3月22日にNHKで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」。テレビシリーズから含めると約25年をかけた大作がついに完結するとあって、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を制作する総監督の庵野秀明氏を4年にわたって密着した内容が大きな話題になりました。謎に包まれた庵野秀明氏ですが、放映の中で着ていたものは何か?調べてみました。
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メゾンキツネ(MAISON KITSUNÉ)
2001年にGildas Loaec(ジルダ・ロアエック)と黒木理也(クロキ・マサヤ)が、音楽レーベルとしてフランスのパリで立ち上げた「メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)」。その後リリースしたアイテムが人気を博しファッションブランドとしても認知され、現在でも人気ブランドとして多くの支持を集めています。番組の冒頭で「密着を始めてまもなく私たちは悟った。この男に安易に手を出すべきではなかったと。」という話題になったナレーションが流れるシーンで庵野秀明氏が着用していたのがメゾンキツネのパリジャンTシャツ。パリジャンTはメゾンキツネの中でも定番人気アイテムでスウェットなどもデリバリーされています。庵野氏が着用していたのはグレーでした。
また、トリコロールカラーの狐が左胸についたヘンリーネックのロングTも番組内で着用。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の冒頭を知っている人にとっては、パリ発祥のメゾンキツネを愛用しているというところにニヤッとしてしまいますね。
ラコステ(LACOSTE)
1933年に設立されたフランスのアパレルブランドの「ラコステ(LACOSTE)」も番組中で着用。庵野氏が着用していたのは半袖ポロシャツでラコステの大定番アイテム。色味はマスタードのような色味で、ホワイトパンツと合わせるフレンチカジュアルな着こなしが印象的でした。メゾンキツネと同様、こちらもフランスのブランドです。
ミスフィット(Misfit)
腕元を飾っていたのは、「ミスフィット(Misfit)」のフィットネストラッカー RAY。歩数・消費カロリー・移動距離・睡眠サイクルなど1日の活動を記録してくれるウェアラブルトラッカーで、カラーはブラック。庵野氏のミスフィットは意外なチョイスな気もしますが、もしかしたら夫の健康を気遣った妻の安野モヨコ氏のセレクションなのかもしれませんね。
よいち(與市)
トレードマークとしても挙げられる庵野氏のメガネは職人 佐々木與市(ささきよいち)製作のもの。福井県鯖江市は国内シェアの9割以上を持ち、世界三大メガネ生産地として知られています。その中でもよいち(與市)は、40年以上の職人歴を持った佐々木與市が送り出す珠玉の一品で、制作技術は国内はおろか世界でも最高水準と評されています。モデル名は不明なため、コラボアイテムの可能性もありますが、メガネのテンプルに與市と刻印されていたことから與市作ということは間違いないようです。
カナダグース(CANADA GOOSE)
映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」初号試写会で着ていたのが「カナダグース(CANADA GOOSE)」。JASPER PARKAやEXPEDITION PARKAなど人気アイテムを多く抱えるカナダグースですが、庵野氏が着用していたのはブレトンコート(BRETON COAT)。トリデュランスSSの生地とダウンを組合わせたハイブリットデザインが特徴の一着です。着用アイテムのカラーはブラック。ダークトーンで統一されているためスッキリとした大人の落ち着きを感じさせる着こなしでした。カナダグースのワッペン部分が、ブラック一色で統一されていたためインラインではなく限定アイテムかコラボアイテムかもしれません。
ミニ インスパイアード バイ グッドウッド
ちなみに車はMINIの限定車「MINI INSPIRED BY GOODWOOD(ミニ インスパイアード バイ グッドウッド)」でした。MINIクーパーSをベースに「ロールスロイス・モーターカーズ」のアラン・シェパードが外装から内装に至るまでロールスロイスで用いられるレベルのパーツを使用した史上最もプレミアムなMINIと言われています。全世界限定1,000台という超希少車です。
作品だけでなく、着用アイテムや車など随所に庵野秀明氏のこだわりが見えた「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」。2021年夏公開予定だったシン・ウルトラマンの公開時期の延期が発表されましたが、こちらもスタッフ一丸で鋭意制作中とのことで今後も庵野秀明氏の活躍に期待が高まりますね。
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