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セブツー全国百貨店の6月度売上高が日本百貨店協会から7月24日発表になった。対象になった百貨店は70社、181店だった。トータルでは前年同月比7%増の4412億円で16カ月連続の増加になった。
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特に注目されたのはインバウンド(訪日外国人)売り上げが前年4.2倍で、コロナ禍前の2019年6月との比較でも円安効果もあり99.2%の水準まで戻っている点だ。インバウンド売り上げが期待できる大都市では伸びが大きく、対前年比は、札幌+9.3%、東京+10.0%、横浜+0.6%、名古屋+9.2%、京都+13.2%、大阪+14.8%、神戸+16.9%、広島+1.2%、福岡+12.0%。10大都市では仙台のみが−0.7%だった。10大都市以外はトータルで前年比−1.9%、その内訳は東北−6.3%、関東−1.4%、中部−3.5%、近畿−2.0%、中国−3.2%、四国−1.5%、九州−0.4%だった。
好調なのはインバウンドや富裕層の恩恵がある大都市のみで、地方では相変わらず「構造的な百貨店不況」が継続しているようだ。
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