〝エモさ〟を漂わすことを狙った
大阪文化服装学院は9月16日、大阪・梅田のHEPファイブ6階にブランドマネージメント学科ショップ開発コースの3年生12人によるオリジナルショップ「ISO」(アイエスオー)をオープンした。ニューとレトロを組み合わせた「ニュートロ」をテーマに、レトロを再解釈した店作りを打ち出した。店舗運営の全てに学生が携わり、12月17日まで営業する。
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企画にあたっては、Z世代に人気の韓国アイドル「ニュージーンズ」に着目し、80、90年代の韓国ファッション、ストリートカルチャーを現代風に解釈し、〝エモさ〟を漂わすことを狙った。若者には新感覚、20代後半~30代には懐かしさを感じてもらえるような感性を刺激するスタイルの提案を目指した。
品揃えは、男女をターゲットに、学生が自ら古着をリメイクしたオリジナル商品をはじめ、古着や新品の仕入れ商品もミックス。古着リメイクは、ゲームシャツにチュールをフリル状に縫い付けたものなどがある。ニット帽や迷彩柄もキーアイテムに位置付け、ビーニーやカーゴパンツを提案するほかトラックジャケットやビーズアクセサリー、デニムパンツなども推す。
店舗面積は83平方メートル。什器にブラウン管テレビや「ゲームボーイ」などを導入し、空間を演出した。オープン前からインスタグラムやティックトックで発信して集客。イチ押し商品を中心にECでも販売をしている。
期間中は週末にアクアビーズやデニムペイントなどの体験型イベントも計画する。差別化企画として同校の卒業生のブランドのイベントも予定している。
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