デザイナー 桂由美
Image by: FASHIONSNAP
「ユミ カツラ(Yumi Katsura)」のクリエイティブディレクター 桂由美が、4月26日に死去した。享年94。
桂は、1930年生まれ。1964年に日本人初のブライダルファッションデザイナーとして活動を開始し、1965年に日本初のブライダル専門店「ユミ カツラ」をオープンした。現在に至るまでパリやニューヨークなど世界各国30以上の都市でショーを行い「ブライダルの伝道師」とも称されるとともに、1965年には国内着用率が3%だったウェディングドレスの普及に大きく貢献。功績が認められ、1993年に外務大臣表彰、2019年に文化庁長官表彰、2023年には蚕糸功労者最高賞「恩賜賞」に選ばれた。
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ユミカツラインターナショナルは桂の訃報に際し、「桂由美氏は、誰よりも花嫁を美しくすることに寄り添い、日本のブライダル文化の発展を願い、そしてユミカツラを愛していました。1965年から今日までの60年間並々ならぬ情熱を捧げてこられた桂由美氏の意思を受け継ぎ、ユミカツラとして100年続く企業を目指します」とコメントしている。
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