映画界で活躍する女性3人のトークセッション "ガラスの天井"は打ち破れるか
ケリング「ウーマン・イン・モーション」に登壇した是枝監督、水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代
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ケリング「ウーマン・イン・モーション」に登壇した是枝監督、水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代
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映画界で活躍する女性3人のトークセッション "ガラスの天井"は打ち破れるか
ケリング「ウーマン・イン・モーション」に登壇した是枝監督、水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代
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第36回 東京国際映画祭の公式プログラムとして、TIFFスペシャルトークセッション ケリング「ウーマン・イン・モーション(WOMEN IN MOTION)」がTOHO シネマズ 日比谷で開催された。同映画祭における「ウーマン・イン・モーション」トークの開催は今年で3回目。韓国から来日にしたペ・ドゥナと、俳優・監督の水川あさみ、プロデューサーの鷲尾賀代の3人が登壇し、映画業界における女性を取り巻く環境や課題について語り合った。
2015年に発足した「ウーマン・イン・モーション」は、文化・芸術の世界で活躍する女性に光を当てる「ケリング(KERING)」のプログラム。依然として男女間の不平等が顕著な芸術や文化の世界における女性の貢献を、より高く評価する場を提供している。
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今回のイベントでは、日本を代表する映画監督の1人である是枝裕和がオープニング・スピーチを行った。昨年、有志たちと「A4C(アクションフォーシネマ)」を立ち上げ、日本の映画業界における労働環境を改善する活動をスタートさせた是枝監督は、その一環で制作したという「制作現場のハラスメント防止ハンドブック」を会場で配布。映画業界でハラスメントや差別のない環境を広げていくことの重要性を訴えた。
トークセッションでは、是枝監督の「ベイビー・ブローカー」にも出演したペ・ドゥナ、昨年より監督業に進出した水川、そしてロサンゼルスで活躍し、バラエティ誌の「世界のエンターテインメント界でインパクトを与えた女性」の一人にも選ばれたプロデューサーの鷲尾という3人が登壇。各国で異なる映画業界の仕組みや女性が働く環境について意見を交換した。
ペ・ドゥナは「男性社会に作られたガラスの天井を打ち破らなくては。次世代がもっと平等に才能を発揮できる環境になってほしい」とコメント。また、映画業界を目指す若い女性たちへのアドバイスとして鷲尾は「数少ないチャンスを掴み取る準備を常日頃からしておくこと。誰かがどこかで見てくれているのでは?と信じて頑張ること」、水川は「純粋な気持ちで取り組み、何が起きても変わらない確固たる強さとポリシーを持つこと」と語り、有意義なトークを締め括った。
ウーマン・イン・モーション:公式サイト
ケリング「ウーマン・イン・モーション」に登壇した是枝監督、水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代
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是枝裕和監督、水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代
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ペ・ドゥナ
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ペ・ドゥナ
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水川あさみ
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鷲尾賀代
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是枝裕和監督
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トークイベントの様子
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トークイベントの様子
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