松屋銀座の外観(2020年に撮影)
Image by: FASHIONSNAP
松屋が、松屋銀座の年始の営業開始日を変更すると発表した。従来は元日のみ休業していたが、1月2日も休業日とし、初売りの開始を1月3日に後ろ倒しする。1月2日に休業するのは24年ぶり。また、2023年9月1日から通常の営業開始時間を従来の10時から11時に変更することも併せて決定した。
年始の営業日の変更および通常営業時間の短縮により、同社は顧客の来店日時を絞り込むとともに、従業員のシフトを集中させることで人手不足で取りこぼしていた来店者への対応を強化し、顧客満足度や生産性の向上につなげる狙い。従業員のワークライフバランスを整え、従業員満足度にも寄与したい考えだ。松屋浅草への適用については現段階で未定となっている。
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大手百貨店や商業施設の年始の営業スケジュールに関して、そごう・西武は元日営業を行っているが、三越伊勢丹や高島屋、小田急百貨店など多くは1月2日からとなっている。コロナ禍を経た購買行動の変化やスタッフの働き方改善などを踏まえて、2023年は丸井が全国21店舗で正月三が日を休業した。
また、通常の営業日および営業時間では、大丸松坂屋百貨店は一部店舗の営業時間を短縮したほか、高島屋はグループ商業施設に原則休業日を設置するなど、現場の働き方改革が加速している。
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