゆとりが出てきました。ただ僕自身はサーフィンをやってて肩まわりに筋肉が付きがちなので、170cm前後で細い人だったら160cmサイズをオススメしたいです。＞＞170cmの詳細・購入はこちらから180cm　袖丈が長くなってきました。落ち方は綺麗ですが、生地が余るためごわつきを感じてしまい、ややストレスを感じるかも。ただ、インナーには肉厚なスウェットやフーディーが着られそうです。身長170cm前後でも胸板が厚い人にはこちらのサイズをオススメしたいです。＞＞180cmの詳細・購入はこちらから190cm　着心地は180cmとさほど変わらなかったのですが、見た目が野暮ったくなってしまい、スタイリッシュさに欠けてしまった印象。袖が長いライダースは、ユーズド加工がないと難しいのかもしれません。今履いているチノパンのようなキレイめなスタイリングではなく、古着っぽく着こなすならアリですね！＞＞190cmの詳細・購入はこちらから200cm　さすが最大サイズの200cm。僕が着ると何かの衣装みたいですね…（笑）。完全に背が高くて肩幅が大きい人向けです。ちなみに178cmで体格の良い男性社員にも着てもらいましたが、彼の方が似合ってました（笑）。僕には大きすぎましたが、高身長や体が大きいの人などは200cmサイズで十分まかなえそうです。＞＞200cmの詳細・購入はこちらからライダースジャケットは比較的ジャストサイズで着用したいので、僕の場合は買うなら170cm一択でしたね。革を育てながらコンパクトに着るとなると、160cmがオススメです。＞＞ビューティフルピープルのアイテムが購入できるサイトはこちらから全サイズを着用してみて　今回全サイズを試着してみて、164cmの女性は140cmサイズか180cmサイズ、172cmの男性は170cmサイズがベストサイズだったという結果が出ました。とはいえ、普段の服のテイストや好みのサイズ感によって、選ぶべきサイズは変わってきそうです。コンパクトに羽織ってキレイめな印象を演出するのも良し、昨今のビッグシルエットの流行に乗って程よく抜け感のあるスタイルに仕上げても良し。自分のファッションスタイルに合わせてサイズを選んでみてください！　また、試着した2人が驚いていたのは、レザーの圧倒的な柔らかさ。ビューティフルピープルのライダースジャケットは染色時に特殊なオイルを加工することで、柔らかくしっとりとした風合いになるため、着ていくうちにその人ならではの味わいが出てくるんだとか。このレザーが段々と自分の身体に馴染んでくるのかと思うと、時間をかけて育てていきたいという気持ちになりますね。■F/STOREでは「ビューティフルピープル（beautiful people）」の最新コレクションのアイテムを販売中！＞＞beautiful peopleのアイテム一覧ページへ

