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繊研plus繊研新聞が調査した25~26年秋冬テキスタイルキーワードランキングは「軽さ」が1位となった。上位が小差となった今回、冬でも快適に過ごせるような薄く軽やかな素材が一層注目されている。
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環境問題への意識や対応はもはや必須となり、12シーズン連続で1位だった「サステイナブル」は3位に下がった。過剰生産や大量消費を抑えるためにも「上質」な素材の打ち出しが重要になっている。気候変動の影響を受け、綿や麻といった天然繊維が求められ、「ナチュラル」が昨秋冬に引き続きランクインした。
じわじわと順位を上げているのが「エレガンス」で、根強く支持される「ビンテージ」とミックスした提案が散見された。手入れが楽で、落ち感を出してきれいめにも仕上がる「合繊」が上位に急浮上した。「凹凸」など表面変化のある素材に引き合いがあり、「ドビー・ジャカード」は昨秋冬から継続している。
アンケートの対象は、原糸・テキスタイルメーカー、コンバーター、染色加工業、商社。シーズンのキーワードをテイスト、タッチ、原料など50以上の中から五つ選んでもらい、理由や想定する用途を聞いた。有効回答数は34。
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