肌を露出するスタイルはセクシーではなくヘルシーに(ロック)
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus有力ショップの24年春夏は、継続トレンドを軸に、新しいトレンドを少しずつ加える傾向にあるようだ。繊研新聞社の「24年春夏トレンドチェック・発注」のアンケート調査では、23年春夏に登場した体を賛美するスタイル「ボディープライズ」が再び1位になった。市場をけん引し続けている定番服を軸にした「エキセントリックスタンダード」が2位に付けた。
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継続トレンドとはいえ、デザインは進化している。ボディープライズはセクシーさが薄れ、クールでヘルシーなイメージに。定番服はアイテムそのもののフォルムや素材が変化し、「普通だけれど新しい」のが今シーズンの特徴だ。
「クワイエットラグジュアリー」が台頭し、「素材やパターンなど、本質を大事にするブランドが多くなった印象」というのは、阪急阪神百貨店。そごう・西武は「素材やフォルム、カッティングの美しさなどで差を明確にできるスタンダードアイテムに絞ってバイイングした」という。
一方、特別な場面向けを強化する店もある。「エグゼクティブスタイル、TPOに特化したタイムレスなラインナップを強化する」(エストネーション)、「パーティーやレッドカーペットに対応できるようなドレスを様々なプライスレンジで揃えた」(リステア)などの声がある。
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