beautiful people

お買いモノ

適正サイズを検証、ビューティフルピープル（beautiful people）のライダース全9サイズを試してみた

sacai

DIOR

【最速レビュー】「ディオール ＆ サカイ」コラボ発売直前　主要アイテムを徹底チェック

編集K→国内外のデザイナーズブランドを担当している女性編集者。「ホワイトマウンテニアリング」のコレクションは欠かさずチェックしており、観客が会場に入り切らず危うく見逃しそうになったファーストショー（2009年）を、「あの時は必死だった......」と懐かしむ。編集H→アウトドア、ストリート、スポーツブランドが好きで、話題のコラボ発売日には毎回というほど取材している男性編集者。行列の人数を数えるのが得意だが、最近はだいたい予約制なので並びが少ないのが少し寂しい。編集H：ユニクロもですが、ホワイトマウンテニアリングの相澤さんは色々なブランドや企業と協業してきたので、そんな両者のタッグがどんなことになるのか気になりますね。編集K：ですよね。相澤さんの過去の協業相手をざっと挙げると、「モンクレール（MONCLER）」「バートン（BURTON）」「バブアー（Barbour）」「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」「ハンティング・ワールド（HUNTING WORLD）」「ラルディーニ（LARDINI）」「コルマー（COLMAR）」......。編集H：数えきれないですね！あと過去にミズノとオリンピック公式ウェアを手掛けたり、近年だとヤマト運輸（クロネコヤマト）の制服や、「北海道コンサドーレ札幌」のサッカーユニフォームのデザインなどでも知られています。編集K：世界中でもここまで多くの仕事をしているファッションデザイナーはいないんじゃないでしょうか。聞いたところによると、その数々の協業の中でも、今回は最大規模の展開になりそうだとか。編集H：「UNIQLO and White Mountaineering」のラインナップは、メンズ4型とウィメンズ2型、それからホワイトマウンテニアリングでは初となるキッズ3型の全9型です。では早速、見ていきましょう！1-ハイブリッドダウン編集H：まずは「ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ」から。いわゆるマウンテンパーカ（通称＝マウンパ）に近いデザインです。編集K：ホワイトマウンテニアリングの代名詞とも言えるアイテムなんじゃないでしょうか。このアウターだけ、メンズ、ウィメンズ、キッズと全て展開があるんですね（キッズのみ中綿仕様で名称が「ウォームパデッドパーカ」）。編集H：作りはそれぞれ違っていて、メンズはアウトドア系のアウターでは王道といえるシルエット。でもよく見ると、パターンがかなり変わっています。【メンズ】編集K：ですね。切り替え線がポケットのフラップと繋がっていたりフロントはスッキリとした見え方だけど、肩から袖、脇のカッティングがすごく立体的。編集H：普通のラグランスリーブとは少し違うし、ハンガーに掛けた状態でも腕が自然と前に振れているのがわかりますね。これはもしかしたら、ユニクロ史上最もパーツ数が多いアイテムかもしれません。編集K：元々ホワイトマウンテニアリングのパターンって独特で、特に最近の「BLK」というブラック一色のラインは、シンプルに見えるけど複雑。パターンの形だけだと、プロが見てもどのパーツなのかわからないほどなんですよね。そういった複雑な3Dカッティングがユニクロに踏襲されているってすごい。編集H：フードだけでも6パーツで作られていて、頭から首元まで包み込むような立体構造。全体的にサイズ感はゆったり目で、ユニクロではあまり見ないダブルジップや止水ジップが使われていたり、脇から入れるポケットの中は起毛素材でハンドウォーマーになっていたり。アウトドアウェアに通じる機能性を感じます。編集K：素材は控えめな光沢感が大人っぽいです。8サイズ展開と幅広いので男女で着れますね。【ウィメンズ】編集K：今年のウィメンズの秋冬コレクションはコクーンシルエットがトレンドのひとつで、コレクションでもパファージャケット（ダウンジャケット）の提案が多かったんですよね。