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【810g】池田屋「防水クラリーノ スーパーライト」　今回紹介するランドセルの中で最も軽量なのが、池田屋の新作「防水クラリーノ スーパーライト」。老舗ランドセルメーカーの池田屋が「とにかく軽く、でも、池田屋ランドセルとしての機能は損なわないこと」をテーマに、軽さと6年間使える丈夫さのバランスを追求したモデルで、総重量はなんと同社従来モデルから62％減となる810グラム。表面に特殊なコーディングを施しているほか、大マチ内側には樹脂製の防水フレームを備えており外部からの浸水を防ぎます。壊れた理由を問わない「6年間完全無料修理」付きで、価格は税込4万7000円。■池田屋「防水クラリーノ スーパーライト」価格：税込4万7000円重量：810グラム素材：防水クラリーノカラー：ブラック、ライトブルー、キャメル、ミント、ラベンダー池田屋 ランドセル一覧ページ【840g】ニトリ「超軽量ランドセルNシールドF」　ニトリの「超軽量ランドセルNシールドF」は、同社のソファ、ダイニングチェアで使用されている高耐久のNシールド加工生地をボディに採用。「ひっかきキズに強い」「毛玉が出にくい」「汚れがつきにくい」「水を弾く」といった機能性の高さが魅力です。重量は従来のニトリ製ランドセルより約30％軽い840グラム。価格は1万9990円とコストパフォーマンスにも優れています。■ニトリ「超軽量ランドセルNシールドF」価格：税込1万9990円重量：840グラム素材：ポリエステルカラー：グレー、ブラック、パープルニトリ ランドセル一覧ページ【850g】ファミリア「エアラン」　「ファミリア（familiar）」の軽量ランドセル「エアラン（air ran.）」は「子どもたちの学校生活をもっと楽しく、もっと軽やかに」をテーマに、ライフスタイルに馴染む12色のカラーバリエーションで展開。「グリーン」「イエロー」「ローズピンク」などヴィヴィッドな色も取り揃えています。また、軽量モデルながら軽量で丈夫な人工皮革「アーシックSP」を要所に採用し、上品な印象に仕上げているのもポイントです。■ファミリア「エアラン」価格：税込7万9200円重量：850グラム素材：人工皮革、ナイロン、ポリエステルカラー：ベージュ、ブラック、ブルー、グリーン、グレー、ライトブルー、ネイビー、オレンジ、ピンク、パープル、ローズピンク、イエロー「エアラン」特設ページ【850〜890g】RAKUSACK「ラクサックジュニアプラス」　通学カバンブランド「ラクサック（RAKUSACK）」の軽量ランドセル「ラクサックジュニアプラス」では、児童の身長に合わせて3サイズを展開。身体への密着性を高めて負担がかかりにくい設計にするため、各サイズごとに肩ベルトの長さや形状が異なります。身長95〜120センチなら100サイズ、120〜140センチなら小サイズ、140cm以上なら大サイズがおすすめ。成長に合わせて買い換えることができるよう、価格も全て1万8000円以内と安価に設定されています。■RAKUSACK「ラクサックジュニアプラス」価格：税込1万6500〜1万7600円重量：850〜890グラム素材：ポリエステルカラー：レッド、キャメル、ラベンダー、アクア、カーキ、ネイビー、ブラック「ラクサックジュニアプラス」特設サイト【870g】NuLAND®️「QUARTECH」モデル　「ニューランド（NuLAND®️）」の軽量ランドセルは、石川県の繊維企業が開発した、レザーのような高級感を持たせたリサイクルポリエステル生地「クアルテック（QUARTECH）」を採用。ブラック×ブラック、ブラック×レッド、レッド、キャメル、ダークネイビー、ピンク、オリーブ、グレープの7色展開で、重量は870グラム。■NuLAND®️「QUARTECH」モデル価格：税込6万500円重量：870グラム素材：リサイクルポリエステルカラー：ブラック×ブラック、ブラック×レッド、レッド、キャメル、ダークネイビー、ピンク、オリーブ、グレープNuLAND 公式オンラインストア【890g】セイバン「スゴ軽 エアーⅡ」　「丈夫さと大容量を兼ね備えたランドセル」として使い勝手の良さを追求しているのは、セイバン「天使のはね」の最軽量モデル「スゴ軽 エアーⅡ」。背中側の「ヘリ」をカットして軽量に仕上げただけでなく、ランドセルを背負った時の重心を高い位置で安定させる特殊設計により、体感重量を実際よりも軽減することに成功しました。変形防止の「スタイルキーパー」と、PET製芯材プレートを重ね合わせて強度を高める特許取得技術を採用することで、6年間安心して使える耐久性を備えているのも魅力です。