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「お客さんの声をフィードバックしながら、ショップのブランディングに力を入れていきたい」と話すのは、東京・代官山を拠点にする「カーブストア」のバイヤーのウチダアミさん。10月に1周年を迎えたばかりで、デザイン性の高い国内外のブランドを積極的に揃え、熱量の高い客層を引き付ける。
ビンテージのバイヤーや美容業界のPRなどに携わった後、カーブストアの立ち上げに加わった。店をギャラリーのような空間にしたいと「最初は雑貨を多めにしていましたが、自分たちの好きな洋服の方が反響があって、今では服だけで30近くのブランドを扱っています」。韓国の「キムへキム」、イタリアの「アンナキキ」などシルエットやカット、素材に特徴のあるアイテムが幅広い年齢層に受けている。
強みは、業界の既成概念や過去の実績にとらわれずに仕入れる姿勢だ。ユニークな形のバッグが揃う「パべパべ」、「アンタイトル」のヒール付きスニーカーなど、「日本では当店だけが扱っているケースも多いので、目当てで来店する方もよくいます」。
来春はさらに、コペンハーゲンやアジアのブランドを充実させるほか、「ジュンヤワタナベ」「ノワール・ケイニノミヤ」の取り扱いも始まる。「きれいめのモードブランドに限らず、異なる要素を取り込んで成長していきたい」という。
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