ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus先日、取材した若手経営者は「衣料品回収に興味を持った」と話す。様々な事業を手掛けているが、アパレル小売りに初めて参入した。アパレルを販売すると共に回収事業も行い、環境保護の観点から廃棄される衣料品を減らすことに力を入れたいという。
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最近はユニクロをはじめ、いろいろな店舗で「古着回収ボックス」が置かれている。イオンモールも6月から関東や九州のSCに資源回収ボックスを常時設置し、全国に広げていく計画だ。資源として循環させるため、衣料品以外に雑貨、おもちゃも回収する。
テレビのバラエティー番組を見ていると、昔のアニメやロック音楽のTシャツが、数万円から数百万円で取引されていた。希少性のあるTシャツは状態が良ければ、高値が付くことがあるらしい。たんす在庫に、お宝が眠っているかもしれない。
家庭のたんす在庫は「どうにかしたいが、捨てるのはもったいない」と考える消費者も多い。身近に古着回収ボックスが増えて、手軽にリサイクルできるようになると、新しい衣料品を購入しようという機運もより盛り上がりそうだ。
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