旬なブランドを品揃えするセレクトショップとして刷新
高島屋は10月30日、横浜店6階の紳士服自主編集売り場「CSケーススタディ」を改装オープンした。面積が2.5倍となり、最旬の国内外ブランドを品揃えする。横浜駅周辺の商業施設との競合や同店の顧客特性に合わせて、多様化するファッションニーズやライフスタイルに対応するメンズセレクトショップとして刷新した。
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増床後の売り場面積は約360平方メートル。「ジル・サンダープラス」「アワーレガシー」などインポートを中心としたトレンド、国内のデザイナーブランドによる新定番の二つのゾーンで構成する。統一環境のブランド編集のほか、「ストーンアイランド」「メゾンキツネ」をインショップ化した。従来のコンサバティブなファッションを求める既存顧客に加えて、最先端のトレンド発信で若年層など新規顧客の獲得、特選衣料雑貨フロアのラグジュアリーブランドとの買い回りを促す。
常設販売の売り場に併設してポップアップスペースを設置し、モノ、コトを発信する。第1弾は東京・下北沢の古着店で、オリジナルのリメイク商品などを販売する。
地元の横浜・神奈川にルーツを持つブランドや地域クリエイターと顧客をつなぐ出会いの場を創出する。また、「N・ハリウッド」の期間限定店を11月2日に開設した。さらに、ファッションの分野だけにとどまらない異業種との協業企画を積極化し、ナチュラル洗剤の「リブレヨコハマ」の量り売りコーナーを設けた。
サステイナブルな売り場環境にも取り組んだ。使われなくなったスケートボードをアップサイクルしたカルトン(釣り銭トレイ)、廃棄衣料を原料とした再生ボードを什器に取り付けるサインとして使用した。
横浜店に続いて、日本橋、新宿、大阪などの売り場の改装に順次着手する。
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