編集H：まさにこれじゃないですか？メンズと同じ商品名「ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ」ですが、ウィメンズは全くシルエットが違います。編集K：置いて広げるとボックスに近い形だけど、着てみるとかなり印象が変わりますね。ゆとりのあるサイズ感で少し裾が広がって、とくにボリュームが出るのが背中。裾のドローコードを絞ると、この背中の覆い布がいい感じにシルエットを保ちつつ丸みが出るので、2通りのシルエットが楽しめます。編集H：肩がドロップしている分、袖丈は短めで袖幅はワイドな作り。素材はメンズと同じ微光沢で、マウンテンパーカとしては柔らかめ。編集K：メンズよりも街着感が強いですね。メンズもそうでしたが、ジップやドローコードといった付属品までボディカラーで統一されているのもスッキリ見えるポイント。編集H：表に見えるロゴなども一切無し。編集K：......と思ったら、ジップの持ち手にギザギザ模様が入っていますよ。これってもしかしたら「WM（＝ホワイトマウンテニアリングの頭文字）」じゃないですか！？編集H：確かに「WM」の連続に見えなくもない。メンズも同様でした。滑り止めかと思いきや、隠れロゴなんですかね......？【キッズ】編集H：キッズの「ウォームパデッドパーカ」は、割とベーシックなボックスシルエットですね。編集K：ウィメンズに近い形で、大人と同じコンセプトで作られているのがわかります。フードが丸くて大きめなのが可愛い。編集H：大人用は機能中綿とダウンを組み合わせているハイブリッド仕様でしたが、キッズは中綿。身頃には吸湿発熱シート綿を使っているそうです。編集K：手洗い可なのがポイント高いですね。編集H：カラー展開を見ると、メンズがブラック、ダークグリーン、ネイビー。ウィメンズがライトグレー、ブラック、ブラウン。キッズがブラック、ブラウン、オリーブと、黒以外は少しずつ違うんですよ。編集K：でもトーンは揃っているから、全くお揃いよりも親子でカラーを変えたり、リンクコーデがしやすそうだなと思いました。2-フリース編集H：続いては「ユニクロといえば？」というくらい象徴的なフリースアイテムを見ていきます。編集K：近年だと、ユニクロと「エンジニアド ガーメンツ（ENGINEERED GARMENTS）」とのフリースコラボ（2019年）が人気でしたね。編集H：フリースやボアはアウトドアブランドも得意なので、今回のホワイトマウンテニアリングコラボも期待できそうです。フリースオーバーサイズジャケット編集H：毛足の長さの違いで2種類のフリースを組み合わせたジャケット。ボアを重ね着したように見えるデザインで、今回のコラボの中では一番デザインが効いてるんじゃないでしょうか。編集K：そもそもユニクロで異なる2種類のフリースを組み合わせた服は珍しいですからね。でもこれもワントーンでまとめているので、主張は強くないです。編集H：胸ポケットの生地は布帛。テープ使いやマットカラーのジップとかディテールに凝っていて、首元やポケットなどMA-1の要素も入っています。でも裾にリブがないからか、ミリタリー感は強くなくてアウトドア寄り。編集K：これも男女でいけますね。着心地はジャケットというよりカーディガンに近いかも。少し大きめのサイズを選べばアウターっぽくも着られそう。編集H：今回のコラボのラインナップでメンズが多いのは、メンズについてはユニセックス向けだからのようです。サイズ展開はXS〜4XLの8サイズ。カラーはブラックとオリーブの2色展開。価格は4990円です。フリースモックネックプルオーバー編集H：こちらはウィメンズとキッズの展開。特徴としてはやはりドロップショルダーのゆったりシルエットと、サイドのデザインですね。編集K：深めのスリットと長めのリボン使いがポイント。結んでも垂らしてもいけそうです。キッズは安全性の面でリボン無しですが、あとはほぼ同じデザイン。編集H：丸みのあるシルエットがポイントで、色々な着方ができそうですね。公式のヴィジュアルで中にシャツを着た画像がありましたが、レイヤードが良い感じでした。編集K：相澤さんにユニクロの内覧会でお会いした時、このフリースの上にさっきのオーバーサイズパーカを着てみてと提案してもらったんですが、確かにばっちり納まりましたね。