24年春夏に出す「エクストラライト」ソールを使ったトレッキングシューズ
輸入卸のブルームーンカンパニーは、自社企画のカジュアルシューズ「シャカ」24年春夏で、アウトドアスタイルのフットウェアとしてブランディングを強化する。主力のサンダルで培った機能ソールのノウハウを強みに、トレッキングシューズやスニーカーなど多彩なラインナップへと進化させた。南アフリカの民族調の色柄が特徴のシャカは、モダンなシティースタイルへと23年春夏に刷新、新たな出会いを提供するオールシーズン型のフットウェアとして再スタートした。ファッション性に加え、長時間歩いても疲れにくい履き心地を目指し、伊「エクストラライト」と共同開発した新型のソールで2モデルのスニーカーサンダルを商品化した。既存のEVAソールより25%軽く、クッション性とフィット感も向上した。価格は2000円ほど上がって1万6000円となったが、「店頭で履き心地の良さが体感できることから、新作の2モデルが最も消化率が高かった」という。春夏の実績も、売り上げベースでは前年比10%増となった。
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これらの実績に手応えを得て24年春夏は、エクストラライトソールのモデルを増やし、販促にも力を入れる。スニーカーサンダルでセンターファスナー仕様と一体成型の2モデル、トレッキングシューズを新たに加えた。また、グリップ力の高いEVAソールでも、異素材を組み合わせたファスナー仕様のスニーカーやミュールサンダルなど、よりアクティブなシーンに使いやすいスニーカーを充実する。
24年春夏に出す「エクストラライト」ソールのスニーカーサンダル
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