集英社(撮影:セブツー)
ファッション&ビューティに特化したインターナショナルメディア
セブツー出版大手の集英社は6月18日、新人事を発表した。ファッション&ビューティ雑誌で4名の新編集長が誕生している。「SEVENTEEN」の編集長には副編集長の成見玲子氏が就任し、「MEN'S NON-NO」の編集長には「UOMO」副編集長の吉崎哲一郎氏が就任した。「MEN'S NON-NO」現編集長の根岸英行氏は、「明星」の編集長に就任した。「MORE」編集長には副編集長の杉本希久子氏が、「MAQUIA」編集長には副編集長の木下理恵氏がそれぞれ昇格している。
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注目人事は、老舗芸能雑誌の「Myojo 明星」であろうか。「Myojo 明星」は2000年代からこれまで旧ジャニーズ事務所の男性タレントを中心とした編集内容を貫いており、日本雑誌協会によると10年前の同期間と比較してほぼ同じ部数をキープしている。一方、旧ジャニーズ事務所は創業者の性加害問題をきっかけに、所属タレントが一部退所し、広告起用を見送る企業も相次いだ。こうしたなか、「Myojo 明星」の新編集長の今後の編集方針には注目だ。
169万部を発行している集英社の看板雑誌「週刊少年ジャンプ」の編集長は齋藤優氏が就任し、ワンピースメディア担当の編集長を中野博之氏が担う。また、集英社は同日付けで、広告部をメディアビジネス部と改称している。
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