フリースプルオーバー編集H：次はメンズとキッズで展開しているフリースのプルオーバー。シンプルで、どことなくオールドな雰囲気を感じます。少しオーバーサイズなので、気軽に着られるライトアウターのような感覚。編集K：相澤さんが「誰かに限定しない服」といっていた考え方がなんとなくわかりますね。老若男女、誰でも着られそう。首周りはリップストックナイロンを使っていたり、ボタンのカラーも同色だったり、細かい部分に気を配ってる。ブラックとネイビーはワントーンで、ナチュラルとベージュの2色だけバイカラーになっています。編集H：脇線が前側に来てポケット口と重なっていて、パターンにちょっとした工夫も見られますね。首元にボリュームがあって暖かいし、これに先ほどのアウターを羽織ったら、たぶん真冬でも無敵。編集K：相澤さんは軽井沢にアトリエを持っていて、今回のコラボのムービーもそこで撮られたシーンがあるんですが、これを着て山小屋とか最高に合いますよね。編集H：そしてなにより価格がかなり良心的で、メンズが2990円、キッズが1500円！コラボの中で一番ベーシックなので、買って損はなさそうです。3-ウルトラライトダウン編集H：ラストはウルトラライトダウン。これはかなり良さそうですよ。編集K：なんといっても表地のビッグリップストップですね。このコラボのために開発した新素材だそうで、ユニクロの内覧会で相澤さんが「かなり頑張って作った」といった話をしていました。編集H：確かに、シワ加工のテクスチャーが普通のウルトラライトダウンとは一味違います。耐水撥水加工で雨水を弾くそう。編集K：そしてこれも「人の動き」を第一に考えたという立体裁断。肩周りと袖、あと脇が見たことのないカッティングです。編集H：本当ですね。恐らくインナーダウンとしても使えるように袖幅は細めですが、着てみると確かに肩や腕の可動域が広い。軽くてストレスフリーだから何も着ていないみたいで、すごいです。編集K：フロントがホックでグログランテープが使われていたり、カーディガン感覚で羽織れそう。胸元の縦ジップのポケットは今回のコラボの特徴でもありますね。編集H：アウトドアウェアによく見られるポケットの形。片手で開け閉めし易いし、物が落ちないから自転車に乗る時とかも使えそうです。これだけ付属を使いつつ、重さを測ったらLサイズで約280gと軽量。編集K：「ユニクロ社内の検討会でも好評だった」と相澤さんが言っていましたが、納得です。編集H：価格は7990円で、ブラック、ダークブラウン、オリーブの3色展開。編集K：これは買いですね。大本命かも。4-まとめ編集K：これが相澤さんが考える「LifeWear」なんですね、と感じられるラインナップでした。アウトドアと日常がイコールでつながっている。編集H：「ただかっこいい、というのは僕の中でファッションとして成立していない」と相澤さんも話していましたけど、さすが機能性が抜群でした。編集K：今回のコラボはユニクロのインラインに合わせられることを念頭に、アウターとフリースに絞ったとのことでしたけど、シンプルに見えて実は綿密に計算して作られていたり違いがありましたね。ユニクロに最も近くて最も遠いコラボ、というか。編集H：そうですね。あとキッズも良かったなと思います。カラーやディテールが絶妙に違うので、リンクコーデを抵抗感なく楽しめそう。編集K：相澤さん自身もお子さんがいるんですよね。子どもと同じ趣味、例えばサッカーのユニフォームとかを一緒に着る機会があって、服が共通言語になるというか、そういう家族や仲間の感覚を反映したみたいです。編集H：個人的に欲しいものはどれですか？編集K：ウルトラライトダウンかな。あとこのコラボでいいなと思ったのは、織りネーム（ブランドネーム）です。ホワイトマウンテニアリングのデビュー時から使っている山々のグラフィックを白で織り込んである上に、両者のブランドロゴが並んでいて綺麗。編集H：外側にはロゴやアイコンを使わず、カッティングで特徴を出しているユニクロコラボも珍しいなと思いました。編集K：コストなど制限がある中で限界までチャレンジしたそうです。相澤さんにとってもデザイナーとしての可能性を広げたというコラボ、かなり使えるデザインが揃っていたので、袖を通してみてほしいですね。

