Image by: poiregnée

RUBY AND YOUディレクター・モデルのAMOが手掛ける新ブランド「ポワニェ」がデビュー

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　モデルでディレクターのAMOが手掛ける新ブランド「ポワニェ（poiregnée）」が2024年春夏シーズンでデビューする。ファーストコレクションは3月6日からゾゾタウンで取り扱い、同氏が手掛けているブランド「ルビーアンドユー（RUBY AND YOU）」のオンラインストアでも後日展開する。

　AMOは、「ケラ！（KERA）」や「ジッパー（Zipper）」といった青文字系ファッション誌のモデルとして人気を集め、2015年に自身初のブランドとなる「ルビーアンドユー」を立ち上げた。2015年当時、20代半ばで第1子を出産した同氏は、ライフステージの変化とともに、年齢を重ねるに伴い社会の中で成熟した大人としての立場を自覚する機会が増え、ファッションへの意識が変化したとし、AMOと同様に変化の中にいる同世代に向けたブランドとしてルビーアンドユーを始動。「ガーリーシック」をコンセプトに、少女から大人へのグラデーションの中にいる女性たちが年齢を重ねながらも自分が好きなファッションや「かわいい」を楽しみ続けることができるリアルクローズを表現してきた。

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　新ブランドのポワニェは、フランス語でドアノブの意味を持つ「poignée」に、愛情や至福の象徴の果物とされる「poire（梨）」を掛け合わせた造語。ドアを開いた先に広がる新しい世界や未知の自分を発見しどんな自分も愛することをイメージしたという。新たなブランドの立ち上げに際しAMOは、「9年間で世の中は多様性が広く認められる時代に進化し、わたし自身は30代になり、子どもたちの成長と共にライフスタイルも少しずつ変化して、ファッションへのマインドにもまた新たな価値観が加わってきました」と自身のインスタグラムで発信。ポワニェでは、ルビーアンドユーとは異なる女性像でありながら、現在の同氏がリアルに取り入れたいモチーフやシルエット、スタイルを採用したブランドとして、時代の空気感を捉えつつ、ジャンルにとらわれない多様なスタイルを発信する。AMOは「自由にファッションを探求したい人々の、新たな自分に出会うお手伝いができたら嬉しい」とコメントしている。

　AMOの「初期衝動を詰め込んだ」というデビューコレクションでは、大きなフリルをあしらったワンピースやパンツ、ジャケットのセットアップに加えて、背中やウエスト、肩周りがカットオフされたデザインのトップスやワンピースなど、甘めのデザインながら色合いや雰囲気に落ち着きのあるアイテムをラインナップする。なお、同氏は、今後ルビーアンドユーとポワニェの2ブランドのデザイナー・ディレクターを兼任していくという。