細川雄太とカリ・ソーンヒル（Cali Thornhill）が手掛けるブランド「セント マイケル（SAINT Mxxxxxx）」が、原宿のヴィンテージショップ「ベルベルジン（BerBerJin）」のディレクター藤原裕との新作コラボレーションアイテムを発売する。11月25日から全国のセント マイケル正規取扱店舗で取り扱う。

　今回のコラボでは、セント マイケルのヴィンテージ加工を高く評価する藤原のリクエストにより、同ブランドの加工技術を活かしたクルーネックスウェット（3万7400円）とフーディー（7万9200円）の2型を製作。スウェットは、1960年代のヴィンテージをベースにセント マイケルならではの感性でデザインやシルエットをアップデートし、特徴的なグラフィックが目を惹くデザインに仕上げた。フーディーは、今ヴィンテージ市場で注目が高まっている1940年代の「後付けパーカ」を参考に、前後の首元にガゼットを備えた「両V」や「セパレートポケット」などのディテールをあしらったほか、ドットで表現した珍しいプリントを施した。当時のプリント技術の甘さや剥がれ具合までもを忠実に再現するべく、約2年の製作期間を費やしたという。カラーはスウェットが鮮やかなオレンジ、フーディーがヴィンテージ感のあるフェードネイビーを採用し、S〜XLの4サイズを揃える。

　また、コラボアイテムの発売とあわせて、セント マイケルデザイナーの細川が今シーズンのアイテムの中で特に好んでいるというジップパーカ（5万1700円／全て税込）も展開。同ブランド初となる無地で製作しており、リアルなヴィンテージ感を生み出す加工技術が際立つ一着になっているという。

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