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繊研plus今春夏、若年層向けレディス市場では人気色のピンクに代わって、ブルーやパープル、グリーン、シルバーなど、寒色のアイテムが売れた。トレンドの移り変わりかもしれないが、ある店で聞くと「ディズニーの影響かも」と話してくれた。
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その店長によると、東京ディズニーリゾートに行くために友人とお揃いの服を買いに来る客がけっこう多いのだという。確かにSNSでは「ディズニーコーデ」のたくさんの投稿が見られる。
特に最近は「ディズニーシー」の新エリア「ファンタジースプリングス」が話題で、人気映画のキャラクター衣装にちなんだブルー、パープル、グリーンで、色やシルエット、雰囲気をマネするコーディネートがブームになっている。そのための服を企画するブランドもあるようだ。
旅行や大切なお出かけの予定は、新しい服を買うモチベーションになる。特に学生や若年層にとって〝ディズニーに行く〟ことはビッグイベントだ。作り手や売り手にとって、客が服以外の何に夢中になっているかを知ることは商売に役立つかもしれない。
(相)
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