インサイド

主人公パールの境遇を表現する衣装「みんな、同じポップカルチャーを観て育つので、映画やドラマなどの影響を自然と受け、それがファッショントレンドになることは大いにあり得る。お父さんが履いているような派手でボリューミーなダッドスニーカーやルーズソックスなど、誰しもがこの大袈裟なアイテムが流行るとも、再流行するとも考えていませんでした。少し前ならダサいと捉えられていたアイテムが流行するのはまさに、ファッションのマジックと言えるでしょう。トレンドとは、ある1人が古いものを復活させ、最初は『変わり者』として捉えられたとしても、その人が個性を主張し続けることで雪だるま方式に広がっていき、いつしかトレンドと言われるようになるのです」（マウゴシャ・トゥルジャンスカ）。　今作の主人公 パールは、映画スターを目指しているが、人里離れた農場に暮らしており、父親の世話と家畜たちの餌やりに追われている。劇中のほとんどを作業着で過ごしていることからもわかるように、その暮らしは豊かなものとは言えず、華やかな世界に憧れているパールの唯一のドレスアップは、母が昔着ていた（1970年代風）のドレスのみである。キーヴィジュアルでも着用している赤いドレスも母親のお下がりで、1918年代を生きる若者が着用するドレスにしては少し古めかしい印象を受けるのはそのためだ。  　一方、パールが常に付けている白いリボンの髪飾りは、彼女の境遇を考えると洗練されたアイテムであり、2020年代の現代でもトレンドとなり得そうですらある。この現代的な白いリボンは、劇中でパールにとっての「自分らしさ」「周りに溶け込む」ためのアイテムとして機能することを意識したそうだ。シモーン・ロシャ、セシリー・バンセンをきっかけにしたアイテムが流行か「2020年代の現在、シモーン・ロシャ（Simone Rocha）やセシリー・バンセン（Cecilie Bahnsen）のような、ラブリーなワンピースや、レースやチュールを多用したガーリーなアイテムが流行しています。そのような状況を考えれば、今後1910年代から1920年代に流行したアンティークで乙女チックなアクセサリーや、イヴニングドレスのようなアイテムが再び注目を集めるかもしれません」（マウゴシャ・トゥルジャンスカ）。　過去のリバイバルアイテムが再注目するにあたって重要なのは、いかに現代風のアップデートをさせ、フレッシュなスタイリングに見えるかだという。「映画の公開には1年〜2年ほどの歳月が掛かり、今、イケていると思うアイテムも数年後には廃れる可能性があります。なので、『思いっきり個性を出すか』『時代を超えたルックスにするか』の2つの選択肢を必然的に選ぶことが多いです」（マウゴシャ・トゥルジャンスカ）。1910年代ファッションが復活する時の注目アイテムは？　例えば、Y2Kトレンドにおけるシグネチャーアイテムのひとつとして注目されたルーズソックス。1910年〜1920年代ファッションが再びトレンドになるとしたら、どんなアイテムがその流行を牽引するのだろうか。「ひとつは、パールにも数多く登場しているダンスシューズ。ルーズソックスと組み合わせたら、1910年代と1990年代後半がミックスした新たなスタイルになると思います。もう一つは装飾的なヘッドドレス。近年、さまざまなブランドが、顔が大きく隠れるような帽子をコレクションに取り入れはじめましたよね」（マウゴシャ・トゥルジャンスカ）。　昨年9月に公開した米国では、ハロウィンの夜、赤いイヴニング・ドレスを着用し、片手に斧を持った人々で街中が溢れかえったそうだ。「もし仮に、1910年代のトレンドが生まれなかったとしても、ハロウィンで多くの人がパールのコスチュームに身を包んだことはとても嬉しかった。私たち衣装デザイナーはポップカルチャーの一部で、あとは映画を観ている鑑賞者に『トレンド』というのを託すしかないと思っています」。　今年のハロウィンは日本でも、パールのコスチュームに身を包んだ人が溢れかえり、数年後にはレトロなドレスがトレンドアイテムになる日も近いかもしれない。

Simone Rocha

Culture

Y2Kの次は1910年代ファッション？“ストシン”の衣装デザイナーが仕掛ける映画「Pearl パール」の世界

―ブランドのコンセプトをあらためて教えてください。メラニー：「M/G TASAKI」は2013年に誕生しました。私の美意識とデザイン、そしてタサキの卓越したクラフトマンシップを融合させたブランドです。私たちはジュエリーにファッション性を加えることによって、若いオーディエンスをターゲットにしたいと考えました。「年配の方のもの」という従来のパールのイメージを変えていきたかったんです。―この10年間で人々のパールに対する先入観は変化したと感じますか？メラニー：完全に変わってきたと思います。最近はファッションショーでもパールが使われるようになりました。プラスチック製のものが多いですが、「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」や「クリストファー ケイン（Christopher Kane）」、「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」、「アーデム（ERDEM）」でも服の装飾に取り入れられています。メラニー：さらに、俳優やスポーツ選手など男性が身につけるようになり、パールが「かっこいい」と思われるようになってきましたね。「フォーマルな服にパールを合わせる」という常識を覆し、ストリート感のあるデイウェアにも合わせることが欧米でも普通になってきています。　そしてパールが広く認知されるようになった理由の一つは、今ダイヤモンドが確執的に捉えられがちだからです。タサキが扱うダイヤモンドはクリーンなダイヤモンドですが、「ブラッド・ダイヤモンド（紛争地域で武器調達の資金源として不法取引されるダイヤモンドのこと）」など様々な問題があるので多くの人が買い控えているんです。フォーマルオケージョンやブライダルなどでもダイヤモンド以外のものが求められる傾向があり、ピュアな意味を持つパールが選ばれるようになったのではないでしょうか。―タサキとのコラボレーションにはどのような面白さがありますか？メラニー：様々な意味でエキサイティングでした。パールの発祥の地である日本に来ることができて、文化を融合させることができました。デザイナーとしては、大企業とお仕事することも素晴らしい体験です。プロダクションチームを刺激できるような新しいアイデアを提案できるように毎シーズン心がけています。―「M/G TASAKI」をデザインする上で意識していることは？メラニー：「パールを買うため」というより、デザイン性で買ってもらいたいという思いがあります。「M/G TASAKI」には2通りのお客様がいます。まず、ご年配でクラシックなパールのジュエリーをすでにお持ちの方。そういう方は何か新しくて少し変わったデザインを求めていらっしゃいます。そして一方は若いお客様で、興味深いデザインを探している方。後者がヨーロッパの顧客層に多いのですが、パリの百貨店「ボン・マルシェ（Le Bon Marché）」で買い物していて「あら、素敵」と手に取ったものがたまたまパールの入っているデザインだったという感じです。―デザインアプローチについて教えてください。メラニー：私は彫刻を学んだということもあって、まず素材に着目します。通常はジェムストーンの価値を起点にするのですが、私は逆なんですね。基本的には「自分だったら身につけたいか」を考えてデザインします。それも40代の女性としてではなく、20代の時の自分や50歳になった自分がどういうものを身につけたいかも考えます。ジュエリーはタイムレスであるべきだとも思っています。―これまでのコレクションで一番実現するのに苦労したデザインは？メラニー：たくさんありますが、まず「スライスド（SLICED）」です。パールをスライスし、その断面をていねいに磨きあげたシリーズですが、やはり日本のパールジュエラーに「真珠を半分に切りたい」とはなかなか提案しにくいものがありました。プロダクションチームに嫌われていないといいのですけども……（笑）メラニー：そして「トリプルパール（TRIPLE PEARL）」は、ホワイト、ラベンダー、ブルーの３色の淡水真珠を重ねたシリーズです。中を繰り抜いて２珠目を入れ、２珠目もまたくり抜いて……という工程がとても難しく、タサキ以外のジュエラーでは実現できなかったと思います。大事なのは良いアイデアだけではなく、コストパフォーマンスよく生産できる提案なのです。特に若い女性にも買っていただきたいので、あまり高価なものでは実現できません。―4月に発表された新作を作る上で特にこだわった点は？メラニー：デザインに関しては、既存のラインに新しいものを加えてほしいと頼まれる場合と、新しいコンセプトを依頼される場合があります。「アルルカン（ARLEQUIN）」は既存のシリーズで、過去の作品とうまく調和できるように、かつ新鮮味を与えられるように意識しました。美しい流れを表現するゴールドの使い方がポイントです。メラニー：新しいコンセプトは2種類ありますが、「今まで見たことないもの、どこにも存在しないもの」を目指しました。「リフレクテッド（REFLECTED）」は、パールとゴールドがお互いを反射させているデザインです。従来のパールジュエリーだと、パールがセンターで他のものは引き立たせ役というデザインが多いですが、この場合はどちらがメインかも分からない面白さがあります。メラニー：3つ目のコレクションは「バロックドロップス（BAROQUE DROPS）」。これはバロックパールを使っています。このパールに小さなスタッズをつけていて、テクスチャーが楽しめるようになっています。普通のパールより少し色がグレーがかっているので、この独特のカラートーンも醍醐味ですね。―これからも「M/G TASAKI」を手掛ける上で大切にしたいことは？メラニー：最近はパールの商品が増えているので、斬新なデザインの提案がより難しくなってきます。ただ基本的にデザインする時は、人々を驚かせるために作っているのではなく、自分自身を驚かせるために作っているんです。そこはいつまでも本質として変わらないと思います。　パールは自然から生まれるものなので、気候の変動なども今後影響してくるんじゃないかと思います。政治的、経済的なことも含め、時代とともにデザインも影響されるので、それが自分でも楽しみですね。（すべて税込）（聞き手：辻 富由子）