White Mountaineering

【着用レビュー】ユニクロ アンド ホワイトマウンテニアリングの全アイテムを徹底チェック

規定外の超ハイスペック　プライム Xの最大の特徴はソール部分。世界陸連では「靴の厚さが40mm以内」「カーボンファイバープレートは複数枚使用禁止」といった規定が設けられていますが、プライム Xは厚さ5cmで製作し、5本指カーボンの「エナジーロッド（ENERGYRODS）」とそれに連動する3本ラインのカーボンバー「エナジーブレード（ENERGY BLADES）」を搭載しています。キャッチコピーは「光速。規格外カーボン。」で、エリートランニングのテクノロジーに限界がないことを示すコンセプトモデルと位置付けられています。　フォーム素材はレース向け規定内シューズの「アディゼロ アディオス プロ 2（ADEZERO ADIOS PRO 2）」と同様にクッション性、反発性、弾力性、軽量性などをハイレベルで実現した低密度高反発ミッドソール「ライトストライク プロ（LIGHTSTRIKE PRO）」を使用しています。アディゼロ アディオス プロ 2が2層なのに対し、今回発売されるモデルは3層なので着地時の沈み込みから蹴り出しの際の推進力が向上。アウトソールのコンチネンタル（Continental）社製のラバーによってグリップ力が向上しており、アッパーには一部にリサイクルポリエステルを用いたアディゼロシリーズ最薄最軽量のメッシュ素材「セラーメッシュ 2.0（CELERMESH 2.0）」を採用しています。他社が取り組んでこなかったデザインアプローチは、ナイキ（NIKE）一辺倒な厚底ランニング市場に一石を投じるモデルになるのではないかと注目されています。ナイキのハイスペックシューズと比較　今回は、ナイキのハイスペックシューズ「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」（以下、アルファフライ）、「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト％ 2」」（以下、ネクスト%2）と比較してみました。アルファフライとネクスト％2は世界陸連の規定内で製作しているためソールの厚さが3.8〜4cmで、プライム Xとは約1cmの差があります。フォーム素材はナイキ社の2モデルと比べると柔らかく、より衝撃を吸収する感覚がありました。　3モデルの重量を比較するとソールも厚く、搭載しているカーボンが1枚多いからかプライム Xが最も重く266g。アルファフライは212gでネクスト%2は197g（全て27cm、片足のみ計測）でした。　また、つま先の反り具合はプライムXが最も高く、地面からつま先の先端までの高さを計測したところプライムXが6cm、アルファフライが5.5cm、ネクスト％2が4cmでした。実際に履いてみた　まるでマットレスの上にいるかのように、立っているだけで弾力を感じました。実際に走ってみると2枚のカーボンの効果によって着地と同時に前へ進む感覚があり、足運びもスムーズにできました。　ただ、厚底ということで一般的なシューズよりも安定性は低いように感じました。これまでのシューズとは一線を画す規定外モデルで慣れは必要ですが、走行時のスピードは圧倒的。公式レース以外での使用のみとなりますが、ランニング好きは一度体感してみてはいかがでしょうか？

