

ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus今春も、ファッションが好きという気持ちを持ち、それを職業として選んだ多くの新入社員が、この業界の門をたたくことと思います。春物の立ち上がりのこの時期は新入荷の商品に袖を通すたびに、毎シーズン、高揚感を感じます。幸せな季節です。この素晴らしい感覚を新しくこの世界に入った方にも持ち続けて欲しいです。
ADVERTISING
過去2回の連載で私自身のファッションとの出会い、そしてファッションへの情熱について記してきました。この世界に入って40年以上経ちますが、今もファッションに対する熱い気持ちは忘れていませんし、忘れないように心掛けてもいます。
ファッションに対して変わらず情熱を持ち続けるには、それ以外にも熱い思いを注ぐことができる対象が必要だと思います。職業として選んだファッションから、少し距離を置く時間もまた大切と考えるからです。
私の場合は学生時代から音楽に情熱を注ぎ、それが今も続いています。現代は配信サービスもあるので、手軽に新しい音楽に触れる機会が持てます。もちろん若い時から聴いていた古い音楽も好きですが、なるべく新しい音楽にも触れるようにしています。
新入社員の皆さんに伝えたいのは、年齢を重ねれば肉体は衰えていきますが、感覚だけは若さを保ち、ファッションにもそれ以外のことにも興味を持ち、情熱を燃やし続けて欲しいということです。大切なのは好奇心と情熱です。
(シップス代表取締役社長 原裕章)
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【繊研plus】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

【2025年上半期占い】12星座別「日曜日22時占い」特別編
LIFESTYLE

HARUNOBUMURATA 2025 Autumn Winter
2025 AUTUMN WINTER