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繊研plus家具を含めて部屋全体のインテリアをコーディネートすると、かなりの出費になる。ある程度の収入がないと簡単に揃えられるものではない。そのため、インテリア業界ではこれまで、富裕層やファミリー向けを中心に需要が広がってきた。これに対して、一人暮らしの若い世代向けの提案は少なかったが、ここ数年は業界でも一人暮らしの部屋を想定した提案が増えてきた。まだ収入は多くないものの、若い層もインテリアへの関心を高めていることが背景にある。
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インテリアのECサイト「ロウヤ」を運営するベガコーポレーションが先日、東京・渋谷に期間限定店を出し、4日間で1600人が訪れ、入店待ちの行列ができたほどの盛況ぶりだった。店舗では、例えば8畳の部屋を、中央にシェルフを置いて半分に分け、一方にベッド、デスク、チェア、照明など。もう一方にソファ、テーブル、カーペットなどをコーディネートして合計15万円で揃えた提案を演出していた。
手の届く価格でコーディネートされたインテリアを間近にみると、購入動機が刺激されるのがよくわかる。若い層においてもインテリアへの意識がさらに高まっていくだろう。それに伴って、今後は衣食住への支出のバランスも徐々に変化していくと思われる。
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