ハンカチの製造販売を手掛ける川辺が、元プロ野球選手 斎藤佑樹とのコラボレーションプロジェクトとして、齊藤がプロデュースしたハンカチを取り扱うオンラインストア「斎藤ハンカチ店」を立ち上げた。プロジェクト開始に際して開催された記者発表会では斎藤佑樹が登壇し、プロデュースにかける想いなどを語った。
斎藤佑樹は1988年、群馬県生まれ。西東京代表・早稲田実業のエースとして甲子園に出場した高校3年時、マウンド上でハンカチを使い汗を拭う姿から「ハンカチ王子」と呼ばれ一世を風靡した。その後は早稲田大学に進学し、2011年には北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団。2021年シーズンをもって現役を引退した。同世代には現楽天の田中将大や現巨人の坂本勇人、現ソフトバンクの柳田悠岐などスター選手が揃うが、齋藤の愛称にちなみ「ハンカチ世代」と呼ばれている。
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今回のコラボは、「ハンカチ王子」と呼ばれた斎藤がプロ野球選手として現役を引退し、自身が運営する会社「斎藤佑樹」を立ち上げたことを知った川辺が協業を持ちかけたことで実現。斎藤は「ただの広告塔としての役割ならお断りしようと考えていた」というが、川辺のプロジェクトに対する熱意や自身がハンカチをプロデュースするという企画内容を受けてタッグを決意した。
コラボアイテムでは、斎藤自身がマウンド上で感じた感情の動きを表現した漢字一文字をあしらったハンカチ全9種を展開。白地に薄く漢字を配した視認性が低いデザインで、川辺からは「もう少し文字の色を濃くできないか」という声があったが、「うっすらと文字を認識できる、極力白に近いアイテムを作りたい」という斎藤の考えを尊重し、現在のデザインに落ち着いたという。
Image by: 川辺
記者発表会に登場した齋藤は、プロジェクトスタートに際して「野球をやっている時は『ハンカチ王子』と呼ばれることに違和感を感じたこともあった。でも、この名前があったからこそ今の僕がある。野球を辞めた今、もう一度『ハンカチ』というアイテムと向き合うべきだと感じた」とコメント。「いずれ『斎藤ハンカチ店』のアイテムが多くの方に認知され、ギフトとしてやり取りされるようになったら嬉しい。今回の反響を見ながら次回作も検討したい」と語った。
コラボアイテムは9月8日の13時からオンラインストアで販売を開始しており、価格は全て税込3300円。
■川辺 × 斎藤佑樹「ハンカチ店」:公式サイト
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