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繊研plus今夏にサングラスデビューをした。これまで一度もかけてこなかったといえばうそになるが、サングラスが持つ特有の格好良さが気恥ずかしく、どこか苦手意識があったのだと思う。ただ、「今年サングラスに挑戦してみた」「久しぶりにかけたい」という気分になった人は、どうやら私だけではなかったようだ。
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今春夏の売れ行きを総括するトレンドチェックのアンケート調査や、毎月一定の店舗を訪れて売れ行きを聞く売り場観測取材で、サングラスが売れ筋に挙がった。言わずもがな、マスクの着用義務が解かれたことが一番の要因。災害級の暑さとまでいわれる今年の異常な気温によって、紫外線対策も後押ししただろう。
売れたタイプは店によりけり。クリアフレームで薄めのレンズカラーという店もあれば、黒に近い暗めのレンズカラーで大きめのフレームという店もある。昨今は、紫外線を浴びることでレンズカラーが色濃く変化する調光レンズのサングラスも人気だ。
コロナ沈静化の明るいムードで、アイウェアのみならず、今年は例年以上に振り切った色柄、デザインのものが好調とも聞く。私もそんな情勢に背中を押され、新たなアイテムを楽しめるようになったことをうれしく思う。
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