「アンドワンダー」がインバウンド需要急増で好調維持 来期は期間限定店、新規出店に注力
24年秋冬には、保温性を確保しつつ、熱や汗をスムーズに放出する素材を使ったビュスティエなどを出す
24年秋冬には、保温性を確保しつつ、熱や汗をスムーズに放出する素材を使ったビュスティエなどを出す
「アンドワンダー」がインバウンド需要急増で好調維持 来期は期間限定店、新規出店に注力
24年秋冬には、保温性を確保しつつ、熱や汗をスムーズに放出する素材を使ったビュスティエなどを出す
TSIホールディングスグループのアウトドアブランド「アンドワンダー」(製造・販売はアンドワンダー)が、好調を維持している。入国制限が緩和された22年10月以降、インバウンド(訪日外国人)需要が急増。23年秋冬の売り上げも前年比20%増が続く。来期(25年2月期)は、直営店や期間限定店を複数出す。
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ブランド認知度の上昇と円安効果で、インバウンド需要が増えている。直営店でのインバウンド比率は高く、宮下公園店は70%、大阪グランフロント店は50%、ギンザシックス店(8月31日から24年1月末まで営業)では実に90%という。その結果、直営店の今期売り上げは既存店で50%増を見込む。
売れ筋の一つはソフトシェルアウター。「アウトドアの顔をしたファッションアイテム」(奈良誠事業部長)として人気を得ている。バッグもブランドを象徴するアイテムとして定着しており、「コーデュラナイロン」を使い、ファスナーを斜めに配した「シルデイパック」(税込み1万9800円)などが良い。
24年度は、期間限定店を含め、新規出店に力を入れる。春に都内の商業施設内に約165平方メートルの大型店を出すほか、年度内に東京以外の立地で路面店の開設も計画している。
2週間から1カ月半の期間で期間限定店も出す。札幌、二子玉川、京都、大阪で予定し、「新規客とのつながりを増やす」。
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