adidas

fs review

規格外のハイスペック「アディゼロ プライム X」の実力は？

編集K→普段は国内外のブランドやコレクションを担当する女性編集者。「マメ クロゴウチ」はデビューから見ているブランドの一つ。くるみボタンが好物。編集N→ユニクロとアップルの動向は常にチェックしている女性編集者。「ビックロ」によく出没する。エアリズムコットンオーバーサイズT（5分袖）※モデル身長：172cmN：これは、とわ子さんが着ていたという・・・！K：そうそう。ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」で、このホワイトが衣装として起用されたようですね。発売前のコラボアイテムがドラマに使われるのって珍しい。※モデル着用写真は劇中アイテムの色違いN：ですよね。主人公のとわ子（松たか子）さんのファッションが毎回お洒落で、よくマメを着ているなあと思って見ていたんですが、まさかマメクロもとは！スタイリストさんが選ばれたんだと思いますが、さらりと着こなしていましたね。K：試着してみたところ、商品名の通りオーバーサイズなのでかなりゆったりとしています。ドロップショルダーで、脇のスリットは深め。ポイントはこの"Rネック"ですね。マメのシグネチャーがさりげなく使われています。N：Vネックとスリットネックの間というか、独特な曲線ですよね。K：こちらは本家のRネックより少し緩やかなラインになっているようです。素材は薄めですが、襟周りは見返しの仕立てで張りがある。身体と服の間に空気を含むような着心地で快適です。N：年齢を問わず着られそうなデザインだなと思いました。素材はエアリズムコットンで、価格は1990円です。エアリズムコットンオーバーサイズT（ノースリーブ）N：先ほどのオーバーサイズTと同じ素材で、ノースリーブのタイプです。こちらもゆったりシルエットなので、身体のラインがあまり出ないですね。肩幅も少し広めです。K：特に後ろ身頃が大きめに作られていて、お尻が隠れるほどの長さがあります。ネックの空きは通常のTシャツ程度ですが、ポイントなのはアームホール。N：かなり大きく作られているので、脇下がすっぽり空いていますね。インナーとのレイヤードを楽しめるように作られているそう。K：キャミソールはもちろんですが、ワイヤレスブラ（リラックス）をインナーにするのも良さそうです。マメクロのブラは見えても違和感がないので。N：あとこのノースリーブ、先ほどのオーバーサイズTと同素材でカラーは3色なんですが、ブラウンの色味が違うんですよね。オーバーサイズTよりも濃いめのブラウンが使われています。デザインに沿ってカラー展開を変えているのも、マメクロの特徴のようです。こちらも1990円。エアリズムコットンスリットスカートK：タイトなロングスカートが好きで、ユニクロの既存のリブスカートも持っているんですよね。フィット感は似ているけど、丈はそれよりも10cm程度長いようです。N：フルレングスに近い長さですね。裾にかけて若干すぼまっているストレートシルエットが綺麗です。ウエストゴムですが、生地に収縮性があるので腰まわりがもたつかないのも好印象。K：必須のポケットは脇のシーム部分に作られています。バックスリットは膝裏あたりから入っているので、歩いても脚が露出し過ぎずにちょうど良い感じ。N：スムースな表面感のエアリズムコットンですね。ただ、一枚仕立てなのでヒップラインは響きやすいかも。K：タイトに履きたいか、ゆるく履きたいか、選ぶサイズによってフィット感が変わるので試してみて欲しいです。エアリズムコットンタックパンツN：こちらも素材はエアリズムコットンで一重仕立て。ウエストゴム＋ドローストリングの仕様になっています。伸縮性があって履きやすいですね。K：カットソー生地で2タックやセンタークリースが入ったパンツは珍しいかも。ベルト部分にギャザーが寄っているのは後ろ身頃のみなので、フロントの見え方はきちんと感があります。N：ウエスト位置はおへその下くらいでしょうか。ワイドまでいかないですが少し太めで、裾にかけて若干広がっています。シルエットについてはかなり調整されている感じがしますね。K：今回のコラボはインナーウェアコレクションという位置付けですが、これは部屋着としてだけではなくて外着として十分に活用できそうです。N：お値段は2990円で、ユニクロのスマートパンツなどと同価格帯になります。エアリズムコットンブラワンピース（ノースリーブ）K：今回のコラボの実物を手に取ってみて、予想以上に「いいなあ」と思ったのがこのワンピースです。N：ストンとしたストレートシルエットがとても綺麗。ブラカップ付きなんですよね。K：そう、カップ付きには見えないんですよ。内側のカップが表地に響かない特殊な構造になっていて。デザインはすごくミニマムで、表面が滑らかな素材なので上品な仕上がり。