Fashion

「M/G TASAKI」のデザイナーが語る　パールと時代の刺激的な関係性

1. ミュウミュウ（MIU MIU）　カーディガンやフーディ、ジャケットやコートなどのトップはきちんとしているのに、なぜかボトムはストッキングにアンダーウェアだけだったり、スカートの下からストッキングがのぞいていたり、きちんとしたはずのまとめ髪が乱れていたり。慌ててボトムを履き忘れて出かけてしまったかのような大胆なスタイルが新鮮でキュートだ。　本来なら「隠す」アンダーウェアを、アウターウェアの上に重ねるスタイリングで生まれる、素材や色のグラデーションが新しい。また、ありのままの美しい体を見せていこうという堂々とした姿勢が潔くヘルシー。ミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）のユーモアたっぷりの視点から生まれたデザインは、まるで私たちに「無理に頑張らなくていいのよ」と優しく語りかけているよう。　ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッド、ヘイリー・ビーバーら最先端のオシャレに敏感なZ世代セレブの「ノーパンツ」スタイルを彷彿とさせるコレクションと、若手の女優やトランスジェンダーをキャスティングすることで、若い新しい世代を賞賛し歩み寄るミウッチャの柔軟なスタンスを感じる。2. ロエベ（LOEWE）　毎シーズン新しい試みを続けているクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）は、過去のクチュールのクラシシズムと現在の新しい形との融合を「ファッションの亡霊のようなものだ」と捉え、ロエベの亡霊でインターネット上の目を欺こうというコレクションを発表した。　花柄ドレスやトレンチコートなどをぼかしてプリントした白いチュニックドレスやカーディガンに、シワをプリントしたトロンプルイユ的な加工やレザーへのモールディング加工。シンプルなTシャツやショーツをフェザーで作ったり、ナッパレザーで作ったシンプルなシャツドレスにショルダーバッグのストラップチェーンのようなものがついていたり。様々な曖昧な輪郭のだまし絵のようなテクニックを使い、オンライン上でそれらのエフェクトが不具合でそうなっているのか、それとも本当にそういうものなのか、本当のことは実際に手に取ってみないとわからないようになっている。　ソーシャルメディアやChatGPT、AIのめざましい普及によって、何がリアルで何がリアルでないかが非常に曖昧になってきている現代を嘲笑うかのようなジョナサンのチャレンジは、まだまだ続きそうだ。3. シモーン・ロシャ（Simone Rocha）　シモーン・ロシャの故郷アイルランドにて毎年8月1日に行われるケルトの収穫祭「ルーナサ（Lughnasa）」から着想を得たコレクション。刈り取った麦穂でつくられるコーンドリー（Corn dolly）を連想させる赤いリボンのディテールやラフィアで編まれたマクラメドレス、またチュールやレースの袖とパニエの部分にラフィアが詰め込まれた小鳥の巣のようなドレス、光り輝く小麦のようなゴールドのラメ素材のアイテムや刺繍など、さまざまな素材でこの伝統的な儀式を表現した。　前シーズンに発表されたブランド初のメンズコレクションを、今回も継続。ミリタリーやテーラリングがベースとなり、ロマンティックなレースやラメ、シースルーといったウィメンズと同様の素材使いのアイテムは、ジェンダーレスな仕様となっている。　シモーンらしいロマンティックで可愛らしい雰囲気も兼ね備えたコレクションは、若い世代だけではなく、むしろ大人の男女が着こなしたら甘すぎずにカッコ良く決まるのではないだろうか。これからも独自の道を進んでもらいたいブランドの一つだ。4. コーチ（COACH）　ニューヨークの歴史的建造物で1880年に建てられたパーク・アヴェニュー・アーモリーでショーを行ったコーチは、今シーズンもアメリカのブランドらしいスーパーマンやミッキーマウスなどの元気なキャラクターや、シアリングやデニムなどのアイテム満載のコレクションを発表した。　レザーの端切れをアップサイクルして仕立てたジャケットやコート、コーチの古いバッグをアッパーに取り入れたレザースニーカー、そしてヴィンテージパーツを再利用したアクセサリーなど、サステナブルなアプローチに取り組んだコレクションは好感が持てる。　また発色の美しいピンクやミントグリーン、マスタード、パープルといったシフォンのスリップドレスは、アーティストのマギー・パクストン（Maggie Paxton）とのコラボレーション。ログウッド、ベニバナ、マリーゴールドなどの植物で天然染めされている。　注目なのがハートや星、りんごやクローバーなどの形をした小さなハンドバッグ。ひとつひとつがとても愛らしいので、お気に入りの形が見つかるはず。5. モスキーノ（MOSCHINO）　ミラノで発表されたモスキーノのコレクションは、スペインの画家、サルバドール・ダリの『記憶の固執』（1931年）が着想源。コレクションのオープニングで見られたジャケットやスカートのヘムは、絵画の歪んだ時計のような曲線を描き、ボタンもバッグも溶けて歪んでいる。パンクなムードのヘッドピースは、シュルレアリスムな雰囲気ともマッチしている。　このところ、ファッションの流れとしてオーバーサイズのシェイプが続いており、個人的にはそろそろ食傷気味に感じていた。しかし2023年秋冬は、モスキーノをはじめ様々なブランドで90年代初頭を彷彿とさせるボディコンシャスなシルエットやクチュールドレスが登場。久しぶりに「90年代クチュールスタイルが今、新鮮でカッコいい」と思わせるシーズンだった。　コレクションの発表の後、モスキーノのクリエイティブディレクターを2013年から10年間務めてきたジェレミー・スコット（Jeremy Scott）が今シーズンで退任という残念なニュースが流れた。モスキーノの世界観を引き継きながら、これからの時代に合ったクリエーションが出来る後継者が見つかるのか、今後のモスキーノの行方がとても気になる。6. ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）　防護マスクやゴールドのチェーンで顔が覆われたモデルたちが登場したジュンヤ ワタナベ。デザイナーの渡辺淳弥はショー会場でも流れたレッド・ツェッペリンの『カシミール』（1975）の歌詞から、砂漠の旅に思いを馳せコレクションをデザインしたという。　ダークな戦闘服のようなディテールや雰囲気なのに、クチュールシルエットによってエレガントにも見えるドレスやジャケットなどの数々は、レザーやライダースやスポーツウェア、シアリング、ダウンなど様々な要素で構成されている。ハイブリッド服といえば日本人デザイナーが得意としている分野だが、ジュンヤワタナベのハイブリッドは常に精密で巧妙、そして絶妙なバランス感覚を持ち合わせている。ため息が出るほど格好良く美しい。　色々な出来事が目まぐるしく起こっているこの現代社会で、強い意志を持って生きる女性にぴったりの勝負服だ。7. サンローラン（Saint Laurent）　エレガントで強い意志を持った女性のための服といえば、80年代を彷彿とさせる肩を大きく誇張した今シーズンのサンローラン。クリエイティブディレクターのアントニー・バカレロ（Anthony Vaccarello）は映画『ワーキング・ガール』（1988年）のシガニー・ウィーバー、メラニー・グリフィスからインスピレーションを得たという。　パワーショルダーとスリット入りのタイトスカートで逆三角形のシルエットを描くスーツやコートの数々は、ブランドの創設者であるイヴ・サンローランも好んで使用していたメンズウェアの生地で作られている。シフォンやナッパレザー、チェックのウールなどで作られた長いスカーフやストールを肩にふんわりと巻いて、女性的な柔らかさを添えた。　1月に発表されたメンズコレクションでは、ウィメンズのディテールをメンズウェアに融合させることで「ジェンダーレス」な現代のメンズスタイルを実現させたアントニー。今季のウィメンズコレクションでは「エレガンス」ということについて深く考え、ムッシュ・サンローランのDNAを上手に引き継いでいる様子だ。8. バーバリー（BURBERRY）　約5年間チーフクリエイティブオフィサーを務めたリカルド・ティッシ（Riccardo Tisci）が退任し、ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）の前クリエイティブディレクターとして活躍した、英国人のダニエル・リー（Daniel Lee）が2022年10月に同職に就任。初めて手掛ける「新生バーバリー」コレクションが発表された。　英国を代表する老舗ブランドの伝統を守るべく、ダニエルはシグネチャーのチェックやギャバジンのトレンチコート、バーバリーのアイコニックモチーフ「馬上の騎士（EKD）」、そして華やかなイングリッシュローズやカモのモチーフを用いて、それらを再解釈。配色やシルエット、丈などの変化で遊び心がありながらも、実用性のあるアウターや着心地の良さそうなアウトドア感覚の若々しいアイテムを多く登場している。　モデル達が抱えていたのは、なんと湯たんぽ。こんなにカラフルで可愛らしい湯たんぽカバーがあったら即買いしたくなる。ダニエルはボッテガ・ヴェネタ時代にアクセサリーに定評があり、バーバリーでのファーストシーズンはフェイクファーがアクセントになった実用性のあるショルダーバッグや「b」の金具モチーフがついたチェックのバッグ、同じくチェックのスノーブーツ風やカラフルなレインブーツ風のブーツなどを提案。バーバリーでも次々と新しいバッグやシューズを生み出してくれそうな予感がする、そんなコレクションだった。9. ロク（rokh）　韓国 ソウル生まれで米テキサス育ちのロク・ファン（Rok Hwang）は、ロンドンの名門校セントラル・セント・マーチンズでファッションデザインを学んだ。2016年にブランドを立ち上げ、2018年のLVMHプライズで特別賞を受賞。ロクの2023年秋冬コレクションは、Y2Kの流れをくむ健康的な肌見せスタイルと、90年代前半のシルエットが融合していた。　ブラトップやビスチェなどのランジェリーの要素を取り入れつつ、でもエレガントな雰囲気が残るスタイルは思わず着たくなるデザイン。ボトムのウエストベルトの部分を、くるっと表にひっくり返したようなディテールも、遊び心があっておもしろい。　コレクションはニュートラルカラーでまとめられ、はだけたスタイリングや肌見せ、パイソン柄や透けたレース、複数の黒いベルトなどが、決して下品ではないところに好感が持てる。10. モリー・ゴダード（Molly Goddard）　ロンドン東部にあるスタジオで2023年秋冬コレクションを発表したモリー・ゴダードは、2014年にブランドを立ち上げ、2017年にはLVMHプライズのファイナリストに選ばれている。バレリーナのようなロマンティックなチュール素材のカラフルなボリュームのあるドレスがシグネチャーだが、今シーズンはチュールのスカートを取り入れつつ、ニットやウールのアイテムでよりカジュアルなスタイルを提案した。　ジャケットやコート、トップやドレスのストライプはグログランやベルベットのリボンを叩きつけて、新しいテクスチャーを生み出している。これまでのコレクションはチュールのボリュームが大きくて普段使いが難しいドレスも多かったが、今シーズンはよりウェアラブルで、日々のスタイルに活躍しそうなアイテムばかりだ。　スタッズが付いたメリージェーンは、プラットフォームもフラットもサンダルも、どれも履きやすそうで欲しくなる。

