場面に応じた特集でおすすめ商品を紹介
登山、キャンプ、アウトドア用品の買い取り・販売を手掛けるマウンガ(東京都青梅市、遠藤浩史代表取締役)のECサイトは、13年にスタートした。商品はアウトドアウェア、シューズからテントなどキャンプ用品まで幅広く、「コールマン」「モンベル」「パタゴニア」「ザ・ノース・フェイス」などの有名ブランドも扱う。
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ウェアやキャンプ用品など商品カテゴリーのソートだけでなく、「初心者におすすめアウトドアグッズ」「富士山行くならこの装備」「テント泊山行に向けたギア!」などの特集ごとに商品を紹介し、場面に対応した商品レコメンドをする。商品のコンディションが分かりやすいように、様々な角度からの写真や、パーツごとの写真が掲載されているのも特徴だ。買い取りも同サイトのフォームから申し込みが可能。
スタッフの体験記も
その他、スタッフによる登山や渓流下りなどのアウトドア体験記を中心としたブログも掲載。アウトドア好きのスタッフによる本格的な体験記を通じ、適したアイテムや、おすすめのレジャースポットを知ることができる。
同社代表の遠藤浩史氏は、自身がアウトドア好きであったことから、アウトドア業界にリユース文化を擁立する目的でマウンガを立ち上げた。「アウトドア好きの間では使わなくなったアイテムを物々交換するという文化があった」ことが、同事業のきっかけだという。スタッフは現在7人で、全員が商品の査定が可能だ。現在の実店舗は青梅市の御岳本店、無人店舗の石神前店、吉祥寺店、奥多摩店(販売のみ)の4店。
店舗との相乗効果
サイトを見て商品が気になったという消費者が実際に店舗に足を運ぶことも多く、店舗との相乗効果で売り上げを伸ばしている。遠藤氏は今後について「事業と一緒に育ててきたサイト。現在はある程度満足する段階にまで仕上がったので、今後は店舗の拡大も同時に進めたい」と話す。
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