ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusファッションのデザインにトレンドがあるように、ブランド名にもトレンドがあると思う。ロゴも同じだ。ここ最近、レディスブランドでは1、2ワードで、大文字のゴシック体が多い。新しくスタートしたブランドだけでなく、歳月を重ねたブランドがこのようなブランド名あるいはロゴに変更するケースが増えている。
ADVERTISING
多いのが小文字から大文字に、筆記体からゴシック体への変更だ。愛称の部分を残し、ブランド名の長さを短縮したブランドもある。ロゴマークはモノグラムの人気が高い。
ブランド名はそもそも、ネーミングの背景や言葉が持つ意味以外でいうと、短くてシンプルで、読みやすいものが良しとされている。覚えてもらったり、検索しやすくするためだ。だから、ビジネス的にその方が良いというのはもちろんある。だが、「こういったものが増えているから」との声が一部で聞かれるのも事実だ。
似たような字面やロゴが増え、かえって識別しにくくなっているのではないか。ブランド名でもオリジナリティーが試されている。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【繊研plus】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境
HAKATA NEWYORK PARIS