結成からわずか1年ながら、すでに高い評価を獲得している2002年生まれの5人組ネクスト・ミクスチャーバンド、Doona。ブラックミュージックにルーツを持ち、Suchmosをはじめとする近年のミクスチャーカルチャーを受け継ぎつつも、独自のサウンドとグルーブで彼らの世界に引きずり込む。今、必聴のインディーズバンドだ。
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7月12日にライブハウス・下北沢近道で行われたライブイベント「HIRAETH」では、結成2年目とは思えないパフォーマンス力でフロアを圧倒していた。そんな演奏後のDoonaに、現在の心境を伺った。
セブツー:今月で1stシングルのリリースからちょうど1年が経ちましたが、この1年間を振り返っていかがでしょうか。また今後の野望的なものがあれば。
(Gt.SOTA)(野望は)やっぱり世界征服。
(一同)でけー(笑)。
(Vo.GENKI)最初の一年はメンバーが定まらなかったので、やっぱり活動に集中できなかった。
(Vo.GENKI)このメンバーが固まったのが9月。それから結構スタイルっていうものを段々と確立できた。だから、ずっと言っているんですけど、次は「Doonaのサウンド」を確立させたいっていうのが野望です。
セブツー:YouTubeに投稿されているMVには海外の方からのコメントも多いですよね。海外での活動も視野に?
(一同)うお〜行きたいっすね。
(Dr.ZACKY)海外は行きたいっすね。やりたいです。
(Gt.SOTA)まずはパスポート作らないと。
セブツー:来月リリースされる1stEP『Humanistic Psychology』はどのような作品に?
(Vo.GENKI)“Humanistic Psychology”、日本語だと人間性心理学っていうのがあって、そこからタイトルが来てるんですけど。間違ってたらすみません、Wikipediaで調べたんで(笑)。
簡単に言うと、人間の肯定的な部分を扱う心理学らしくて。アルバム全曲、僕のリリックには人間の臭みみたいなのが散りばめられていて...
(Gt.SOTA)今の口くらい(の臭み)?
(Vo.GENKI)そう(笑)。そういうのを順々に、曲ごとに追って聴いてもらえると面白いかもしれない。
セブツー:結構、考察してほしいですか?
(Vo.GENKI)『ワンピース』ぐらい考察してほしいです。
(Key.RINTA)勝手にストーリー作って欲しい。
(Vo.GENKI)全然作ってほしい。
MCも休憩でもインタビューでも、常に冗談を言い合う自然体な5人。それぞれが自由奔放で尖った個性を持ちつつも、バンドとして同じ景色を追いかけている。そんなバランスの良さを感じられた。今後の活躍が楽しみでならない。
2024.8.21 1stEP『Humanistic Psychology』発売
2024.9.26 Doona 1st EP Release Party「Humanistic Psychology」開催
@下北沢BASEMENTBAR
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