MIU MIU

COACH

LOEWE

rokh

SAINT LAURENT

MOSCHINO

Y/PROJECT

注目すべきブランド10 - 心も体も自分のために解放する2023年秋冬コレクション

「JW アンダーソン」のミューズはあのカリスマダンサー　JW アンダーソン（JW ANDERSON）は、イギリスのダンサー兼振付師であるマイケル・クラーク（Michael Clark）とのコラボレーションを発表した。1980年代に“パンク・バレエ”で一世を風靡したクラークは、長年アンダーソンにとって憧れの存在だったという。今回のコレクションでは、クラーク率いるダンスカンパニーのアーカイブポスターを取り入れたセットを設置。男性器やコカ・コーラ風のフォントで描かれた「Enjoy God's Disco」といったグラフィックもポスターから引用されたデザインだ。　そして逆さまになったスマイルマークのサロペットや、イギリスの大手スーパー「テスコ（Tesco）」のビニル服をあしらったドレスなど、クラークの代表的な衣装がルックに落とし込まれた。「SHAM MAN（偽物の男）」「THE DENTIST（歯医者）」といった意味深な文字を取り入れたトップスもその一部だという。　そのほか、ファーやフェザーなどを部分的に使ったユニークなシルエット、ビッグサイズのトートバッグなどもアクセントをプラス。また、ラペルを拡大したアウターやカンガルーポケットのベアトップ、襟元や袖口がチューブ状になったニットなど、過去のアーカイブアイテムをブラッシュアップして復活させ、15周年の節目にあらためてJW アンダーソンが持つ前衛的なアプローチを示した。改装した古い家に現れた女性たちの亡霊「アーデム」　「アーデム（ERDEM）」の2023年秋冬コレクションは、ホーンテッドハウスのような少し不気味な空間でショーを開催した。会場では階段や床板を踏みしめる⾜⾳や、ドアの開閉音が鳴り響く。着想源となったのは、デザイナーのアーデム・モラリオグル（Erdem Moralıoğlu）自身がブルームズベリーの古いタウンハウスを解体していくうちに発見した、かつての住⼈の⾯影だ。そこはヴィクトリア朝時代に設⽴された「A Home of Hope for the Restoration of Fallen Women（社会から転落した⼥性のための希望の家）」と呼ばれた施設。1892年までに3216⼈の⼥性が⼊所していたことが判明したという。　アーデムは今回のショーで、その女性たちを現代へと解き放った。無数の電球が吊り下げられた薄暗い空間に、ヴィクトリア調のドレスをまとったモデルが次々と登場。アーデムが得意とするフラワープリントが取り入れられ、イエローやライラックといったカラーリング、そしてパフトップのオペラグローブなどが幻想的なムードを盛り上げた。神秘的な儀式をリボンとラフィアに込めた「シモーン・ロシャ」　「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」はウェストミンスターメソジスト教会でショーを発表した。会場にはブラッドレッドの絨毯が敷き詰められ、ケルトの音楽に合わせて中央階段からモデルたちが降りてくる。インスピレーション源となったのは、シモーンの故郷アイルランドで開催される収穫祭「ルグナサド（Lughnasadh）」。細く垂れ下がる赤いリボンは、子供の顔に血を塗って悪霊を追い払うアイルランドの伝統文化を反映したものだという。日本で活躍するモデル モトーラ世理奈も起用され、両目の下や耳、胸元にリボンをあしらったルックでランウェイを歩いた。　また、小麦の収穫を祝うかのようにストロー素材が随所に取り入れられ、ドレスのクリノリンにラフィアを詰めたルックも登場。太陽を思わせるメタリックなドレスも、シモーンのシグネチャーであるボリューミーなパフスリーブで展開された。究極のローライズデニム!? 「モワローラ」が見せるNYスタイル　ナイジェリア出身のモワローラ・オグンレシ（Mowalola Ogunlesi）が手掛ける「モワローラ（MOWALOLA）」は昨年6月にパリでデビューし、「ニューバランス（New Balance）」とのコラボレーションシューズを発表するなど、今勢いのあるブランド。今シーズンはロンドンファッションウィークで、私たちの日常生活を取り巻くテクノロジーやインフラからインスピレーションを得たコレクションを発表した。　会場の中央には大きな穴が描かれており、映像で見ると建物が崩壊したかのようなトリックアートとなっている。スウェットやキャップには、ヤンキースロゴ風の「MY」や、MoMA風の「MoWA」グラフィックなど、ニューヨークを代表するモチーフを引用。また、膝までずり落ちたローライズデニム、あるいはハイレグのショーツで大胆なルックを完成させた。デザイナーが得意とするレザーアイテムも多数展開し、ショー終盤には顔周りを電飾で光らせたモデルも登場。最初から最後まで、ユニークなギミックで観客たちを驚かせた。

