Image by: 4℃ 銀座本店
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セブツーヨンドシーホールディングスの子会社で、ジュエリーブランド「4℃（ヨンドシー）」などを展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツは、３月１日付で次期社長に岡藤一朗専務取締役専務執行役員が就任すると１月９日、発表した。
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岡藤一朗は1987年にヨンドシーホールディングスに入社し、三鈴（2021年９月に破産申請）やアスティの社長などを経て、2023年から現職を務めていた。今回の人事で、瀧口昭弘社長は取締役会長に就任する。
「4℃」は、2018年２月期から５期連続の減収減益という状態が続いていた昨年にブライダル店舗の集約を打ち出し、2023年８月末までに42店舗から20店舗まで店舗数を減らした。そうした構造改革と女性客への訴求力の改善、ECの好調により、同じく１月９日に発表された2024年２月期の第３四半期決算では、エフ・ディ・シィ・プロダクツの売上高は116億8700万円（前年同期比6.3％減）、営業利益は6億100万円（前年同期比12.0%増）と減収増益となっている。
女性客からの敬遠や若年層からの支持不足に苦しめられてきたものの、積極的に改革を進めている「4℃」。新社長の就任後、更なる好転を見せるか注目だ。
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