N：一枚でさらっと着られるのがいいですね。ホワイトのカラーでも透けにくい。K：公式スタイリングのようにニットパンツやレギンスをレイヤードするのも素敵。150cm台の自分の背丈だとワンピースだけでフルレングス近くになっちゃうので、身長にもよりますが（泣）。N：XSから3XLまで7サイズ展開。こちらも2990円です。3Dリブセーター（長袖）N：マメクロのニット類は、全て縫い目の無い3Dニットになっています。K：いわゆるホールガーメントですね。中でもこのリブセーターは、今回のコラボを象徴するデザインだと思います。デコルテの"Rネック"、少し長めの袖と袖口のフレア、ラウンドした裾のラインと、マメの特徴が詰まってる。N：ここまで立体的な曲線シルエットのニットは、ユニクロの既存ラインには無かったように思います。デコルテの空きが広めでエレガント。K：畝が細かい薄手のリブニットで、しなやかに肌に添う感覚です。インナーにはマメクロのブラキャミがぴったり合いそう。ニット類で唯一4色展開なんですが、そのうち2色がブラウンというのも、マメクロならではですよね。N：混率は、アクリル55％、ナイロン23％、綿20％、レーヨン2％。ケア方法をチェックしておくと、ユニクロの既存の3Dニットの取り扱いと同じく「手洗い」となっています。価格は3990円。3DリブフロントスリットパンツK：3Dニットのパンツって初めて履いたんですが、驚くほどフィットして快適。立体的な成形と伸縮性で、どんな姿勢でもストレスがありません。N：先ほどのリブニットと同じ混率で、リブの畝は太め。膝上のあたりから程よいフレアシルエットで、フロントのスリットが効いています。K：薄地でさらっとした着用感。チクチクした感じはないですね。N：着回しができそうですが、どんなスタイルが良いでしょう。K：腰回りは身体のラインが出やすいので、大きめのトップス、シンプルなスカートやワンピースとか、レギンスの感覚で重ね着がオススメ。リモートワークのボトムスとしても使えるんじゃないでしょうか。N：確かに良さそうですね。色展開はオフホワイト、ブラック、ブラウンの3色。オフホワイトは少し下着が透けやすいかもしれません。本コラボ最高値の4990円です。3DリブショートパンツN：リブニットのショートパンツって、ちょっと珍しいですよね。K：2018年頃に海外のコレクションブランドからバイカーショーツの提案が一気に増えたんですが、丈感はそれに近い。なので、どこかスポーティーな印象です。N：こちらもホールガーメントなんですが、よく見ると編み地がかなり独特なんですよ。K：本当ですね。腰回りやお尻の下とか、リブの切り替えで立体的になっているのよくわかる。先ほどのニットパンツよりもフィット感が高いです。N：ショート丈に抵抗がある人にとっては難易度が高いかもしれませんが、やはりこれも大きめのトップスと相性が良さそうですね。K：リラックスしたい時の部屋着としてだけではなくて、キャンプとかアウトドアシーンなどにも活用できそう。N：こちらはブラックとブラウンの2色のみ。価格は2990円です。3Dニットコクーンワンピース（ノースリーブ）N：これも、あのとわ子さんが着用していたという。K：そう、「大豆田とわ子と三人の元夫」の衣装に起用されていました。とわ子さんは下に同色の長袖セーターと、ブラウンのパンツを合わせたレイヤードスタイルでしたね。N：通常のVネックとは一味違う曲線のネックラインが、大人の女性らしい雰囲気を演出してくれます。K：試着してみて、まず最初に感じたのが着心地の良さ。身体をゆったりと包むコクーンシルエットが絶妙です。N：あと肩のデザインも特徴的。なだらかなドロップショルダーで、ノースリーブに抵抗がある人も着られそう。K：腕が出る部分が逆Vの字になっていて、良い具合に肩から二の腕にかけてカバーしてくれますね。N：目の詰まったリンクス編みで、薄地ですがオフホワイトでも透けにくいです。価格は4990円。まとめN：トップス・ボトムス・ワンピースの全9型を試着しました。前編でレビューしたインナー9型もそうでしたが、シンプルに見えていろいろな工夫が見られましたね。K：着ていて心地よいコレクションでした。「肌に一番近いところから女性を快適に、美しくすること」というデザイナー黒河内真衣子さんの考えが細部まで反映されていると感じます。N：本家のマメが好きな人も満足出来るアイテムではないでしょうか。Kさん的にはどれが買いですか？K：どれも良かったですが、「エアリズムコットンブラワンピース」、「エアリズムコットンスリットスカート」、「ワイヤレスブラ（リラックス・メッシュ）」、それから「ワイヤレスブラ（プランジ）」と「エアリズムプランジブラキャミソール」は全色欲しい・・・。N：多いですね（笑）。このコラボは日本だけではなくて世界各地のユニクロでも販売されるので、どんな反響になるか楽しみです。