J.W. ANDERSON

ERDEM

MOWALOLA

挑発するストリートスタイルと引き立つ神秘性＜2023年秋冬ロンドンコレクションハイライト＞

nori enomoto  バッグFASHIONSNAP（以下、F）：一品目は「ノリ エノモト（nori enomoto）」のアイコニックな「マルディマタン（mardi matin）」のバッグですね。あさぎーにょ：私のファッションブランド「ポピー」のパタンナーであるノリちゃん（榎本紀子）が作っています。今年のはじめに2つをゲットして、この1年使い続けました。F：お気に入りのポイントは？あさぎーにょ：このウェーブのシルエットが優雅でポップな可愛らしいんです。私は普段温かみのある色やレースなどのディテールの入った服を着ることが多いので、レザーを入れることでコーディネートが締まる感じがあります。華奢なシルバーのチェーンが使われているのも気に入っています。F：どこかで身につけたときの思い出はありますか？あさぎーにょ：祖母がこのバッグを持っている私を見て羨ましがっていて。旅行中にサプライズで色違いのアイボリーを誕生日プレゼントとして渡したんです。とても喜んでくれて、一緒にお出かけしたのがいい記念になりました。TOKYO BOPPER 厚底シューズF：お次は「トーキョー ボッパー（TOKYO BOPPER）」のフラワーモチーフが特徴的な厚底シューズですね。あさぎーにょ：今年ずっと履き続けたシューズです。トーキョー ボッパーさんのシューズを購入するのは初めてだったんですが、インスタグラムで拝見して一目惚れでした。このボリューミーでころんとした形が気に入って。F：デザイン性と歩きやすさも両立していますね。あさぎーにょ：そうなんです。しっかりデザインが入っているのに、どんな洋服に合わせやすくて。お揃いのお花のモチーフが施されたバッグも購入しました。F：こちらを履いて、どんな場所へ行きましたか？あさぎーにょ：今年は海外へ行く機会も増えたので、韓国やコペンハーゲンなどでも着用しましたね。特に凸凹した石畳の道でも歩きやすくて重宝しました。少し汚れてきてしまったので、2足目の購入を考えています。MM6 Maison Margiela & Maison Margiela シューズF：シューズが続きますが、「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」のアナトミックシリーズと、「 メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のタビですね。バレエシューズがたくさん！あさぎーにょ：ころんとしたシルエットがかわいくって、今年集めました。特に今、水色とこの茶色が気に入っていて、着用頻度が高かったです。F：マルジェラはタビブーツで有名ですが、エムエム6のアナトミックのシューズとどちらを先に購入したのですか？あさぎーにょ：私はエムエム6から入りました。このウェーブの形が私の足にぴったりで。F：着用したときの思い出はありますか？あさぎーにょ：いろんなところへ履いていきましたが、今年発表したVlog映画「グッバイ、コスモス」の発表会でも白いブーツを合わせていきました。F：靴を選ぶポイントはありますか？あさぎーにょ：先の尖っていない丸みのある形が多いですね。ヒールは普段、履くことが少なくて、フラットのものを選びがち。横幅がある方が私のコーディネートには合わせやすいかなと思っています。MM6 Maison Margielaの「フラットシューズ」をFARFETCHで探すSimone Rocha ジャケット&スカートF：こちらはロンドンを拠点にする「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」のジャケットとスカートですね。あさぎーにょ：10月にロンドンへ行った際にシモーン・ロシャの店舗に行くことができました。ずっと憧れのブランドだったので、実際にロンドンのお店で買い物ができてとても嬉しかったです。F：それぞれ購入の決め手は？あさぎーにょ：ハートのモチーフが特徴的なコレクションだったのですが、この白いジャケットも胸元のギャザーの部分がハートの形になっているのに惹かれました。スカートに関しては、私はあまりチュールスカートを持っていないんですが、これは一目惚れで。ベージュなので大人っぽく、赤い刺繍がガーリーなのに甘すぎないのもポイントです。F：海外の現地で出合ったモノは買ってしまう？あさぎーにょ：はい。円高で価格は決して安いわけではないのですが…悔いなしです。それと今年は赤をたくさん着用しようと心に決めていたので、つい選んじゃいましたね。F：まさに今日も赤をお召しですね。あさぎーにょ：そうなんです。以前までペールトーンの色を好んで選んできたんですが、今はちょっと暗めの赤と水色がブームで。毎年変わるんですよね。茶色もじわじわと自分のなかで気になり始めています。Simone Rochaの「スカート」をFarfetchで探すJUNYA WATANABE コートF：続いて、「ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）」のロングコートですね。あさぎーにょ：こちらもロンドンでの購入品で、ドーバー ストリート マーケットで見つけました。F：変形のMA-1アウターですが、シルエットがドレスのようですね。あさぎーにょ：袖もバルーンスリーブになっているのが可愛くて。買ってすぐに現地で着用していたのですが、たくさんの方に褒めていただいてうれしかったんです。ロンドンの有名なチョコレート屋さんで、80歳くらいのおじいちゃまに「素敵な服を着ているね」と声をかけられて、一緒に写真撮影もお願いされて（笑）。この服を通じてたくさんの方とコミュニケーションを取ることができました。F：ジュンヤ ワタナベの洋服は他にもお持ちですか？あさぎーにょ： ずっとコレクションを拝見していて憧れていましたが、購入したのは今回がはじめてです。世界に数着しかないとお店で聞いて、「買わなければ！」とロンドンで買ってしまいました（笑）。JUNYA WATANABEをFarfetchで探すMACKINTOSH × CECILIE BAHNSEN コートF：「マッキントッシュ（MACKINTOSH）」と「セシリー バンセン（CECILIE BAHNSEN）」のコラボレーションによるコートですね。あさぎーにょ： シモーン ロシャに続いて、セシリー バンセンも憧れのブランドでした。ちょっと背伸びをして、銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザで購入しました。F：生地にキルティングとレースが合わさっていて、形は普遍的なマッキントッシュのコートの形なんですね。どんなオケージョンで着用していますか？あさぎーにょ：気軽に着る服ではなく……ここぞというときに。9月にパリコレへ行ったときも着用しました！MackintoshをSSENSEで探すYOHEI OHNO スカートF：7品目は「ヨウヘイ オオノ（YOHEI OHNO）」のスカートですね。あさぎーにょ：今年一番はいたスカートだと思います。夏頃にエイチ ビューティ＆ユース（H BEAUTY＆YOUTH）で購入しました。F：ヨウヘイ オオノらしい独特なシルエットが特徴的ですね。あさぎーにょ：立体的なパターンが激かわで、しっかりとインパクトがあるのにいろんな服に合わせやすいのが気に入っています。F：ヨウヘイ オオノは今年5年ぶりのファッションショーを上野の国立科学博物館で発表していましたね。あさぎーにょ：ショーへご招待いただき、とても感動しました。その日もこのスカートを穿いて観に伺いました。KIJUN トップスF：続いて韓国のブランド「キジュン（KIJUN）」のトップスですね。あさぎーにょ： 馬や食卓の絵が描かれていて、こんなに可愛い柄のシースルートップス見たことない！と思って。大阪のセレクトショップのリトマス（LITMUS）でゲットしました。F：シースルートップは今年、大人気アイテムでしたね。あさぎーにょ：はい。私も今年はたくさんのシースルートップを集めていて、他のブランドなども合わせて10着くらいは持っていると思います。レイヤードするのに便利なんですよね。でもこちらが中でもお気に入りです。KIJUNをSSENSEで探すMolton Brown ディフューザーF：こちらはロンドン発のフレグランスブランド「モルトンブラウン（Molton Brown）」のリードディフューザーですね。あさぎーにょ：オレンジ＆ベルガモットの香りなのですが、実は先にプレゼントで同じ香りの香水をいただいて、とても気に入りまして。この香りを部屋中に充満させたいと思い、こちらを買い足しました。F：この香りを表現すると？あさぎーにょ：私はウッディな香りが好みなのですが、こちらは森の中のような深みがありながらクールすぎず、すっきりとしています。F：お家のどちらに置いていますか？あさぎーにょ：玄関に置いていますが、来客があるときにこちらの香水を追加でシュシュっとプラスで空気にかけています。D'ORSAY 香水F：フレグランスが続きます。フランスのフレグランスブランド「ドルセー（D'ORSAY）」の「心を込めて（À coeur perdu）」というメッセージが入ったL.B.という香りですね。あさぎーにょ：もともと香水をつけることが得意ではなかったんですが、この香りはすっきりしていてずっとまとっていたい！と思うくらい好みでした。つけていると人から褒められることも多いので、毎日つけています。F：購入のきっかけは？あさぎーにょ：ドルセーのキャンドルを購入したことをきっかけにブランドを知って、香水も店舗で見るようになって。ドルセーのキャンドルも集めています。F：こちらはクリスマスの限定キャンドルですね。あさぎーにょ：この容器のデザインもめちゃくちゃかわいくて気に入っています。Astier de Villatte 陶器F：ラストは、フランスの陶器ブランド「アスティエ ド ヴィラット（Astier de Villatte）」の食器ですね。1年でこれだけ集められたんですか？あさぎーにょ：そうなんです。まずは「エイチピーデコ（H.P.DECO）」で購入して、それからパリでも買って、割れないように持って帰ってきました。F：どのようにブランドを知りましたか？あさぎーにょ：昨年友人のお宅へお伺いしたときに、アスティエのお皿を見て、「素敵！」と思って。あたたかみがあるのに無機質さもあって、使っていると優雅な気持ちにさせてくれます。一つひとつ微妙に焼き目の色味なども異なっているのも味があって、軽いのもいいですね。F：どんなときに使用していますか？あさぎーにょ：今年は引っ越しをして友人を家に招くことも多かったので、ホームパーティをするときに。サラダやケーキを載せるのに使っています。実は大きなお皿を使用中に一つ割ってしまったのですが…。今後も自分へのご褒美に集めていきたいと思っています。今年を振り返ってF：今年の購入品を振り返ってみていがかでしたか？あさぎーにょ：“洗練”がキーワードだったなと思いました。これまでは鮮やかであたたかみのあるものが多かったんですが、白でもオフホワイトではなく、真っ白を選ぶなど、クリアなものが増えたなと気付きましたね。F：今年を振り返っていかがですか？ご結婚も発表されたり、お引っ越しをされたりと、プライベート面でも変化が多かったようですね。あさぎーにょ：はい。私の世界が広がった一年でした。結婚も大きかったのですが、ずっと続けてきた金髪のヘアスタイルを、暗くしたのも個人的な自分にとっては大ニュースでした。F：あさぎーにょさんのトレードマークは金髪でしたからね。きっかけは何でしたか？あさぎーにょ：Vlog映画「グッバイ、コスモス」に出演していた子役の子とお揃いにしたのがきっかけだったのですが、そこから気に入って、定着させましたね。「こうしなきゃいけない！」という自分の中の固定観念がいい意味で崩すことができました。F：髪色を変えたことで、似合う服も変わってきたのでしょうか？あさぎーにょ：これまで金髪のときに似合わなかった服が着られるようになりましたね。濃い色は今まで色に負けちゃう感じがあったんですが、今はしっくりくるようになりました。また免許も取って、運転もできるようになって、一人でドライブする時間も楽しむようになったのも自分の世界が広がった感覚になりましたね。来年の抱負F：次狙っているものは何ですか？あさぎーにょ：まだ結婚式を挙げていないので、まずリングを選びたいと思っています。普段アクセサリーは光り物をつけることがないので悩んでいて。来年に素敵なものに巡り合えたらと願っていますね。F：来年はどんな一年にしたいですか？あさぎーにょ：来年は音楽活動に力を注ぐ一年にしたいと思っています。ポピーの「ワクワクを抱きしめよう」という世界観をオリジナル楽曲に落とし込んで、多くの人へ伝えていきたいですね。またSNSも原点に立ち返って、自分の本当の声をしっかり出せるようにしていきたい。F：あさぎーにょさんはSNSで、ご自身のことをオープンにアップされているイメージがありますが。あさぎーにょ：でも、この1年を振り返ると恐れがあったと思うんです。応援してくださる方が増えていくなかで、「皆さんの思い描く“あさぎーにょ像”を守らないと」とか「これを言ったら、みんなの期待を裏切るかな」とか自分軸ではない考え方になってしまうことがありました。もっと悩みや迷いなどのネガティブな一面も見せたり、「何やってんの？」と笑われてしまうよう無邪気な自分も見せていきたいなと思っています。■あさぎーにょクリエイティブアーティスト/アートディレクター/YouTuber。  「ワクワクを抱きしめよう」をテーマに、ポップで温かい世界観を表現している。2021年に自身のファッションブランド「ポピー（POPPY）」の店舗を原宿にオープン。アートディレクションや音楽活動も行い、現在のSNS総フォロワーは300万人を超える。POPPY公式サイトあさぎーにょInstagramあさぎーにょYouTubeチャンネル

