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繊研plus大都市の鉄道の駅で、みどりの窓口や定期券売り場などの対面窓口が縮小される一方、空いたスペースを活用し店舗を導入する流れが続いている。特に首都圏ではコンビニエンスストアのほか、ドラッグストア、コスメ、食物販、飲食、生活雑貨など、駅ならではのミニサイズの専門店が増えている。
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乗降客数の多い駅であることが前提だが、立地を生かし、生活必需性の高い、またはリピート購入・利用する商品やサービスを提供する店には適している。雨や雪などで歩き回りたくない日は、駅を経由して最短コースで帰宅する傾向が強まる。そうすると駅立地は買い物場所として非常に強みになる。
首都圏では2月5日に歩きにくくなるほどの積雪があった。当日、帰宅途中の人の動線が駅周辺に集中し、駅立地に出店している「イッツデモ」では来客が急増して、閉店時刻に店を閉められないほどの状況になったという。人の生活動線が集中する駅は、いざというときには買い物もその近くで済ませようとする傾向があり、場所の強みは大きい。
(武)
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