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「コロンビア(Columbia)」が、コロンビア原宿店のオープン10周年を記念した「Columbia Harajuku Store 10th Anniversary Event」を開催しました。イベントでは、1980年代から2000年代のコロンビアの名品を展示。アウトドアブランドで初めてゴアテックスを取り入れた「DELTA MARSH JACKET」から、コロンビアの永遠の定番とも言われる「Bugaboo Jacket」の1990年代モデルなど、貴重なコレクションが披露されました。この記事では展示された6着の名品を写真とあわせて紹介します。
目次
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1. Quad Parka
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ヒップホップアーティストが着用し人気に火がついたリアルツリーカモをあしらった1980年代のアーカイヴ「Quad Parka」。ハンティングラインのアイテムで、狩りをする際に周囲の環境に溶け込むことができるデザインになっています。フロントには銃弾を収納できる機能を持たせたほか、本体をパーカとブルゾンに分解できる「インターチェンジシステム」を搭載。現在発売されている多くのモデルのサンプリングソースとなっています。
2. DELTA MARSH JACKET
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1980年代に発売され、アウトドアブランドで初めてゴアテックスを取り入れた「DELTA MARSH JACKET」。コロンビアは原価を抑える目的で、現在はゴアテックスと同等の機能を持つ自社素材をプロダクトに使用しているため、本家ゴアテックスを用いたアイテムは希少価値が高くなっています。ハンティングシーンに適したダックカモ柄はタウンユースでも存在感を放ち、担当者は「今全く同じ物を発売しても売れると思う」と話しています。
3. Bugaboo Jacket
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コロンビアの永遠の定番とも言われる「Bugaboo Jacket」の1990年代モデル。Bugaboo Jacketは元々スキージャケットとして発売されましたが、海外のヒップホップアーティストが着用し話題になったことで現在ではストリートのイメージが定着しました。2015年に「キス(Kith)」とコラボするなど現在でも人気のモデルですが、このカラーリングは復刻がないため希少価値が高いのだとか。
4. スキージャケット(アイテム名不明)
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1990年代当時スキーがブームとなったことで数多く展開されたスキージャケット。コロンビアは、多くのスキーウェアを発売したことをきっかけに現在のブランド規模まで成長しました。青とグレーのブランドタグと、ポップな色使いのブランドラベルがついたアイテムはほぼ1990年代にしか生産されなかったため、アーカイヴとして価値があるのだとか。担当者は「ボディも鮮やかなネオンカラーで、当時のトレンドを感じられる点もポイント」と話しています。
5. アノラックパーカ(アイテム名不明)
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こちらも1990年代のモデルであることを示すタグとポップなブランドラベルに、当時を彷彿とさせる配色が印象的なアノラックパーカ。フロントポケットを裏返すことでポーチのようにコンパクトに折り畳め、持ち運ぶことができます。コロンビアの1990年代のアイテムはヴィヴィットなカラーリングのアイテムが多く、現在のストリートシーンに通じる部分が多いのが特徴です。
6. ハンティングジャケット
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狩りをする際に、動物が視認できないオレンジをメインカラーに採用することでステルス性能を高めた2003年製のハンティングジャケット。1980年代の本格的なハンティングジャケットと比べるとストリートライクなデザインにはなっているものの、ポケット下部には銃弾を装備するための本格的なディテールが備わっており機能性もしっかり担保されています。
■Columbia:公式サイト
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