MACKINTOSH

YOHEI OHNO

CECILIE BAHNSEN

Maison Margiela

JUNYA WATANABE

MM6 Maison Margiela

【2022年ベストバイ】あさぎーにょが今年買って良かったモノ

MARNI／ボーダー モヘアブレンドスカーフ¥45,827 （30%OFF）（関税・消費税込）　寒く、長くなると言われている2022年の冬。今欲しいのは、「マルニ（MARNI）」のモヘアブレンドスカーフです。一番の特徴は、なんといってもピンク×ネイビーといったポップな配色。寒い季節はコーディネートの暗めになりがちなので、華やかな彩りを加えてくれるアイテムは貴重です。アメコミテイストの「MOHAIR」のタグもスタイルのアクセントになってくれそう。シンプルなチェスターコートなど、首まわりに空間ができるアウターと合わせたいです。モヘア80％、ウール20％の混合素材なので、防寒性も十分。首まわりをしっかりと温めることで、寒い冬を快適に乗り切れそうです。（Men's /編集記者）MATCHESFASHIONで購入するOUR LEGACY／ヴァスト カット コーデュロイパンツ　「アワーレガシー（OUR LAGACY）」のコーデュロイパンツ。直近は太畝が流行っていましたが、なんだかんだ細畝コーデュロイが上品でスタイリングもしやすいと思い選びました。シルエットも適度にワイドで、合わせやすそう。（Men's / 編集記者編集委員/ディレクター）MATCHESFASHIONで購入するBOTTEGA VENETA／カセット ミニ シェルクロスボディバッグ¥214,500（関税・消費税込）　普段黒い服ばかり着てしまうので、色物に挑戦したいなと思っていたところ、「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」の「カセット」ミニバッグを発見。パッと見ブラックですが、イントレチャートの隙間から少しだけグリーンが覗くデザインのため、色物初心者の僕には取り入れやすく、色のバランスがちょうど良い。 また、なるべく荷物を持たないようにしてる僕にとっては、これくらいミニサイズのバッグでも十分な容量だし、アクセサリー感覚で持てるのでコーディネートもしやすい。 今年はこのバッグで買い納めしようかなと思ってます。（できれば誰かからクリスマスプレゼントとしてもらいたい）（Men's / フォトグラファー）MATCHESFASHIONで購入するJUPTER／ボールド ペリドット＆エナメル ゴールドリング¥46,308（関税・消費税込）　SNSで見かけてからずっと気になっていた「ジュピター（JUPITER）」のボールドリング。子どものおもちゃのようなキャッチーなデザインで、どこか懐かしさを感じさせます。SNS上では複数のボールドリングを重ね付けしている方もいましたが、結構大ぶりなので手持ちの華奢なリングとの組み合わせを楽しむのも良さそう。カラーはグリーン一択！というのも占い師に言われたラッキーカラーと推しのメンバーカラーが偶然にもグリーンなので、2023年はこちらを身につけてご機嫌に過ごしたいと思います。（Women's /EC事業部 編集記者）MATCHESFASHIONで購入するPACO RABANNE／ハートスパンコール ショルダーバッグ ¥106,100（関税・消費税込）　華やかシーズンの到来と、ファッショントレンドもポジティブなムードへ。そんなこの時期への私のご褒美アイテムは、「パコ ラバンヌ（Paco Rabanne）」のバッグ。長く愛され続け進化するパコラバンヌのバッグは、 アイコニックでアクセサリー感覚とアートピースのような美しさ。シーン様々にスタイリングを盛り上げてくれそうなアイテムです。日本では殆ど出会えなかったレアアイテムですが、マッチズで発見！流石です（笑）！キラメキとときめきは日々にも感じていたいので、ゴールドをチョイスしました。（Women's /EC事業部 バイイングディレクター）MATCHESFASHIONで購入するBOTTEGA VENETA／カセット ミニ レザーバッグ　「ボッテガ・ヴェネタ」のシグネチャーデザインである「カセット」のミニサイズバージョンです。ここ最近メンズでもワンハンドルバッグを肩に掛けるスタイルが流行っているのでこのサイズ感のバッグを探していました。ストラップ部分のトライアングル型のバックルがポイント。シンプルなんだけどちょうどよくデザインが効いています。モードなスタイリングからカジュアルな着こなしまで相性が良さそうだし、長く使えるものだとお思うので少し高いですが1年間頑張った自分へのご褒美に欲しい一品です。（Men's / 編集記者）MATCHESFASHIONで購入するSIMONE ROCHA／パール ナイロンクロスボディバッグ¥82,720（関税・消費税込）　今年1年頑張った自分へのご褒美に私が選んだのは、「シモーン・ロシャ（SIMONE ROCHA）」のナイロンバッグ。こういうショルダーのナイロンバッグってカジュアルになってしまいがちですが、大きなリボンやパールで、一気にロマンチックなムードに！さすがはシモーネ・ロシャです。 最近流行りのマイクロサイズのバッグも可愛いけど、これなら必要な荷物がしっかり入るし、カラーがブラックだから、どんなスタイリングにも合わせやすい。ナイロンだから気兼ねなくガシガシ使っちゃいそうです。持っているだけで気分が上がる、可愛さと実用性を兼ね備えた最強バッグ。ヘビロテ間違いなしです。（Women's /編集記者）MATCHESFASHIONで購入するJIL SANDER／セーラーカラーコート　今年新調したいと思っているコート。毎回ベーシックなデザインを買おう！と思っても目についてしまうのは一癖あるデザインモノです。「ジル サンダー（JIL SANDER）」のロングコートはなんといってもセーラーカラーがポイント。大きな襟に対し、ボディはすっきりとしたストレート＆バックルベルトのウエストマークでコントラストが効いたシルエットに。デザインの良さをそのままドレスコートとして楽しみたい一着です。（Women's/メディア部 シニア編集記者）MATCHESFASHIONで購入するSIMONE ROCHA／パール ナイロンクロスボディバッグ¥75,200（関税・消費税込）　自分のご褒美として買いたいのは「シモーン・ロシャ」のエッグバッグ。実用性度外視でただ見た目の可愛さを追求する姿が魅力的に感じるマイクロミニバッグの中でも、ころんとしたフォルムとショルダーパールが心をくすぐられるデザインです。渋谷を歩いていた時に、小柄な女性がボリューム感のあるワンピースに合わせており、見た瞬間に一目惚れ。ブランドらしいキュートな要素がぎゅっと詰まっているので、スカートやワンピースを合わせて全体的にフェミニンなスタイリングをしてみたいです。その時に身に着けるジュエリーはパールで合わせリンクさせるのも楽しそう！（Women's /EC事業部 マーチャンダイジングコーディネーター）MATCHESFASHIONで購入するBALENCIAGAエモ XS レザーバケットバッグ¥260,000（関税・消費税込）　長く使えて、メンズライクなデザインのBAGを探していて、たどり着いたのが「バレンシアガ（BALENCIAGA）」 のエモ XS レザーバケットバッグ。グレインレザーにシルバートーンの金具でアクセントがついているデザインに一目惚れしました。普段からモノトーンでシンプルなスタイリングが多く、いつもシルバーのリングやネックレスをつけているのでこのバッグでさらにコーディネートの統一感が生まれそうです。今年頑張った自分へのご褒美としてGETしたいアイテムです。（Women's /メディア部 ADプランナー）MATCHESFASHIONで購入するTOM WOOD／シルバーネックレス¥31,499（関税・消費税込）　先日社内のスタッフにすすめられて、10数年ぶりにネックレスを購入してからネックレス欲が増しています（笑）。実は社会人になってからずっとネックレスを付けるのが小っ恥ずかしい感覚があり避けてきたアイテムだったのですが、特に今の季節は上質でシンプルなニットにさりげなくネックレスを付けている大人を見ると素敵だなと思うようになったのがきっかけです。 先日購入したものが60cmくらいで少し長め、ゴールドとシルバーがコンビになったタイプだったので、もう少しシンプルなデザインでクルーネックのトップスと合わせた時に馴染む長さのものが欲しくなり「トムウッド（TOM WOOD）」ものをチョイス。 すでにセルフサンタが1回来ているので、2回目は予算を抑えたいと思っていたところ、手頃なプライスも物欲を刺激されたポイントです。（Men's / 編集記者EC事業部 ディレクター）MATCHESFASHIONで購入するLAURA LOMBARDI／ハート ゴールドピアス¥18,501（関税・消費税込）　長年集めているハートモチーフのアイテムを頑張ったご褒美に購入したいです。大ぶりのハートにツイストデザインがとても可愛くて気に入っています。カジュアルな服装でもつけたいです。（Women's /メディア部 ADプランナー）MATCHESFASHIONで購入する

BOTTEGA VENETA

MARNI

BALENCIAGA

JIL SANDER

Paco Rabanne

お買いモノ

編集部が本気で選ぶ！今年一年頑張った自分へ贈る2022ご褒美ギフトリスト

　デコルテと腰に複数のフリルをあしらった「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」のブラウス。モノトーンのギンガムチェック柄の生地を使用することで、甘くなりすぎない絶妙なバランスに。SSENSE で購入する　クロシェ編みのニットとポインテールニットのフリルの組み合わせで、ノスタルジックなムード漂う「JW アンダーソン（JW ANDERSON）」のトップス。裾がクロップド丈でスタイルアップが叶います。SSENSE で購入する　アシンメトリーな裾と斜めに入ったギャザーで、グッと大人な魅力を放つ「ケンゾー（KENZO）」のミニスカート。ベルベットの上品な光沢感で、いつもの装いをクラスアップしてくれます。ウエストは伸縮性のあるバンド仕様。SSENSE で購入する　アイレットレースのラッフルトリムでフレッシュなタッチを添えた「シー（SEA）」のコットンショートパンツ。スポーティなショーツをベースにしているので、様々なテイストのトップスと相性抜群です。ロングブーツと合わせても◎。MATCHESFASHION で購入する　楽ちんな履き心地から支持を得ているリブニットパンツ。今季新調するなら「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」のパンツに決まり。裾にあしらったホワイトのラッフルでさりげなくコントラストを効かせた、シックな印象の一本です。MATCHESFASHION で購入する

KENZO

Sandro

RIXO

控えめなフリルでガーリーを添えた、秋に着たいクラシカルなデイリーウェア

「JW アンダーソン」のラストルックに込められたメッセージ　ジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）が手掛ける「JW アンダーソン」は、ソーホーの旗艦店の隣に位置するゲームセンターを会場に選んだ。英国ファッション協議会はファッションウィーク自体の開催中止も検討したというが、ジョナサンはその中で「ショーをキャンセルすると、特に若いデザイナーは巨額の損失に直面することになる」という考えのもと、2年半ぶりとなるロンドンでのショーの開催に至った。　スロットマシーンが立ち並ぶ通路を歩くモデルたちは、球体のドレスや上下逆さまになったニット、キーボードのキーキャップを繋いで作られたホールターネックなどをまとって登場した。イルカや椰子の木、夕日などのイメージは、スクリーンセーバーからインスパイアされたもので、安価なストックフォトがデザインに取り入れられている。　シュールな世界観の一方で、オーバーサイズのTシャツやフーディといった明快なアイテムも登場した。黒いTシャツのフロントには「女王陛下 1926-2022 ありがとう」の文字が。これはロンドン中のバス停に貼られていたポスターを複製したもの。ジョナサンならではの追悼の表現がコレクションの最後を締めくくった。大英帝国勲章を受章した「アーデム」はコレクションを女王に捧ぐ　デザイナーのアーデム・モラリオグル（Erdem Moralioglu）が手掛ける「アーデム」は、黒のヴェールに刺繍入りのブラックドレスを合わせたファーストルックでスタート。モラリオグルは、ブランド15周年となる2021年に女王から大英帝国勲章を受章しており、コレクションノートには「”悲しみは愛に伴う代償" このランウェイをエリザベス二世女王陛下に捧げます」と記されていた。これは、21年前に起こったアメリカの同時多発テロの後、女王がアメリカ国民に対して語った言葉の引用だ。　今シーズンは「芸術の修復」について探求し、「保存を追求する際の注意深さと強迫観念の狭間にあるものをイメージした」という。アーデムのチームは、今回の会場となった大英博物館をはじめ、テイト、ヴィクトリア＆アルバート、ナショナル・ギャラリーの修復の専門家たちと共に過ごし、修復の過程をリサーチ。ルックには英国らしいクラシカルな要素を取り入れ、フラワーモチーフやレースで繊細かつロマンチックな味付けを加えた。ショーの最後を締めくくったのは黒のドレス。ミュージアムへの敬意と、亡き君主への哀悼の意を表した、アーデムらしいコレクションとなった。メンズでもロマンティックな世界観を貫く「シモーン・ロシャ」　シモーン・ロシャは「オールドベイリー」と呼ばれる中央刑事裁判所でショーを開催。ホワイト、ピンク、ベージュといった淡いカラーパレットと透け感のある素材、壁紙のようなフローラルプリントがロマンティックな雰囲気を漂わせる。垂れ下がったパラシュートテープやパールの装飾などがアクセントを加え、頭にはベールが被されていた。これは、赤いペチコートを葬列の際に被る、アラン諸島の伝統から着想を得たものだという。　今回のコレクションは、メンズのフルコレクションのお披露目の場でもあった。シモーンらしいロマンチックな装飾がメンズウェアにも活かされており、ボンバージャケットやトレンチコートといったマスキュリンな要素も巧みに取り入れられていた。フィナーレでデザイナーのシモーンが登場すると、多くの観客がスタンディングオベーションを送った。3人の女性アーティストの才能が集結した「トーガ」　古田泰子が手掛けるトーガのデジタルプレゼンテーションは、白い背景のスタジオで撮影された。これは今回のコレクションのインスピレーション源となった写真家・山沢栄子にちなんだもの。1920年代にアメリカで写真を学び、ポートレートや広告写真の分野で活躍した山沢は、日本における女性写真家の草分け的存在だ。彼女のカラフルな抽象写真はスカートやポンチョ、カットソーなどにあしらわれ、シンプルなアイテムの中で強い印象を残した。また、グラフィカルなセットアップやボーダーソックスなども、山沢作品の色使いやモダンなコンポジションを連想させる。　パンデミック以降、身体性を意識したクリエイションが存在感を増している古田らしく、ねじれたようなホールターネックや、深いVネックのタンクトップなど、肌を見せるルックが多く登場。官能的なニュアンスではなく、クリーンでニュートラルなムードを放っていた。今回の映像には現代音楽家の石橋英子も参加。異なる分野の女性アーティストの才能が交わる、特別なショーとなった。うさぎの耳をつけたモデルたちが登場した「エス・エス・デイリー」　Steven Stokey-Daley（スティーブン・ストーキー・デイリー）が手掛ける「エス・エス・デイリー」は、2020年にスタートした新鋭ブランド。アップサイクル素材やデッドストック生地を取り入れたクリエイションが話題を呼び、LVMHプライズ2022のグランプリも受賞している。　今シーズンのテーマは「愛、思慕、ジェンダー、社会階級」。インスピレーションとなったのは、1910~20年代に詩人のヴィタ・サックヴィル＝ウェスト（Vita Sackville-West）と作家のヴァイオレット・トレフューシス（Violet Trefusis）が交わした手紙。この二人の女性は恋愛関係にあり、フランスへ駆け落ちしたことでも知られる。ショーではモデルたちが手紙を片手に朗読したりと、演劇的な要素も盛り込まれた。　また、2匹のうさぎのモチーフは、彼女たちの姿を重ねたもの。ヴィタが男装する際に着用していたことから、黒のタキシードも取り入れられた。ダン・レヴィ（Dan Levy）が手掛ける「DL アイウェア（DL Eyewear）」とのコラボレーションも披露され、ブランドの英国的な雰囲気を強調した。

