NESTBOWLを活用して転職した方にインタビューする【NESTBOWL転職成功事例】シリーズ。転職する理由やキャリア経歴は人それぞれですが、誰かの転職ストーリーがあなたの励みやヒントになるかもしれません。今回は、結婚・出産を機に勤めていた会社を退職、子育てが落ち着いたタイミングで再び働くことを決め、希望する会社に就職したKさんにお話を聞きました。約5年のブランク、そして以前勤めていた業界とは異なるアパレル業界への転職を成功させるために実践したことや転職の決め手に迫ります。
ADVERTISING
ひとりの女性としてまた社会に復帰していきいきしたい
― まずはKさんのご経歴を教えてください。
大学在学中に大手セレクトショップのアルバイトスタッフとして4年間働いていました。大学では金融について学んでいたこともあり、卒業後は金融機関に入社。窓口の営業として2年間務める中で商品を生み出す側や広める側に興味が湧いて、マーケティングリサーチ業界のマーケティング職に転職しました。約2年間務めた後、結婚と出産を機に退職。約5年間の子育てでブランクがあった状態だったのですが、転職活動を開始し、現在はスタートアップのアパレル企業に勤めています。
― 5年のブランクを経て別業界で働くことを決めた理由は何でしょうか。
出産前から、子育てが落ち着いたらまた働きたいと思っていました。子どもが幼稚園に入園し、時間に余裕ができたときに、母親であると同時にひとりの女性として自分の人生を考えたときに、また仕事をしていきいきとしたい想いがありました。また出産がきっかけではありましたが、前職を“途中で辞めてしまった”と感じていたので、再び働く選択をしました。
5年のブランクは心理的に大きなハードルになった
― 仕事と子育てを両立するために、職場選びで重視したことは何ですか。
子育ての中で直面するさまざまなイレギュラーに対して柔軟に受け入れてもらえるかどうかは、やはり考慮しました。大手企業は保証や待遇などさまざまなメリットがある一方で、急な子どもの体調不良や家庭の事情に柔軟な対応がしづらそうと感じる部分も。そこで会社選びでは、家庭の事情や状況を柔軟に受け入れてくれそうな企業を中心に探しました。
また会社選び以外では、一度社会から離れてしまうと、再び働くことに対して心理的なハードルが高いことを痛感しました。退職してから何年も空いてしまうと、“今の自分でもできるかな”と不安になり、自信を取り戻すのに時間もかかります。不安をいかに小さくできるかを考えながら転職活動を進めていきました。
― 転職活動をする中でどのような経緯でNESTBOWLに登録したのでしょうか。
ファッションが好きだったのはもちろん、学生時代にアルバイトをしていたアパレル業界を転職先の候補として考えていました。そのような中でNESTBOWLで掲載されていた、あるインタビュー記事を見つけました。大手ラグジュアリーブランド企業で人事をしている方の記事だったのですが、その方の考えや想いに共感しました。給与面や働き方の部分だけでなく、いかに同じ職場で長く働き続けられるかを考えたときに、企業の理念やカルチャーが自身の考えと合っている方が居場所として安心できますし、自分の力を生かして貢献できると思ったんです。その記事がきっかけでNESTBOWLと出会い、ファッション・ライフスタイル業界に特化した採用プラットフォームということで企業の内情や雰囲気も熟知されていると思い、登録させていただきました。
― アパレル業界への興味は学生時代の経験が大きかったのでしょうか。
セレクトショップで4年間の販売経験を通して、自分が思っていた以上にのめりこんでいたんだなと今回の転職活動の中で改めて感じました。
スタートアップだからこそ、自分の経験やスキルが生かせるかもしれない
― 今回入社した企業の決め手は何でしたか。
ファッションの上流から下流までを手がけている会社なので、そのすべてに関われる刺激がありますし、自分の成長も楽しめると思いました。また、D2C(Direct to Consumer)というビジネスモデルが今の時代にマッチしていると思うんです。必要なモノを必要なだけ生産するモデルは、環境問題の観点からも社会的にも期待値が高い。そして、ブランドのトップを務める方のインタビュー記事などを読み、考え方やブランドにかける情熱、想いの部分にすごく人間味を感じたことも大きいです。応募した後にはなりますが、社内の方と話すきっかけもあって、その中でスタートアップだからこそ自分が培ってきた経験が生かせると感じました。
― 面接の対策や準備はどのようなことを実施しましたか。
企業研究をベースに、自分の将来やワークライフバランスはどうありたいか考えながら自己分析を行いました。分析をしておくと自分のためになるのはもちろん、結果的には面接対策になるのかもしれません。
― 面接の中で印象的なことはありましたか。
スタートアップだからこそ、まだまだ仕組み化されていない部分があります。育休の制度ひとつ取っても「まだ整っていない部分があるから(母親という立場から)意見を聞かせてほしい」と言っていただけたり、海外進出の部分で自分の経験を生かしたいという話をさせていただいたときは「こういう場面で生かせそう」と、自分のアピールに対してのリアクションをもらえたのはすごく嬉しかったです。「まずはやってみよう」という身軽さは、大企業とはまた違った良さだなとワクワクしました。
ブランドのメッセージや雰囲気を伝えられる人材になりたい
― 今後チャレンジしてみたいことはありますか。
現在はブランドの市場調査をはじめコーポレートや海外部門の業務の一部など、複数を幅広く任せていただいています。今後、スキルや経験値を上げて自分のポジションが確立されていった際は、ブランディングやマーケティング寄りの業務にも携わっていきたいです。ブランド自体が持つ雰囲気やメッセージはすごく面白いと思っているので、その部分を広めていくプロフェッショナルになりたいです。並行して英語スキルも上げて、海外ブランドのブランディングにも関われるようになりたいです。今の職場では、そういったことにチャレンジできる環境があるのでとてもやりがいがあります。
― NESTBOWLの転職支援サービスを使用してみていかがでしたか。
企業側の人たちがどのように考えながら働いているのか、会社をどうしていきたいかという熱い想いが書かれていることが一番の魅力だと思います。大手の人材紹介サービスでは仕事内容や条件面だけが羅列されているだけ、人事代表者のコメントが添えられているだけの場合もあります。その一方でNESTBOWLのサイトでは、実際に転職した人たちの生の声や、企業で実際に働いている方の情熱や人間味を感じられるインタビュー記事が多いです。さまざまな視点から企業や業界のことを知るきっかけになりますし、それは転職活動している身からすれば、すごく貴重な安心材料になると思っています。
結婚と出産、そして子育てを経て5年間の社会的ブランクがある中でも、母親としてだけでなくひとりの女性として輝くために再び働き出したKさん。徹底的な企業研究と自己分析を行うことで、再就職という高いハードルを乗り越え希望の職種に就くことができました。今後のKさんのご活躍を心より応援しております!
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【NESTBOWL】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境