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繊研plusウェザーニューズ(千葉市)は今冬(12月~25年3月)の気候予想を発表した。それによると、今冬の気温は東日本は平年よりやや高い~高い傾向で、西日本は平年並み~高いという。全国的に時々寒気が流入して気温が下がり、気温の変動が大きくなると予想している。
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昨冬はエルニーニョ現象が発生し暖冬となったが、今年は現時点では太平洋熱帯域でエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない中立の状態で、海面水温は弱いラニーニャ現象時に近い状態となっている。偏西風がやや南に蛇行していて、西日本を中心に平年程度に寒気が南下する見込み。
気温と降水量の傾向が今シーズンと類似しているのは21~22年と22~23年の冬で、気温は北~西日本で平年並みかやや低い傾向で寒暖の変動が大きかった。今冬は、北日本全域と東日本の日本海側の気温は平年より高い傾向、東日本の太平洋側は平年よりやや高い~高い傾向、西日本の日本海側は平年並みか高い傾向、西日本の太平洋側は平年並み~やや高い傾向と予想する。
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