Image by: 「燃えるドレスを紡いで」
「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」のデザイナー 中里唯馬に密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」が、3月16日からK’s cinemaやシネクイントほか全国で順次公開される。
中里唯馬は、2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、翌2009年に自身の名を冠したブランド「ユイマ ナカザト」を立ち上げた。2010年には森英恵以来2人目となるパリ・オートクチュールコレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表している。近年は、ボストン・バレエ団の新作バレエ「ラ・メール(LaMer)」の衣装デザインを手掛けたほか、日本人デザイナーとしては初となるフランスでのソロエキシビションを発表した。
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同作は、映画やCM、ミュージックビデオ、アートインスタレーション作品など多岐にわたり活動している関根光才が監督を務めた。衣服の最終到達点といわれているケニアの川に流れる古着や現地の人々の生活を見た中里が、「ファッションの現実」に絶望し自分がこれまでデザイナーとして発表してきた事に自問自答しながらも最新技術とのコラボレーションによる新たな衣服づくりの可能性に挑戦する様子を追った。
中里は「私たちは普段、息をするように、当たり前のように服を着て生活しています。本作を観た方たちが、少し立ち止まって、衣服って何だろう、何で着ているんだろう、そんな風に考えるきっかけになっていただけましたら嬉しいです」とコメント。
関根監督は、「近しい夢を見ている人々と共創して、ゴミという概念も、服に対する概念も、もしかしたら『何がオシャレでスタイリッシュなのか』ということに対する概念も、違う角度から見れるようになるきっかけになれればというのが今回の作品です」とコメントしている。
Video by 「燃えるドレスを紡いで」
Image by: 「燃えるドレスを紡いで」
中里唯馬
Image by: 「燃えるドレスを紡いで」
関根光才
Image by: 「燃えるドレスを紡いで」
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