TOGA

エリザベス女王の死去を受け、対応を迫られたロンドン＜2023年春夏ロンドンコレクションハイライト＞

　「ナヌーシュカ（NANUSHKA）」のレザースカートは、フェイクレザーのミドル丈。腰部分のディテールがワンポイント、ラップ仕立てなのでシンプルになりすぎない1着です。タイトすぎず、かといってふわっとしすぎない、ちょうど良いシルエットもおすすめポイントの1つ。SSENSE で購入する　プリーツ加工のフェイクレザー、パネル仕立てのレザースカートは「エルブイアイアール（LVIR）」のもの。正面からちらっと見えるプリーツとアシンメトリーな裾の長さも個性的なポイントです。ウエストはボタン留めで調節できるベルト付きなので、着やすさもばっちり。一味違うデザインのレザースカートをお探しの方におすすめです。SSENSE で購入する　「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」のレザスカートは、ショート丈でデザイン性が高い点が特徴。Aラインすぎずタイトすぎず、程よいふわっと感がロックすぎないルックを実現。フロントのシルバージップも、ワンポイントで良い味を出しています。足元には厚底のブーツや、ニーハイブーツもマッチ。SSENSE で購入する　ロング丈でストレートなシルエットが美しいレザースカートは「サンローラン（SAINT LAURENT）」のもの。フロントには大胆なカットが入っており、ハイブランドらしいデザイン性の高さと美しいシルエットがポイント。一見シンプルながらも、歩くと大胆なカットが出現するデザイン性はさすがのハイブランドです。SSENSE で購入する　カーフレザー100%、シワ加工の施された重厚感ある「ディーゼル（DIESEL）」のレザースカート。フロントのシルバーボタンがワンポイントで、レザージャケットと合わせてセットアップ風に着こなすのも◎。Farfetch で購入する　「マノーニ（Manokhi）」のレザースカートは、本格的なレザー100%。シルバートーンの金具がレザージャケット風、サイドの編み上げがロックかつセクシーな印象を与えます。タイトなので、Tシャツと合わせてもグッド。Farfetch で購入する　「2 モンクレー 1952（2 Moncler 1952）」のブラックスカートは、反骨的なムード漂うフェイクパテントレザー仕立て。女性らしさの感じられるAラインシェイプが、クールすぎずレザー調の重さを感じさせません。バックには、洗練されたルックを演出する控えめなファスナーがあしらわれています。MATCHESFASHION で購入する　洗練されたシンプルな定番スタイルを追求するブランドコンセプトが体現されている「セフィン（Cefinn）」のレザー100%スカート。しなやかなレザーを使用した、精巧さが感じられる1着。なめらかなAラインを描くミディ丈なので、品のあるルックが叶います。MATCHESFASHION で購入する

DIESEL

Nanushka

フェイクからリアルまで、1枚で存在感のあるレザースカートまとめ

アシンメトリーにロックオン　韓国発のアップサイクルブランド「リコード（RE;CODE）」のアシンメトリーシャツ。前身頃のふぞろいな丈に、思わず二度見してしまうはず。気づいたら、同ブランドのスローガン「ただのファッションではない（This is not just fashion）」世界に片足を突っ込んでいる…。そんな不思議な力をもつ一着です。Farfetchで購入する　スウェーデンのファッションブロガー、エリン・クリング（Elin Kling）が手がける「トーテム（TOTÊME）」のNomaシャツ。同ブランド特有のクリーンさはそのままに、襟・裾・ボタンのラインと徹底してアシンメトリーなデザインが存在感を放ちます。マンネリになりがちなシンプルコーデの起爆剤に。SSENSEで購入する　H＆Mとのコラボの話題も記憶に新しい「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」のラッフルディテールシャツ。同ブランドの十八番であるロマンティックな雰囲気は白シャツでも健在です。ロング丈なのでミニワンピ風に着こなすのも◎。Farfetchで購入するさり気ないアクセントがおしゃれ　エフォートレスなデザインが特徴の「アルバス ルーメン（ALBUS LUMEN）」のリネンシャツ。フォルムは至ってオーソドックスですが、さり気なく施されたクロシェパッチがアクセントに。着心地のいい薄手のリネン素材で、羽織り代わりにサラッと着るのもおすすめです。MATCHESFASHIONで購入する　GINZA SIXに日本初の店舗をオープンしたばかりの老舗メゾン「パトゥ（PATOU）」のロゴカフスシャツ。スリーブにあしらったモダンなブランドロゴが、シンプルコーデを引き締めます。ロングカフスやコンシール​ボタンできちんとした印象も。カフスに施された上品な刺繡もお見逃しなく。Farfetchで購入する　中国の伝統的なモチーフを使ったデザインが特徴の香港発「シャンハイ・タン（SHANGHAI TANG）」のシャツ。翡翠色のボタンが白シャツに映えます。ドレッシーなスパンコール装飾が表すのは、中国で縁起物とされる菊の花。着るだけで気分だけでなく運気も上がりそうな一枚です。Farfetchで購入する　リボンのモチーフが可愛らしい「ブティックモスキーノ（BOUTIQUE MOSCHINO）」のシャツ。スタンドカラーでスマートな印象ももちつつ、ビッグリボンでガーリー感も両立。モスキーノのセカンドラインということで、カジュアルよりな価格帯も嬉しいポイントです。YOOXで購入するユニークな襟でアクセ要らず　上質な素材と造形的なフォルムが特徴の「エンフォルド（ENFÖLD）」のブラウス。シャープに伸びたビッグカラーがマニッシュな着こなしを格上げします。ポルトガルのシャツメーカー「ソメロス（SOMELOS）」の生地を使用しているため着心地も文句なし。ビッグカラーで小顔効果も期待できそう。Farfetchで購入する　ニューヨーク発のブランド「ダンカン（DUNCAN）」によるロマンチックなコットンポプリンシャツ。上品なラッフルトリムでノンアクセサリーでも華やかな雰囲気に。ダーツが入ったスッキリしたデザインで、スカートなどAラインのボトムスとの相性もバッチリです。MATCHESFASHIONで購入する　まるで貴族のような長めのラペルが印象的な「パコ ラバンヌ（Paco Rabanne）」のコットンポプリンシャツ。同ブランドが2021春夏コレクションで掲げたヴィクトリア朝スタイルが反映された一枚です。随所に施されたヴィンテージ感あふれるアイレットレーストリムが乙女心をくすぐります。MATCHESFASHIONで購入する肌見せデザインでコーデを格上げ　モードなシャツなら言わずもがな、「コム デ ギャルソン（COMME des GARÇONS）」におまかせを。シャーリングの効いた独特なデザインに虜になること間違いなし。バランスがとりやすく、ボトムスを選ばないクロップド丈は今季のトレンドなので要チェック。Farfetchで購入する　ミニマルなデザインを得意とする「ヘルムート ラング（HELMUT LANG）」のオープンバックシャツ。一見、何の変哲もない白シャツですが、バックはざっくり背中開きという大胆な仕掛けが。そのまま着て背中見せもよし、インナーとの組み合わせで遊ぶのもよし、な一枚です。Farfetchで購入する　「ヘロン プレストン（HERON PRESTON）」のオープンバックシャツは、「ヘルムート ラング」のものと形は似ていますが、ストリートウェアブランドらしく、よりカジュアルな印象に。同ブランドのアイコンであるオレンジのロゴパッチが、いい差し色になっています。Farfetchで購入する風に揺れるディテールにときめく　「サカイ（sacai）」のプリーツバックシャツ。ブランドコンセプト「日常の上に成り立つデザイン」さながら、エフォートレスな美しさが魅力の一枚です。あえてプリーツのボトムスとあわせて、動く度に揺れるダブルプリーツで遊んでみるのも◎。Farfetchで購入する　シンプルさの中にも余韻が残る、デンマーク発のブランド「ヘンリック・ヴィブスコフ（HENRIK VIBSKOV）」のFlameシャツ。ドレスのようにふわっと広がるカフスで、着るだけで仕草が上品に。タイカフスを結んだり、ほどいて垂らしたり、その日の気分でバリエーションを楽しんで。Farfetchで購入する　エレガントさを追求するなら、遊び心のあるコンビネーションを得意とする「レッド ヴァレンティノ（RED VALENTINO）」のシャツをチョイス。有り余るラッフルディテールとゆるやかなドレープで、甘い雰囲気がお好みの方にもしっくりきます。Farfetchで購入する　「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」でも秀逸な白シャツを発見。ストールとドッキングしたかのようなデザインがユニークなドレープパネルシャツなら、視線を集めること間違いなし。白シャツファッションの無限の可能性を探求してみて。Farfetchで購入する

