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デビューから6年目の「ハイク(HYKE)」が、東京のファッションウィーク4日目の10月18日にブランド初の本格的なランウェイショーを東京で開催した。「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボレーション第3弾も発表となった。
デザイナー吉原秀明と大出由紀子によるハイクのデビューは2013-14年秋冬。前身のブランド「グリーン(green)」ではランウェイショーを毎シーズン行っていたが、新たに立ち上げたハイクは小規模の展示会形式でスタートした。2017-18年秋冬から、インスタレーションとして自社内のショールームを会場にミニショー形式で発表。今回の2019年春夏コレクションで初めて、本格的なランウェイショーにシフトした。
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会場は、ファッションウィーク2日目にショーを行った「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」と同じWarehouse TERRADA。無機質な空間をランウェイとし、300人を超える招待客が集まった。











ブランドコンセプトは、5年半前のデビューから一貫して「HERITAGE AND EVOLUTION」。1930年代から40年代のUS NAVY(米海軍)やUS ARMY(米陸軍)、そしてBRITISH ARMY(英陸軍)といったミリタリーウェアの素材やディテールを着想源に、ハイク独自の感性でデザインしている。2019年春夏コレクションでは、ジャケットやボレロにアシンメトリーヘムのプリーツスカートを組み合わせたり、前後が逆のデザイントップス、ストライプやデニム、そして軽やかな透ける素材を組み合わせた。ベーシックなホワイトやネイビー、ベージュをベースに、ショー中盤からは鮮やかなレッドのウェアやシューズが目を引いた。


















3シーズン目を迎える「ザ・ノース・フェイス」とのコラボレーションは、ホワイト、ネイビー、タンカラーの色展開。ネックゲイターやプリーツスカート、ロングコートに、キャップやソックタイプのシューズも新たに加わりラインナップを拡充している。




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バッグは「チャコリ(CHACOLI)」、シューズは「ビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)」とコラボレーションを継続。アクセサリーはオリジナルのデザインとなっている。








ショー音楽には、縫製工場や機屋で録音された音がサンプリングされた。バイヤーの上村真俊と、ハイクの吉原秀明、音楽家・プロデューサーの香田悠真のユニット「UYK」が制作。服飾史や古き良きものを再構築し独自の感性で進化させていくハイクのアプローチと同様に、服作りのルーツを感じさせた。

■HYKE:2019年春夏コレクション全ルックとバックステージ
■ファッションウィークの最新情報:特設サイト
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