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セブツーワコールは5月15日、2024年3月期の通期連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は1872億800万円(前年比0.7%減)、営業利益は95億300万円の赤字(前年は34億9000万円の赤字)、親会社の所有者に帰属する当期利益は86億3200万円の赤字(同16億4300万円の赤字)と減収減益だった。
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売上構成比で約5割を占める主力のワコールの国内事業は、売上収益は前年比2.6%減となる941億9800万円だったが、営業損失が前年の黒字から一転して41億9300万円の赤字となり、ワコールの海外事業、ピーチ・ジョン事業のすべての事業で営業赤字だった。ピーチ・ジョン事業は、有名タレントを起用した広告やコラボレーション企画を実施するも、振るわなかった。
ワコールは同日、2025年3月期の連結業績予想を発表しており、売上収益は1830億円(前年比2.2%減)、営業利益は20億円(前年は95億300万円の赤字)、親会社の所有者に帰属する当期利益は32億円(同86億3200万円の赤字)とし、黒字回復を見込んでいる。
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