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繊研plusコロナ禍が沈静化し、韓国ブランドの日本進出が活発だ。Kカルチャーが好きな日本人や韓国の若者に定番の「キルシー」「ディスイズネバーザット」は旗艦店を裏原宿に出した。
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ディスイズネバーザットは、代表が00年代前半に日本でファッションを学んだ場所の一つが裏原宿だった。ストリートファッションを売る彼らにとって、ここで成功できるかがグローバルビジネスの試金石という。
今、日本で存在感を増す韓国ブランドが、もともとは日本に影響を受けていた点が興味深い。ファッションだけではない。80年代後半以降、国際化や民主化が進んだ韓国で、米国や日本のヒップホップカルチャーやアイドルを研究し、90年代に確立されたK-POPが、日本のレディストレンドの源泉になっている。
裏原宿に常設店がある韓国ブランドの数は今のところ少ないが、表参道や渋谷かいわいの路面や商業施設などでイベントや店舗を開く例は目立つ。かつて、シブカジやマルキュー系が生まれた街で、Kファッションが新たなブームを作るかもしれない。
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