VFコーポレーション公式サイトより
「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「シュプリーム(Supreme)」「ヴァンズ(VANS)」などを擁する米大手アパレル・フットウェアメーカーのVFコーポレーション(VF Corporation)が、2023年12月に発生したサイバー攻撃により約3550万人の個人情報が流出したことを発表した。1月18日に米国証券取引委員会に提出した報告書で明らかにした。
提出された報告書によると、同社は2023年12月13日にITシステムの一部で不正行為を検知。その後、直ちに外部のサイバーセキュリティ専門家による調査や、問題への対応計画の実施、一部システムのシャットダウンといった措置を行い、2日後の12月15日には脅威をシステム上から排除したという。同社による調査の結果、今回の事件で約3550万人の個人情報が流出したことが発覚。消費者の社会保障番号や銀行口座、支払カード情報などは元々保持しておらず、パスワードが盗まれた形跡も見つかっていないと報告している。
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同社は今回の事件発生により、小売店舗への在庫補充の中断や注文処理の遅延、一部消費者からの注文キャンセル、一部ブランドECサイトでの需要減少といった影響があったと言及。現在も軽微な影響は残っているものの、既に在庫補充や商品注文対応は再開・遅延を取り戻しており、サイバー攻撃によって被害を受けたITシステムとデータも大部分は復旧を終えたとしている。
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