sacai

PATOU

HELMUT LANG

ENFÖLD

COMME des GARÇONS

RED VALENTINO

HENRIK VIBSKOV

HERON PRESTON

DUNCAN

かぶりそうでかぶらない！ エッジのきいた白シャツ18選

ネックレス　「マーク ジェイコブス（MARC JACOBS）」 のアイコンとも言えるデイジーをモチーフにしたネックレスです。カラフルなビーズをつなげたハンドメイド感たっぷりのアイテムは、どこか懐かしさも感じられるデザイン。Tシャツやデニムに合わせて、カジュアルルックにガーリーさをひとさじプラスしてみましょう。SSENSE で購入する　アート作品のように独創的なフォルムでカモミールのチャームをあしらったのは、「モンドモンド（Mondo Mondo）」のネックレス。18Kゴールドの輝きが高級感を添えています。SSENSE で購入する　「アンブッシュ（AMBUSH®）」がネックレスのモチーフに選んだのは一輪のバラ。ゴールドとシルバーのツートーンで表現されたバラは、精巧なディテールが特徴。胸元で確かな存在感を放ちます。Farfetch で購入する　クリスタルが輝くフラワーモチーフと、シェルの組み合わせがユニークな「マリーン・セル（MARINE SERRE）」のネックレス。ナチュラル系モチーフをゴールドトーンの色調でまとめたことで、エレガントさも感じられます。白シャツコーデのアクセントとして投入するのもおすすめ。MATCHESFASHION で購入する　花々が咲き誇る「ロザンティカ（Rosantica）」のネックレスは、まさに主役級の華やかさ。繊細なチェーンとパールが首元からデコルテをより美しく引き立ててくれます。ゴージャスなのに清楚さもあわせ持つのは、ピュアなホワイトならでは。MATCHESFASHION で購入するピアス　ワイヤーを曲げてつくったような、ミニマルな造形の「ジャックムス（JACQUEMUS）」のフラワーピアス。シンプルな造形だからこそ映えるオーバーサイズです。MATCHESFASHION で購入する　「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」のシグネチャーアイテムでもあるクリスタルビーズのアクセサリー。花をモチーフにしたドロップピアスは、ボリューミーながらビーズの透明感で軽やかなルックが完成します。爽やかなミントグリーンカラーも春らしさ満点。SSENSE で購入する　「シュリンプス（Shrimps）」も、乙女心をくすぐる少しレトロなムードのビーズアクセサリーが豊富。ティアドロップシェイプのパールがクラシカルなピアスは、耳元を可憐に飾る半透明のフラワーの質感にも注目です。MATCHESFASHION で購入する　ラグジュアリーなリゾート気分満点のスイムウェアが多数揃う、ブラジル発の「アミール スラマ（Amir Slama）」。チューリップピアスも、そんな明るいムードがいっぱいです。「PEACE」やハトなど、ハッピー気分のモチーフを身に着ければ気分も上がりそう。Farfetch で購入する　バルセロナ発の「メアリージェーン クレイヴロル（MARYJANE CLAVEROL）」は、カラフルな色づかいが魅力です。耳元のクリスタルの輝きと、糸を巻きつけたフープ部分の質感とのコントラストを楽しんで。Farfetch で購入する　インドネシア出身のデザイナーが手掛ける「ビヤン（Biyan）」は、母国の伝統的なモチーフや技法を取り入れた、繊細でロマンチックなアイテムが目白押し。こちらのピアスも、たくさんのパーツを組み合わせ、カラフル＆プレイフルな仕上がりが目を引きます。Farfetch で購入するブレスレット　キュートなエナメルモチーフが「お守りアクセサリー」としても人気の「ウィルヘルミナ ガルシア（Wilhelmina Garcia）」。コイン状チャームにチューリップをあしらったブレスレットは、チェーンのボリューム感も絶妙です。MATCHESFASHION で購入するリング　クリスタルをあしらったデイジーのモチーフ付きの「マルニ（MARNI）」のリングは、指にぐるりと巻き付くようなシェイプも個性的です。MATCHESFASHION で購入する

MARC JACOBS

AMBUSH

JACQUEMUS

MARINE SERRE

ネックレスやピアスなど、春気分のフラワーモチーフのアクセサリー13選

Simone Rochaとは？　「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」は、アイルランド出身のシモーン・ロシャ（Simone Rocha）がデザイナーを務めるイギリスのブランド。　香港出身でファッションデザイナーのジョン・ロシャ（John Rocha）を父に持つシモーンは、ダブリンのアート＆デザイン国立大学（National College of Art and Design）とロンドンのセントラル・セント・マーチンズ（Central Saint Martins）という二つの名門校出身。2010年にブランドを立ち上げ、同年のロンドン・ファッション・ウィークでデビューを果たしました。デビュー以降は、ブリティッシュ・ファッション・アワードをはじめとするファッションアワードを受賞。ロンドンファッションウィークでコレクションを発表するなど、イギリスのファッションシーンを代表するウィメンズブランドの一つです。　コラボレーションにおいても、精力的に参加。2014年の「ジェイブランド（J Brand）」とのコラボから着実にステップアップを重ね、2018年には「モンクレール（MONCLER）」のコラボプロジェクト「モンクレール ジーニアス（MONCLER GENIUS）」のデザイナーの一人としても選抜されました。そして2021年の今年、毎年恒例の「H&M」のデザイナーコラボレーションに選ばれ、今後も活躍が期待される女性デザイナーです。Simone Rochaの特徴　「シモーン・ロシャ」の魅力は、ひと目でわかるフェミニン＆ロマンチックな世界観。シルエットの基本はボリューミー。リラックスフィットのボディにサテンやチュール、フリルなどをあしらい、フェミニンでドリーミーな美学を追求しています。　アクセサリーでは、パールやビーズ、クリスタルなどもよく登場するモチーフです。ひとつ取り入れるだけで「シモーン・ロシャ」の魅力を味わえるアイテムが揃います。Simone Rochaのアイテムをチェック！トップス　カジュアルアイテムのTシャツも、「シモーン・ロシャ」の解釈ならロマンチックな仕上がりに。ローズがプリントされたオーバーサイズのTシャツは、ふんわりとしたバルーンスリーブのフォルムを強調するチュールがあしらわれています。Farfetch で購入する　こちらもチュール使いが優美なTシャツですが、ウエスト部分できゅっとすぼまったシルエットに。袖や裾のボリューミーなディテールを引き立てていますね。SSENSE で購入するスカート　2020年秋冬コレクションより、コレクションのキーテーマとなった光沢感のあるサテン素材を使用したスカートです。優雅なドレープが、贅沢なシルクの輝きをより一層引き立てています。MATCHESFASHION で購入する　気分はまるでバレリーナ？な、ペールヌードトーンのチュールスカートです。ウエスト部分のリボンを結べば、後ろ姿も決まります。Farfetch で購入する　シアーなシルクが何層にも重ねられたラッフルスカートです。いつものコーディネートにONすれば、新鮮な発見がありそう。Farfetch で購入するパンツ　ウエスト部分のベルトがアクセントになった、ペーパーバッグスタイルのクロップドパンツです。ややボーイッシュなテイストを、上質な素材で大人の女性の装いに格上げしてくれています。Farfetch で購入するワンピース　ゆったりとしたシルエットのシャツワンピースは、ヘムラインがポイント。前から後ろにかけて長くなっているアシンメトリーなデザインになっています。Farfetch で購入する　コットン素材のホワイトのシャツドレスです。コルセット風の少しセンシュアルなディテールと、スモック風のガーリーなシルエットの組合わせが斬新。クリーンな素材感もピュアな印象をプラスしています。SSENSE で購入する　ポプリン素材とブルー×ホワイトのストライプの組み合わせのシャツドレスは数あれど、「シモーン・ロシャ」は立体的なシルエットで勝負。胸元を飾る超ビッグサイズのリボンとパフスリーブでひねりが加えられています。MATCHESFASHION で購入するシューズ　クロスストラップや厚底といったディテールで、少しハードなイメージで仕上げたバレエシューズ。キュートだけれどほんのりとしたエッジも感じる一足です。SSENSE で購入する　バックストラップのレースアップパンプスは、ポインテッドトゥがシャープな印象。芸術的なクリア素材のフローラルモチーフヒールが抜け感を演出してくれています。Farfetch で購入するバッグ　カンバセーションピースになること間違いなし！オンリーワンなデザインのクラッチです。パールホワイトに輝くアクリル素材のエッグ型の中身には、あなたなら何を入れる？手持ちとショルダーの2WAY仕様が楽しめる、取り外し可能なストラップ付きです。SSENSE で購入する　フラワーモチーフのビーズとラウンドカットクリスタルをつないだビーズバッグ。どこかレトロなムードも漂います。特別な日のお出かけを更に楽しく演出してくれるでしょう。SSENSE で購入するアクセサリーなど　パールビーズも、「シモーン・ロシャ」のブランドシグネチャーとも言うべき存在。イミテーションバロックパールによるフローラルモチーフがあしらわれたベルトは、上品かつ存在感のあるアクセントとして活躍してくれそう。MATCHESFASHION で購入する　両耳で違うデザインが楽しめるこちらのフープピアス。片耳のみ、有機的なフォルムのマザーオブパールをフィーチャーしています。ユニークな遊び心を感じさせつつ、フェミニンにまとめているところはさすがです。SSENSE で購入する　パールをあしらったドロップピアスです。およそ12.5cmと長めのロングラインシルエットはインパクト大。イミテーションパールとクリスタルでとびきりロマンチックな耳元に。SSENSE で購入する　まとめ髪にさっとひと差しするだけのヘアピンなら、毎日の生活にも取り入れやすいですね。クリスタルビーズによるフラワーモチーフをあしらったヘアピンは、鮮やかなレッドがレディライク。Farfetch で購入する

