効果的なマーケティング戦略の一つとなった「コラボレーション」。コラボを考えているなら、まずはコラボを提案するために有効な資料作りから始めましょう。でもどのように作ればよいかわからない、そんな悩みを抱えている担当者の方も多いかもしれません。そこで今回は、企業間コラボレーションを成功させるための資料作りのコツを伝授。コラボする目的や基本形を確認し、相手に伝わりやすい内容などを解説していきます。ぜひ資料を作る際の、参考にしてみてくださいね。
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コラボレーションの進め方
コラボしたい相手が見つかれば、まずは資料の準備からはじめましょう。コラボ資料には、目的やコラボすることによる相手へのメリットを提示することが大切です。またお互いがwin-winである企画であることを示すためにも、わかりやすい資料作りが不可欠です。
まずはコラボの「目的」を明確にしておこう
コラボレーションは本当に必要なのか?など、相手から必要性を疑問視されることも多くある企業間コラボ。それだけに資料を作成する上でまず明確にしたいのは、その「目的」。そもそもなぜコラボをする必要があるかを明確にしておくことが重要なのです。
提案書の基本形を押さえておく
基本的には、
①シンプルかつダイレクトに伝わる言葉選び
②写真やイラストなどの活用したビジュアル
③ブランドカラーや商品を表すカラーを採用
④見た目で伝わりやすいグラフの活用
これらが組み込まれていると、提案書の基本的な構成はちゃんと網羅できます。
コラボ資料を構成する上で必須となる5つの項目
ではここからは、相手に伝わりやすいコラボ資料を構成する上で、必須となる5つの項目をご紹介。このポイントを押さえることが重要です。また併せて書き方のポイントについても説明して参ります。
1、コラボレーションを希望する理由
まずはコラボレーションにあたり、コラボレーションを希望する理由から記載していきましょう。なぜA社とコラボレーションを提案するのか?最も重要である魅力を感じた理由を明記することです。
何度も言いますが、共通点や親和性がないコラボはシナジー効果が低く、思った以上の効果も得られず終わることも。
資料にてコラボを希望することを明確に伝え、相手を納得させられるかどうかにかかっているのです。
2、会社概要
ここでは、企業情報を詳しく記載していきます。店舗数や売上情報や比率、中心の購買客層、商品の価格帯、そしてHPのURLやQRコードなども記載しておくと良いでしょう。
コラボレーションのメリットは新規顧客獲得であり、顧客情報を記載することはとても重要な指標となります。
そのため店舗数及び売上規模、顧客情報などはグラフを使用しページを分けて細かく記載することがポイントです。グラフで補足することにより、読み手の理解をよりわかりやすくします。
3、コラボレーションの展開イメージ
そして展開するコラボレーションを明記していきます。相手側のコラボしたいアイテムを選び、コラボイメージ画像を作成。デザイン案は3つほど作成できればベストです。
4、コラボレーションの狙いについて
相手にわかりやすいコラボレーションによる狙いを記載していきます。
例えばお互いに相乗効果を持ってどう影響を与えあうことができるかや、ブランド認知度の拡大、及び新規客の獲得を図ること、新たなメディアとの関係構築などがあります。
ここでは具体案を明記していきましょう。
5、タイムラインの設定
スケジュール案を記載し、仮のタイムラインを設定しておきましょう。例えば、イベント時の発売やクリスマス、年末年始、バレンタインデーなどに発売日を想定し、リリース時期や予約開始時期なども仮スケジュールで具体的に表記することです。
また、あくまでも仮定なので生産状況なども含め発売時期ご相談させていただきたいなどの文言も言れておくと親切かもしれません。
企業間コラボでも重要となる資料作り
相乗効果の高いコラボを実現する最初の一歩は、有効な資料を作ることから。
コラボする目的を明確にし、コラボ資料を構成する上で必須となる5つの項目をチェックしたなら、ぜひコラボ資料作成にチャレンジしてみてください。”読まれる”ように作成することが重要です。
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