研修は東京・国際文化会館で行った
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusセレクトショップ5社は、入社3~5年目の販売員35人を対象に合同研修会を都内で行った。配属後すぐにコロナ禍に見舞われ、店頭接客の機会が少なかった販売員が互いの悩みを共有したり、仕事のやりがいについて意見交換し、モチベーションを高めることが狙いだ。先輩販売員が自身の経験や知識を話す機会も設けた。
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研修はビームスとユナイテッドアローズ、アバハウスインターナショナル、ノーリーズ、ビショップの5社が共同運営する「スペシャリティストアーズアソシエイション」(S・S・A)が主催している。91年から実施しており、毎回各社が選んだ販売員7人程度が参加する。
研修ではまず、各社から先輩販売員が接客のやりがいや仕事中に意識していることを話した。「後輩の成長が自分のやりがいにつながっている」「個人SNSを強化することで顧客が増え、やりがいになっている」「同期がバイヤーやMDになると商品に対しての思い入れが高まり、接客に力が入った」など、販売員ならではのだいご味について伝えた。
その後は異なる店で働く販売員が、グループディスカッションする場を設けた。店頭に活気が戻ってきた中で、自分たちが接客のスキルを高めるため、必要なそれぞれの課題やキャリアプランについて意見交換した。
S・S・Aは、年間を通して研修や交流会、ボランティア活動なども行っている。これらを通じて、若手社員のやりがいや接客スキル向上、会社の枠を超えたファッション業界の活性化を目指している。
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