NESTBOWLを活用して転職成功した方にインタビューする【NESTBOWL転職成功事例】シリーズ。転職する理由やキャリア経歴は人それぞれですが、誰かの転職ストーリーがあなたの励みやヒントになるかもしれません。今回はメンズアパレルブランドから、10年以上憧れていた異業種への転職を成功させたHさんを取材。前職の経験を部分的に活かせるポジションながら、未経験業界への転身を成功させました。そして今回の転職は、Hさんにとっては人生初の転職活動。履歴書の書き方や面接の質問内容など右も左もわからない中で、憧れの企業への入社を決めることができた理由に迫ります。
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10年以上憧れているブランドに異業種からチャレンジ
― ご経歴と転職のきっかけを教えてください。
前職はメンズアパレルのPR業務を中心に、卸しや事務、販売などの業務に携わっていました。
入社して5年という区切りの時期に20代後半を迎え、新たなステップに進みたいと考えていました。次に進む業種は特に決めておらず、生活に身近で未経験の業界に転職したいと思っていたぐらいです。自分の中で、新しいことにチャンレンジするタイミングとしては最後のチャンスだと思い、未経験の業界に飛び込んでみようと決心しました。
― 現職ブランドを選んだ理由は何でしょうか。
もともと現職のブランドに憧れていて、10代の頃に利用していました。憧れは頭の片隅にずっとあり、ちょうど転職を考えたタイミングで求人が出ていたのが一番の理由です。希望していた異業種でもあったので応募しました。
― 求人に応募してから面接まではどのような準備をしましたか。
自分がこれまでに携わってきた職務内容を文字に書き出して、自己分析やアピールに繋がりそうな内容を整理することから始めました。その内容を基に、PRとして活躍する友人や知人に自己アピール法やコツを聞きながらブラッシュアップ。その後はNESTBOWLさんにきめ細かいサポートをいただきながら準備を進めていきました。
― NESTBOWLを利用していかがでしたか。
初めての転職活動だったので、採用面接ではどのような質問をされるのかもわかりません。さまざまな視点から語れるようにしたほうがいいと、実際の面接を想定しながらサポートしていただいてとても安心しました。
NESTBOWLさんのサポートがなかったら面接では何もできなかったと思います。しっかりとした形式の採用面接は人生初に近いぐらいで右も左もわからない状態で転職活動を始めたので。あのサポートがなかったらと思うと恐いです(笑)。
「経験はすべて意味がある」と実感できたことが大きい
― 今回の転職活動を通じて学んだことはありますか。
経歴の書き起こしは、今までやってきたことを改めて整理でき、とても良い経験になりました。「経験はすべて意味がある」と実感できたのは転職活動を進める上で重要だと思います。
― 異業種への挑戦は難しかったと思いますが、面接ではどのようにアピールしましたか。
前職はアパレルブランドだったこともあり、ニュアンスや感覚的な部分でこなしていたことも多くありました。でも職務経歴を振り返りながら改めて書き出してみると、すべての業務に人とのコミュニケーション能力が求められていたので、その部分は自分の強みとしてアピールしました。
幸いにもPRポジションでの転職だったので、ブランドをいろいろな方に知ってもらう業務に携わるということで、その部分は活かせることができると伝えました。それに加えて、ブランド愛を強く伝えました。
― 面接準備ではどのような企業分析をしましたか。
応募前は実際にお店に足を運びました。入社したいという気持ちがかなり強かったので、「お客さんとして行くのはこれで最後」という気持ちで。お客様の立場から見えた店の空気を感じたり、スタッフさんの対応を見たりしながら、働くイメージを深めていきました。
そして、実際に店を訪れてブランドを肌で感じると、働きたいという気持ちがより強くなりましたね。店舗の内装がすごく魅力的で世界観や臨場感に圧倒されて感動しました。何よりも、入社できたら「自分もこの世界観をつくっていけるんだ」という想いが強くなった。PRとして入るとしたら、どうマーケティングして人々に広めていくのかをイメージしていました。
未経験だからこそ、ストレートに気持ちをぶつける
― 転職活動中に意識したことはありますか。
未経験かつ異業種への転職だったので、経験値を大きくアピールするよりもとにかくストレートに素直な気持ちを面接官にぶつけました。職歴や自己PRも誇張せず、素直に愛情を伝えることを意識していました。
― 面接の際に印象に残った質問はありますか。
2次面接の際に役員の方から「前職で携わっていたブランドを私たちにPRしてください」と言われたんです。前職でもほんの少しPRの経験はあったものの、ブランドをまったく知らない方々に正しくブランドの魅力を紹介することはあまり経験がなかったので、すごく難しかった。でも、話をしながら前職ブランドへの愛を改めて実感しました。
面接していただいていた方にもそれを感じ取っていただけたようで、「(前職の)ブランドが本当に大好きなんだね」と言っていただいて。私が仕事をする上でのキーワードは「愛を持って働けるかどうか」ということに改めて気付けました。
2年以内に前例のないPR実績を作ることが目標
― 現職に就いてから、前職の経験で活かしていることはありますか。
入社して1カ月が経った頃、インフルエンサーにPRを依頼する案件がありました。ただ、当時弊社はインフルエンサーを活用したPRの実績がなく、予算や依頼基準のノウハウがありませんでした。そこで前職で培った繋がりや交友関係を最大限に活用しながら進めることができました。
― 今後チャレンジしていきたいことは何ですか。
まだ入社して4カ月ほどで、まだまだ業務の全体像を把握しきれていない部分もあります。1日でも早く業務の幅を広げていき、2年以内には自分発信の企画でかつ会社的に前例のないPR実績を作り上げたいです。
― 未経験で異業種にチャレンジしたいと考えている方へメッセージをお願いします。
異業種でも、今までの経験を活かせる部分が必ずあると思います。扱う商品やサービスは違うかもしれませんが、自分の経験を活かせると思うことができれば自信に繋がります。「未経験だからできない」ではなく「経験はないけど、自分ならできる」。そのマインドがあれば、面接官にはポジティブに伝わるはず。異業種への挑戦で大事なのは、「気持ち」と「気合い」とブランドへの「愛情」です。
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