■セイバン「スゴ軽 エアーⅡ」価格：税込6万2700円重量：890グラム素材：人工皮革カラー：レッド、メイプル、パステルパープル、マリンブルー、ブラック、ブラック×マリンブルー、ミルキーブラウン「スゴ軽 エアーⅡ」特設サイト【895〜910g】ノロッカ「自由なランドセル」　子ども用品のガレージブランド「ノロッカ（norokka）」の軽量モデル「自由なランドセル」は、フラップの取り外しが可能で、気分によって様々なデザインを楽しめるのが特徴。ボディに軽量で耐久性に優れたCORDURA®ポリエステルを採用しているほか、フラップを上開きの仕様にすることで荷物の出し入れがしやすくなっているのもポイントです。タブレットボケットやサイドポケットを備えるなど、収納も充実しています。■ノロッカ「自由なランドセル」価格：税込4万6200円フラップ単体価格：税込1万5400円重量：910グラム（タータングリーン、レッドのみ895グラム）素材：ポリエステルカラー：ブラック、オリーブ、コヨーテ、ダークネイビー、タータングリーン、タータンレッドノロッカ 公式オンラインストア【925g】リコモン「リュッセル フライ」　「リコモン（Rikomon）」の軽量ランドセル「リュッセルフライ（Ryussel FLY）」は「子どもの通学を進化させる」ことを掲げ、快適な使用感を追求。「リュッセルフライ」というモデル名は、リュックとランドセルを組み合わせた造語に「どこにでも飛んでいけるような軽さを実現する」といった想いを込めた「フライ」を加えて名付けられました。フラップの開閉には児童の安全性にも配慮したマグネットロックを採用したほか、前段には大きく開くポケットをあしらい使いやすさと収納力を両立。360度リフレクター付きで夜でも安心です。■リコモン「リュッセル フライ」価格：税込4万1800円重量：925グラム素材：ナイロン中空糸生地（撥水）カラー：ブラック、ネイビー、グリーン、キャメル、レッド、パープル、ピンク、スカイブルー、グレー、ベージュ「リュッセル フライ」特設サイト【930g】モンベル「わんパック」　「モンベル（mont-bell）」のランドセル「わんパック」の魅力は、なんと言っても税込1万4850円という安価な価格設定。2年に1回買い換えたと仮定しても6年間で5万円弱と、2023年のランドセルの平均価格（5万8500円／ニッセイ基礎研究所調べ）より安くなるコストパフォーマンスです。手に取りやすい価格ながら、素材には耐久性に優れた840デニールナイロンを採用。レインカバーと反射テープも備わっており、快適で安全な通学をサポートします。■モンベル「わんパック」価格：税込1万4850円重量：930グラム素材：840デニールナイロンカラー：ブルーグリーン、ブラック、ブラウン、ワインレッドモンベル 公式オンラインストア【970g】イオン「かるすぽ はなまるランドセル24」　イオンの「かるすぽ はなまるランドセル24」はパープル系だけで「ラベンダー」「スミレ」「ラベンダー／サックスステッチ」の3色を揃えるなど、今回紹介するランドセルの中では最多となる24のカラーバリエーションを展開。背あての「ヘリ」をカットして重量を軽くしたほか、肩ベルトにはクッション性の高いウレタンフォームを採用して快適な背負い心地を実現しました。税込3万8500円とお手頃な価格設定も◎。■イオン「かるすぽ はなまるランドセル24」価格：税込3万8500円重量：970グラム素材：クラリーノ®エフカラー：アイボリー、アイボリー／ピーチステッチ、ブラック、ブラック／レッドステッチ、ブラック／グリーンステッチ、ブラック／ロイヤルブルーステッチ、キャメル、ブラウン、パステルピンク、ビビッドピンク、カーマインレッド、ピンクグレー、ミント、カーキ、エバーグリーン、サックス、ペールブルー、ロイヤルブルー、マリンブルー、ネイビー、ネイビー／ゴールドステッチ、ラベンダー、スミレ、ラベンダー／サックスステッチイオンスタイル ランドセル特集ページ【990g】村瀬鞄行「ウルトラライト／ミラクルライト」　最後に紹介するのは、名古屋発のランドセルメーカー 村瀬鞄行が手掛ける「ウルトラライト／ミラクルライト」です。従来の同社製品の背負い心地はそのままに、ファスナーポケットを小型化し、安全ナスカンの取り付けを片側だけに変更するなど軽量化を追求。ランドセルとしての役目を終えた後にウォールクロックやキーリングなど、リメイクして手元に残しておけるのも嬉しいポイントです。■村瀬鞄行「ウルトラライト／ミラクルライト」価格：税込3万6000円重量：990グラム素材：クラリーノ®エフカラー：ブラック／マリンブルー、ホットピンク村瀬鞄行 ランドセル一覧ページ

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Lifestyle

拮抗するランドセルの軽量化、1000g以下のモデルまとめ