H＆M

Central Saint Martins

MONCLER GENIUS

ロマンチック＆ガーリーな注目ブランドをゲット！Vol.2＜シモーン・ロシャ＞

臼田あさ美＜ローテート バーガー クリステンセン＞　12月19日に実施された、映画「私をくいとめて」の公開記念舞台挨拶に登壇した臼田あさ美さん。着用していたのは、「ローテート バーガー クリステンセン（ROTATE Birger Christensen）」のブラックドレスです。ボリューム感のあるパフスリーブのガーリーさと、背中のヘルシーな肌見せのギャップが「ローテート バーガー クリステンセン」らしい一品。臼田さんのイメージにもぴったりですね。モノトーンカラーのポルカドットでほどよい甘さに仕上がっているのもポイント。　臼田さんの着用の衣装とカラー違いの「ローテート バーガー クリステンセン」のワンピースがこちら。優しいクリームカラーと小花柄で、よりスイートな雰囲気に。バックシャンなスタイルはこちらも同様です。Farfetch で購入する　同じく「ローテート バーガー クリステンセン」から、もう一着、モノトーンのポルカドットドレスも紹介。ギャザーが寄せられたドレスはよりスリムなフィット感で、Vラインの首元もエレガントです。Farfetch で購入する橋本愛＜グッチ＞　映画「私をくいとめて」で臼田さんと共演した橋本愛さんも、同日の舞台挨拶に登壇していました。橋本さんは、「グッチ（GUCCI）」の2021年春夏プレコレクションによるスタイリングを披露。「グッチ」らしい、柄×柄を大胆に組み合わせたプレイフルなコーディネートは、コレクションルックでも登場しています。ジャケットに同パターンのベストを合わせ、少しマスキュリンなテイストもプラスしました。戸田恵梨香＜ヴァレンティノ＞　松坂桃李さんとの結婚も大きな話題をさらった戸田恵梨香さん。12月17日に開催された「美的ベストコスメ大賞」の授賞式にて、「美的ベストビューティウーマン」に選ばれた戸田さんが着用していたのは、「ヴァレンティノ（VALENTINO）」の2021年リゾートコレクションのホワイトドレスです。布地をたっぷりと使用しており、美しいドレープを際立てるピュアなホワイトが印象的。華やかなオーラを放つ戸田さんにぴったりのドレスですね。 　シルエットが美しい「ヴァレンティノ」のホワイトドレス。セミシアーなコットン素材を使用したふんわりとしたAラインのシルエットに、シャツ風のディテールのコンビネーションが絶妙。サイドラインは深いスリットが入っているので、チュニック風に着こなして、インナーと合わせたスタイリングを楽しみましょう。ベルトでウエストをマークして、シルエットに変化をつけるのもおすすめです。SSENSE で購入する横浜流星＜ディオール＞　今月はイベントに引っ張りだこだった横浜流星さん。ジャパンアンバサダーを務める「ディオール（DIOR）」のスーツを着用し、それぞれのイベントで異なるスタイリングを披露していました。　ファッション誌「エル（ELLE）」主催、同年公開の映画から選ばれたベスト作品や映画人を表彰する「エル シネマアワード2020（ELLE CINEMA AWARDS 2020）」が12月7日に実施されました。横浜さんは「今年最も輝いた男性」に贈るエル・メン賞を受賞。ジャケットやネクタイ、シューズまで全身ブラックで統一したモードな印象の着こなしです。　12月3日に実施された、映画「きみの瞳（め）が問いかけている」のアンコール舞台挨拶では、グレーのセットアップで登場。インナーにはブラックのタートルネックトップスをチョイスしています。　12月16日実施の「LINE NEWS AWARDS 2020」では、2020年に話題を集めた人物が分野ごとに選出・表彰されました。俳優部門を受賞した横浜さんは、ブラックのスーツにホワイトのシャツを合わせて登場。第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞するなど、横浜さんにとっても飛躍の年となった2020年。今度の活躍からも目が離せませんね！仲里依紗＜モンクレール ジーニアス＞　12月7日に開催されたNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」ワールドプレミアでは、「モンクレール ジーニアス（MONCLER GENIUS）」の2020年コレクションの衣装に身を包んだ仲里依紗さんをキャッチ。キュートなツインシニヨンヘアに合わせた個性的なドレスは、ゲストデザイナーにシモーン・ロシャ（Simone Rocha）を迎えた「4 モンクレール シモーン・ロシャ（4 MONCLER SIMONE ROCHA）」の一着でした。フラワープリントのキルティング素材をチュールが覆う、なんとも華やかでロマンチックなドレスです。　同「4 モンクレール シモーン・ロシャ」より、レッド×ピンクのフラワーモチーフがあしらわれたレインコート。「シモーン・ロシャ（Simone Rocha）」流に、フェミニニティたっぷりに解釈した斬新なアクティブウェアです。雨の日のお出かけも気分が明るくなりそう。MATCHESFASHION で購入する椎名林檎＜ドルチェ＆ガッバーナ＞　フジテレビ系列で2週に渡って放映された「2020 FNS歌謡祭」。12/9分の放送では、東京事変として椎名林檎さんが出演。シルバーのスパンコールが輝く、「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）」のワンピースで圧巻のパフォーマンスを披露しました。　同じく「ドルチェ＆ガッバーナ」のゴールドのスパンコールドレスです。主役級の輝きをまとえること間違いなし。Farfetch で購入する西脇綾香（Perfume）＜マメ＞　12月1日放送のNHK  Eテレのバラエティ番組「沼にハマってきいてみた」に出演した、Perfumeのメンバー“あ〜ちゃん”こと西脇綾香さん。収録で着用していたのは、「マメ クロゴウチ（Mame Kurogouchi）」の2021年春夏プレコレクションのワンピースでした。繊細なパターンのブラウンがシックな印象です。袖部分の控えめなラッフルなど、上品にまとめられています。西脇さんは、ウエストにベルトをオンし、ややメリハリを意識したスタイリングに。上戸彩＜ドルチェ＆ガッバーナ＞　マヂカルラブリーが優勝を果たした、12月20日放送の「M-1グランプリ2020」。司会を担当したのは、例年どおり今田耕司さんと上戸綾さんのコンビです。今年の上戸さんのドレスアップは、「ドルチェ＆ガッバーナ」のワンピースに注目が集まりました。　フューシャピンクが鮮やかな、ミディアム丈の「ドルチェ＆ガッバーナ」のワンピースです。ギャザーの寄せられたスカート部分と、胸元のボウタイでさらに華やかに。Farfetch で購入するBTS＜アレキサンダー・マックイーン＞　12月18日開催の「2020 KBS歌謡祭」に出演したBTS。怪我のリハビリ休養中のため欠席のシュガ（SUGA）さんを除く6名のメンバー全員が「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」の2020-21年秋冬メンズコレクションの衣装に身を包んでいました。・V　Vさんはグレーとブラックのカラーブロッキングが目を引くコートを着用していました。　足元はチャンキーラバーソールのチェルシーブーツを合わせています。Farfetch で購入する・JIN　JINさんも、Vさんと同じく袖部分がグレーになったブラックのテーラードジャケットをチョイス。　履いていたのは、ボリューム感のあるソールのレースアップシューズです。サイドのステッチとメタルパーツ、光沢感のあるレザーがポイント。Farfetch でメンズを購入するFarfetch でレディースを購入する・RM　RMさんは、ヴィンテージ感のあるレザートレンチコートを抜群のスタイルで着こなしました。　RMさんがセレクトしたのは、シルバーメタルのトゥキャップでひねりを効かせたダービーシューズ。存在感のあるチャンキーソールも華を添えています。J-HOPEさんも同じシューズを着用していました。MATCHESFASHION で購入する・JIMIN　JIMINさん着用のコートは、ウエストラインで水平に切り替えが施されたデザイン。腰部分には金ボタンがあしらわれています。　RMさんやJ-HOPEさんと同じスタイルのシューズですが、JIMINさんのアイテムはトゥキャップが無く、よりフォーマルな雰囲気に。MATCHESFASHION で購入する・J−HOPE　J−HOPEさんは、スリムなシルエットのスーツを着用。コレクションルックの魅力が詰まったクールな着こなしを披露しました。　足元は、RMさんとおそろいのメタルトゥキャップのシューズで仕上げています。MATCHESFASHION で購入するMAMAMOO＜バーバリー、セリーヌ、フェンディ、ヴァレンティノ ガラヴァーニ＞　12月6日に開催された、アジア最大級の音楽アワード「2020 MAMA（Mnet ASIAN MUSIC AWARDS）」。初のオンライン開催の中、BTSやTWICEなど豪華アーティストたちがレッドカーペットイベントに集結しました。10枚目のミニアルバム「TRAVEL」をリリースしたばかりのMAMAMOOの姿もキャッチ。メンバーそれぞれの個性あふれる衣装を披露しました。・Hwa Sa 　ファサ（Hwa Sa）は、「バーバリー（BURBERRY）」の2020-21年秋冬コレクションから衣装をセレクトしたオールブラックコーデで登場。マスキュリンなテーラードスタイルのインナーには、首元が印象的なベストを合わせてセクシーさをプラスしています。・Moon Byul　ガールクラッシュなキャラクターが魅力のムンビョル（Moon Byul）は「セリーヌ（CELINE）」の2020年ウィメンズウィンターコレクションのランウェイルックを着こなしています。ボウタイ付きのラッフルブラウスにチェックのハーフパンツのセットアップを合わせ、レトロなムードのブルジョワジールックを披露しました。・Whee In　フィイン（Whee In）は、ブラックのジャケットに「フェンディ（FENDI）」のゴールドのメタリックミニドレスをチョイス。深いVネックとドレープがデコルテを飾りたて、レッドカーペットにふさわしいゴージャスさです。Farfetch で購入する　同じく「フェンディ」のブランドロゴが揺れるイヤリングが、耳元を華やかに輝いていました。SSENSE で購入する　足元に合わせたのは、「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のニーハイブーツです。ブランドを象徴する「V」のゴールドロゴプレートが履き口にあしらわれた一足。ブロックヒールのシルエットも洗練された印象です。MATCHESFASHION で購入する

Alexander McQueen

GUCCI

FENDI

DIOR

Mame Kurogouchi

VALENTINO

MONCLER

BURBERRY

CELINE

【#FS衣装情報】気になるあの人は何着てる？2020年12月編：戸田恵梨香のヴァレンティノ、横浜流星のディオール、BTSのアレキサンダー・マックイーンなど

LOKITHO

CoSTUME NATIONAL

【#FS衣装情報】気になるあの人は何着てる？2020年2月編：横浜流星のディオール、中居正広のコスチューム ナショナルなど

特集一覧タグ「シモーン・ロシャ」の記事一覧

特集一覧タグ「シモーン・ロシャ」の
記事一覧