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繊研plusトウキョウベースの新卒採用が増えている。25年度のエントリー数は1万人を超え、説明会参加人数も過去最多で前年比65%増と関心を集めた。初任給引き上げや販売員の個人売上高を給与に反映する「スーパースターセールス制度」の影響があると見られる。
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25年度の採用人数は前年より25人程度多い約75人の予定で、26年は100人を計画している。
16年に導入したスーパースターセールス制度は半期ごとの個人売上高に応じて、次の半期から達成額の10%を給与に還元する仕組みだ。年間売上高8000万円、1億円、1億2000万円、1億5000万円円、2億円と、五つの基準に分かれている。24年3月から新卒採用の初任給を40万円に引き上げたことに伴い、今期は達成基準もそれぞれ増額したが、上半期(24年2~7月)は過去最多の42人が基準に達した。
基準達成者の中には入社半年の新入社員も4人いる。彼らは就職活動中に「アパレル業界はトウキョウベースしか受けなかった」と口を揃えて話した。「内定時からスターセールスを目標としていた」「海外の店舗で働くことが第一目標で、特別意識していなかった」など、制度に対するモチベーションはそれぞれだが、給与の高さや早くからキャリアアップを目指せるという点から同社に魅力を感じたという。
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