　日本でも報道されている通り、2ヶ月にわたる上海のロックダウンは5月31日23時59分に幕を閉じた。この閉ざされた生活の中でしか生まれ得なかった出会いや気付きはあったが、これは決していい経験だったなどと呼べるものではなく、家族や友人には味わってもらいたくはないと思っている。　この文章を綴る6月11日現在、再び新型コロナウイルスの新規感染者が確認され始め、封鎖されるマンションや地域が続出し始めた。ロックダウン解除後に感染者が1人でも出た区では、この週末に区民全員がPCR検査を受けることとなり、さながらロックダウン直前の3月中旬にタイムリープしたようだ。2日に一度はPCR検査を受けなくては公共交通機関を利用できず、出勤も出来ず、スーパーマーケットにも入れない。未だ、日常とは程遠い。　そんな中、僕は来週、273泊274日の長期出張を終えて日本に帰国する。サービスアパートメントの部屋を少しずつ片付けながら、この生活の一部が、上海に進出している日本企業の製品によって形成されていたことに改めて気付かされた。　以前、上海に進出しているラーメン店や珈琲店についてはここで触れたが、上海の“日常生活”に根付いた日本企業のことを記したいと思う。◇　◇　◇　上海での生活を始めた頃を振り返る形になる。　現在も住んでいるサービスアパートメントには小さなキッチンがあり、鍋やフライパンは備え付けられていたが、包丁や調理器具は一切なく、フルコースを並べるためのお皿やワインを嗜むグラスもなかった。そのため、まずは家の近所の「ニトリ」へ向かった。気分は田舎から東京に出てきたときのようだ。なお、「ニトリ」は現在中国全土で35店舗以上を展開している。　店内はとても広く清潔で日本語が話せるスタッフもおり、まるで日本にいるような感覚を覚えた。ベッド、カーテンから食器や入浴グッズまで新生活のスタートを後押しする商品が綺麗に並ぶ店内を見渡していると、自分の部屋に掃除用品が全くなかったことに気付き、コロコロやクイックルワイパー、激落ちくんなど日本でも使っている商品をカゴに入れた。　上海に来たばかりということもあり、ネット購入もできず、中国でこのような生活用品をまとめて購入できるところも知らなかったため、日本とほぼ同価格での購入出来る商品に「お、ねだん以上」だと思った。タオルやバスマットなどは、日本では買わないであろうファンシーなラインナップで揃えた。なお、日本の一部店舗で展開しているウィメンズのアパレルブランド「Nプラス（N＋）」は未展開だったようだ。　続いて、文房具や細かい日用雑貨などを揃えるために「ダイソー」を訪れた。「DAISO JAPAN」という屋号で日本のブランドであることを明確に示しており、上海だけでも10店舗以上を展開している。　販売されている商品は100円均一ではなく10元（200円）が中心となり、今は円安の影響もあり日本より若干高めには感じるが、単語帳や修正テープ、付箋、クリアファイルなどこれもまた中国でどこに売っているか、そもそも中国語でなんと言えば良いかすら分からない、かゆいところに手が届く品揃えが嬉しかった。サンリオとのコラボレーション商品なども取り扱われ、信頼性と高品質とデザインを売りに上海の人々にも強く根付いているように感じた。　家で簡単な食事をするためのレトルト食材やフリーズドライのスープなどは、「MUJI」で購入した。店内には、日本同様にシンプルでナチュナルなコーディネートのお客さんも多く、商品構成としては日本で売っているおなじみのカレーやパスタソースなどに加えて、ローカライズした中国の名物である麺のセットやお菓子などもあり、試してみたい商品を全てカゴに入れていくと腕が千切れそうになった。　そして今回の滞在には最低限の服しか持ってきておらず、全て現地で調達しようと思っていたため、肌着や靴下などを買い揃えるべく、「ユニクロ」に向かった。日本と全く変わらない品揃え、「欢迎光临！（フアンィン グアンリン：ようこそいらっしゃいませ）」という店員さんの声掛け、整然としたヴィジュアルマーチャンダイジングに感動を覚えた。　幸運にも来店のタイミングで「ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング（UNIQLO and White Mountaineering）」のコラボレーションアイテムが販売開始されていたため、フリースとブルゾンを購入した。特設コーナーが設けられ店内放送でも大々的に告知されており、日本人として誇らしく感じ、セルフレジの前でピンと背筋が伸びた。◇　◇　◇　正直、中国のファッションの文脈においては国潮（グオチャオ）の隆盛、Z世代の多様性もあり、全ての日本のアパレルにとって決して追い風が吹いているわけではない。ただ、上海という一級都市で、食や住も含め“日常生活”という視点では日本の空気を感じられた。琥珀色の街で、時にそのニッポンの香りと静かな炎に少しの勇気をもらった。椎名林檎「NIPPON」 次回は6月27日（月）公開予定です。（※来週6月20日は休載いたします）

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