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繊研plusランドセルメーカーの多くが最近インスタグラムを使った販促に力を入れている。20~30代の子育て世代のユーザーが多いからだ。SNSを使って商品情報を発信すること自体は当たり前だが、なぜインスタでランドセルを紹介するのか。
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商品特徴をビジュアルで伝えやすいことが一つある。一方、ある調査では日本人の5割近くが12~15歳の中学生の間にSNSを使い始めるという。インスタが日本ではやり始めたのは10年代で、当時10代でインスタに飛びついた世代が今や親世代になっている。
この親にランドセルを宣伝するにはSNSを使うのが一番有効なのかもしれない。子供の頃に慣れ親しんだものを長く使う現象がデジタルでも起こっている。
日本で17年にサービスを開始したティックトックのメインユーザーは10代後半~20代前半で、10年後には親世代だ。ランドセルを宣伝するツールとしてティックトックの方が有効な時が来るかもしれない。特定のライフステージに需要が発生する商品の販促には、その世代に最も有効なツールを見極めることが重要なのではないかと思う。
(朗)
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