「アナトミカ」と「ロッキーマウンテンフェザーベッド」を複合したショップ「アーケオス・クラブ」
サーティーファイブサマーズ(寺本欣児社長)は12月中旬、「アナトミカ」と「ロッキーマウンテンフェザーベッド」を複合した業態「アーケオス・クラブ」の1号店を東京・銀座に開いた。これまで両ブランドで直営店を出店してきたが、今後は同業態を軸に国内、海外に出店する計画だ。今年35周年を迎え次のステージを目指す。
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銀座3丁目のビルの2階、コンクリート打ちっぱなしの無機質な空間で、木製のオリジナル什器に商品が並ぶ。手前のスペースはロッキーマウンテンフェザーベッドのダウンウェアが中心で、色やデザインを絞り込んで品揃えした。コーディネートアイテムとして、米国発祥で同社が復刻した「ビッグヤンク」のシャツやアナトミカのスウェットなども置く。中央にフレンチワークジャケットなどアウターもある。奥にはアナトミカの商品が並ぶ。定番のジーンズやセーター、「オールデン」のシューズなどで構成した。
アナトミカはパリに94年にオープンしたコンセプトショップのオリジナルブランド。08年からパートナー契約を結び、日本での物作りや販売を担う。東京や名古屋、京都、札幌などに店舗を構える。一方、ロッキーマウンテンフェザーベッドは60年代後半に米ワイオミング州で誕生したブランド。同社が商標権を保有し、05年に復刻。その後、国内外で販売している。18年から同ブランドを主力にした業態「アール22724」で出店を拡大してきた。
寺本社長は「ロッキーマウンテンは購入客の大半が海外のため、海外卸だけでなく、複合業態での小売店でなら世界と戦える」と強調した。
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