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繊研plus「夢とは目的地のことではなく、そこに至る道のりのこと」。バスケットボール選手、コービー・ブライアントの言葉だ。輝かしい功績の裏側で、並外れた練習量をこなしていた彼の言葉は、今も多くの人を励ましている。
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ユナイテッドアローズの仲希望さんも彼に感銘を受けた一人だ。入社して20年間、店頭でお客様のために最適な提案を続けてきた。
リアルとデジタル双方の接客を求められるようになり、時間を見つけて自社ECにスタイリングを投稿するようになった。「1日5件以上」というノルマも自身に課した。子育て中で時短勤務のため、朝早くから投稿している。毎日の継続が功を奏し、投稿数や閲覧数は全社員の中で常にトップだ。
「昔から〝プレスになりたい〟などの目標がなく、上司や会社に貢献したいという思いで毎日頑張ってきた」という仲さんは、デジタル接客を評価する人事制度で模範となる販売員に選ばれた。「夢をかなえている道のりを歩んでいる」という気持ちを忘れず、今日も仲さんは店頭に立つ。
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