ひねりのあるデザインでファンを増やす
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusアダストリア「ハレ」のレディスが伸びている。商品の幅の拡大やウェブで情報発信を強化し、20年以降の売り上げは毎年、前年の約1.5倍に増えている。
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柄物や異素材ミックスなど、モードテイストの服を得意とする。主な客層は20代男性だったが、コロナ禍の店舗休業をきっかけに、ECでレディスを強化し始めた。販路がECに集中するのは、取扱店が少ないレディスの認知拡大のチャンスだと考えた。
コーディネート提案や服に合わせたヘアメイクを見せる動画を作り、自社ECで公開した。SNSでの発信も強化したところ、ECで女性客が増えた。
コロナが落ち着いてからは、店舗でもレディスの売り上げが伸びた。主な客層は20代~30代後半。現在は全体の売り上げの約4割がレディスだ。
商品の幅も広げた。23年にはオケージョン用のドレスの販売も始めた。一部店舗とECでの限定販売だったが、2週間で約3000万円を売り上げた。
レディス単独店も増やしており、レディスの扱いがまだない地域を中心に出店を継続する。メンズ主力で売り場面積70平方メートルほどの店が多い既存店は拡大し、レディスの売り場を増やす考え。
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