Image by: 東京建物
東京建物が、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の一員として推進している「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」について11月19日に着工し、12月10日に起工式を取り行った。竣工予定は南街区が2029年で、北街区が2032年としている。
同事業は、再開発区域内の南北街区一体を段階的に整備するプロジェクト。南街区には、基準階面積約860坪を有するオフィスを中心とする高層棟を、北街区には首都高の地下化に伴い整備される日本橋川沿いの水辺空間と同空間に連続する低層の商業施設をそれぞれ配置する。南北街区間には、歩行者デッキを設けスムーズな歩行者動線を確保するほか、南街区では日本橋駅と東京駅を地下通路で繋ぎ整備することで、周辺の再開発エリアと連携した日本橋駅、大手町駅、東京駅、京橋駅を結ぶ広域地下歩行者ネットワークの実現を目指すという。
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また、日本橋川交流拠点の象徴となる立体広場空間や、南北街区と水辺空間をつなぐゲート広場に加えて、地下通路と日本橋川沿岸の地上や地下、歩行者デッキを相互に接続する多層的ネットワークを整備することで日本橋川沿岸エリアのにぎわいと交流空間の創出を目指す。
このほか、金融関連企業が集積する大手町と兜町をつなぐ永代通りの中心という立地を生かし、多様かつ国際的な高度金融人材の活動支援の場として、商談やビジネス交流、アフターコンベンションなど、さまざまなビジネスシーンで利用できる都市型複合MICEを整備する。
南街区に建設される高層棟には、長期間滞在可能な設備が整うホテル・イン・レジデンスを整備。シンガポールに拠点をおくアスコットの最上位ラグジュアリーブランド「クレストコレクション(The Crest Collection)」を日本で初めて誘致し、「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection」として2029年度下半期の開業を目指す。
◾️八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中央区八重洲一丁目1番他
敷地面積:全体 約9260平方メートル、南街区 約7560平方メートル、北街区 1700平方メートル
延床面積:全体 約18万6500平方メートル、南街区 約18万5500平方メートル、北街区 約1000平方メートル
高さ:南街区 約218メートル、北街区 約12メートル
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